1ZE-03
クラウドを用いた機械学習ベースNIDS向け小型センサの性能評価
○齋藤大夢,中村純哉(豊橋技科大)
クラウドを用いた機械学習ベースネットワーク侵入検知システム(NIDS)は、計算負荷の高い機械学習による分類処理をクラウドにオフロードすることで、幅広い環境で高性能なNIDSを利用可能にする。この方式では、監視対象の環境に設置された小型センサがトラフィックからセッション情報を抽出し、クラウド上のシステムに送信する。その後システムは特徴量を抽出し、機械学習を用いた推論で攻撃通信を検知する。従来のNIDSと比較し、未知の攻撃や異常通信を検知できる点に特徴がある。本研究では、3種類の性能の異なる小型PCを用いた評価実験により、小型センサに求められる処理性能を明らかにする。