情報処理学会 第87回全国大会

1ZG-08
アバタを活用してZoom Fatigueを軽減するオンライン会議システムの開発
○高橋拓未,後藤祐一(埼玉大)
COVID-19の流行により、Web会議サービス「Zoom」の導入が急増した。これに伴い、Zoomの利用によって生じる特有の疲労感「Zoom Fatigue」(以下、Zoom疲労)が新たな課題として注目されるようになった。この問題に対応し、快適なオンラインコミュニケーション環境を実現するため、Zoom疲労の軽減が必要不可欠である。先行研究において、アバタの活用がZoom疲労を軽減する有効なアプローチの一つとして示唆された。本研究では、この知見に基づき、アバタを用いてZoom疲労を軽減するオンライン会議システムの設計・実装を行う。さらに、構築したシステムの検証を通じて、その有用性を確認する。