2G-06
GISを用いた当日投票者数の数理モデルの提案
○小林伸行(山陽学園大),澤 俊晴(広島修道大)
本研究では、中山間地域の人口減少や期日前投票の増加により低下している当日投票率に対応するため、GISを活用して投票所までの距離を計算する。投票所までの距離毎の有権者数と当日投票数の関係を解析し、予測モデルを提案する。広島県三次市を対象とし、2020年国勢調査や道路管理台帳データを基に令和4年度に行われてた第26回参議院議員選挙のデータを用いて、負の二項分布を仮定した一般化線形モデルでモデル構築を行った。交互作用項ありのモデルが投票率にかなり適合した結果であることを示した。