1ZP-05
コーディネート画像の領域間情報を記述したアパレルデータセットの開発
○山城めい(広島経済大),黒澤義明(広島市大),石野亜耶(広島経済大)
レイヤードスタイルは、日々の着こなしに不可欠であり、差し色を入れたり、インナーを変化させたりすることでコーディネートにアクセントを与えることができる。
「ジャケットのインナーとしてニットをレイヤードしている」などのスタイルを、マルチモーダルAIに理解させるために、対象となる領域の決定と、アイテム間の関係記述という2つの課題がある。
そこで、シンプルなヒューリスティックにより領域を決定し、その結果決定の成否を分析することで、レイヤードされたアイテム間の関係記述を行う方法を提案する。
この関係を使用することにより、画像生成や画像理解などにおいてマルチモーダルなデータとしての利用について検討する。