情報処理学会 第87回全国大会

1ZB-03
ながら調理時における集中力分散防止のための骨格認識を用いた動画制御
○橋場元紀,杉村 博(神奈川工科大)
タブレットやスマートフォンなどの手軽な情報端末が普及しており、その影響で調理中に動画視聴や読書をするながら調理をする人が増加している。しかし、食材の切り分け中にながら作業をすると集中力が分散してしまい、けがの恐れや切り分けした食材の過剰除去率が増加してしまう。そこで、ながら調理時の集中力分散を防止する為の骨格認識を用いた動画制御を提案する。カメラに手をかざしている間に動画を再生し、調理に集中する為に手をまな板に戻すと動画が停止する。これにより、情報端末使用時は平均6.01%、骨格認証使用時は平均4.95%と除去率を低減することができた。