情報処理学会 第87回全国大会

1ZG-06
褒める対象の違いが受け手に及ぼす心理的影響 -人/アバタ/所有物に着目して-
○松島昂輔,笠原千聖,阪田真己子(同志社大)
本研究では、褒める対象の違いが受け手の心理面に及ぼす影響を明らかにすることを目的に、実際に人/アバタ/所有物を褒め、その前後で実験参加者の気分・反応変化を測定する実験を行った。その結果、ネガティブな気分を低減させる面においては、対象に関わらず褒めは効果的に働くが、ポジティブな気分を向上させるという面においては、「アバタ」「所有物」への褒めの効果は認められたものの、「人」に対しての褒めの効果は認められなかった。