情報処理学会 第87回全国大会

1ZL-02
3D map を活用した洪水災害避難訓練 AR アプリの UI 研究
○上山アミ,森田純恵(秋田県大),小野寺久憲(空撮ジオテック),土門快杜(秋田県大)
近年、秋田県では豪雨による水害が多発している。これは、気候変動による影響とも考えられる。2018年には、治水分野における気候変動適応策として先進的に進められている日本とオランダとの協力体制も構築された。一方で国土交通省が行うプロジェクト「PLATEAU」によって、3D都市モデルを用いた避難訓練ARアプリケーションが開発されている。本研究では、秋田県由利本荘市を対象として、地域デジタル化に向けた避難訓練ARアプリケーションを開発し、ARの特徴に相応しいUIデザインを考案する。3D mapは、地元企業により独自にドローン撮影した緻密な3Dモデルを活用し、その UI デザインによるリアルな体験価値の創造と地域住民の教育・訓練を研究目的とする。