情報処理学会 第87回全国大会

1ZG-01
メタ視点を取り入れた化粧シミュレータと自己意識への影響に関する研究
○関根千裕,濱本和彦(東海大)
本研究では、化粧によって生まれるマイナス感情や第三者にマイナス感情を与える場合の原因を自己認知の不足と仮定する。そこから3Dモデルの自分自身を周囲360度全方向(第三者視点)から観察しながら 化粧を施すことができる「メタ思考的バーチャルメイクシステム」を開発し、バーチャルメイク後の自己認識の変化について検証することを目的とする。1つの現実世界の普段の化粧姿をスキャンしたアバターと、4つのVR内で施した化粧アバターの5つのアバターを順番に評価を行う。化粧による自己肯定感の向上につながる研究であり社会的な意義も大きいと期待される。