1ZF-02
ARマーカーデザインに向けた英数字の認識分析
○小野峻輔,武田翔生,田邊基起,天満誠也(福山大),藤井誠貴(アクティス),奥村宏平(アンカーデザイン),宮崎光二,中道 上(福山大)
災害時の避難誘導では異なる状況に対応する動的な避難誘導が必要である.そこで,ARマーカーによって動的な避難誘導の実現が期待される.本研究ではARマーカーに英数字を利用することを想定し,英数字の認識率を明らかにし,ARマーカーに適した英数字を明らかにすることである.本研究では数字と英字の大文字・小文字のARマーカーを床に設置して4方向から順に読み取りを行い,認識率を明らかにした.実験の結果,数字では「3」のみが認識率100%であり,英字の大文字では10文字,小文字では10文字が認識率100%となった.これらの英数字を組み合わせることにより認識率の高いARマーカーの実現が期待される.