情報処理学会 第87回全国大会

2G-02
生成AIを活用した自治体広報誌の制作における効率化の可能性と課題の検証
○佐々木喜一郎(岐阜協立大),安立成洋(量子情報)
自治体広報誌の制作現場では、限られたリソースの中で効率的かつ高品質な制作が求められている。一方で、現在の制作プロセスは多くの手作業を伴い、特に文章配置やレイアウト調整に多大な時間と労力が割かれている。そこで本研究は、生成AIを活用し、文章や画像の自動配置による広報誌制作プロセスの効率化を検証することを目的としている。本稿では、生成AIが自治体広報誌制作においてどこまで業務を代替できるかを実験的に分析し、その結果として得られた効率化の成果および明らかになった課題を共有する。さらに、広報誌制作の効率化に向けた今後の方向性について報告する。