情報処理学会 第87回全国大会

1ZL-03
UAVを活用した被災地支援の実現
○坂本陸人,田中王袈,高畠 郁,宮田将希,三浦勇介,鈴木海友,多賀祥平,松澤智史(東理大)
日本では地震をはじめとする災害が頻発しており,その度に甚大な被害を及ぼしている.2010年以降だけでも2011年に東北地方太平洋沖地震,2016年に熊本地震,2018年に北海道胆振東部地震,2024年に能登半島地震が発生し,多くの死傷者やインフラ,家屋に対する被害をもたらした.大規模災害発生時には通信基地局への被害など通信インフラの障害が懸念される.また,それら被害の復旧には周辺インフラ及び建物の被害状況の把握が必要である.そこで,UAVを活用することで被災地での通信支援や避難支援を行うとともに搭載するセンサー類で収集した情報から正確で早急な状況把握を目指す.