1ZM-02
移動時の無線LANのスループットに関する検討
○佐藤悠冬,白石光汰,福士雅弘,松田勝敬(東北工大)
我々は無線LAN利用環境可視化システムの開発を進めている。
無線LANの利用環境を示す指標としてRSSIが広く用いられている。しかしRSSIは物理層の指標であり、Web閲覧等に用いるhttp等の上位レイヤのプロトコルに対しての指標ではない。我々は上位レイヤに対応した指標として、スループットを用いることを提案している。スループットの測定にはファイルダウンロードの時間が必要な為数百ミリ秒から数秒かかる。そのため、スマートフォン等の携帯端末では移動時のスループット測定を考慮する必要がある。そこで静止時と移動時のスループットやRSSIの測定結果について検討した。