情報処理学会 第87回全国大会

1ZN-08
野球における最適打順のシミュレーション解析-上位打順の影響-
○中矢朝陽(兵庫県大)
野球は各9人のチームが攻撃側、守備側に分かれ、得点を競う競技の一つで、攻撃側には打者の打つ順番である打順があり、この打順の違いによって得点確率が異なると考えられている。本研究ではモデルとシミュレーションを用いて、打順が得点へ与える影響を明らかにする。モデルはD’Esopo and Lefkowitzモデルを発展させたモデルを構築した。具体的には 24 種類のアウトカウントと走塁状況を打撃結果 6 種類により変化させ、その際、余剰進塁の要素を打者の走力を考慮して変化させ、打者を交代させるとした。このモデルを用いコンピュータシミュレーションで解析を行う。