情報処理学会 第87回全国大会

1ZG-03
アバターの見た目のリアルさがパーソナルスペースに与える影響-現実環境とVR環境での比較-
○松浦 響,濱本和彦(東海大)
本研究ではHMDを活用したVR会義ソフトウェアでの活動が増加する将来を見据え、VR環境の対人コミュニケーションにおける認知の変化を分析することでVR環境におけるコミュニケーションの特徴を発見することを目的とする。それによりVR環境でのコミュニケーションを現実環境でのコミュニケーションに近づけることで快適なVR活動を可能にすることを目指す。過去の研究の傾向によってアバターの見た目が要因であることが示唆されたことから、VR環境内でのアニメ調なアバター、フォトリアルなアバターと現実環境の生身の人間をコミュニケーション想定相手とする3条件でパーソナルスペースを計測することを検討した。