1X-03
表形式データに基づく骨格ベースの人物行動認識
○大藪彰悟,山田啓一(名城大)
近年,人物行動認識の技術は様々な分野で活用されている.ビデオ画像からの人物行動認識の代表的アプローチに,骨格ベースの方法がある.骨格ベースの人物行動認識には,CNN や GCN などの深層学習が一般的に用いられている.深層学習は,画像や音声などの均質なデータに適した手法と言われている.これに対し筆者らは,骨格ベースの人物行動認識は表形式データ(不均質なデータ)として扱うのがより適しているのではないかと考えた.体特徴点座標は時間方向は均質だが,体特徴点方向は不均質であるためである.今回その予備的な実験検討を行ったので,その結果を報告する.