1U-01
処置効果推定のための層化抽出の特徴量選択
○桃津 晴,上原祐輝(筑波大),西村直樹(リクルート),大橋耕也,Deddy Jobson,Yilin Li,Phuong Dinh(メルカリ),鮏川矩義(法大),高野祐一(筑波大)
無作為化比較試験では、無作為抽出に基づく処置群と対照群の差を求めることで処置効果を推定する。この推定精度を向上させるための方法として層化抽出があり、母集団を同質な層(グループ)に分割する層化と、各層から適切なサイズの標本を無作為抽出する標本配分の二つの過程で構成される。本研究では、層化抽出による推定量の分散削減を目的として、層化に用いる特徴量を選択する手法を提案する。数値実験を通じて従来手法と推定精度を比較し、提案する特徴量選択手法の有効性を示した。