1S-04
被災地支援における3D Gaussian Splattingの応用 -実世界計測や災害調査への応用-
○田中王袈,島津久佳,鈴木海友,大宮喜文,松澤智史(東理大)
3D Gaussian Splattingは入力画像に対して,機械学習を用いて従来のポイントクラウドに3次元ガウシアン情報を付与することで,精密なモデリング画像をリアルタイムレンダリングする.建築学や災害調査において測量は必要不可欠であるが,この技術は3Dモデル生成ではなく,任意視点画像の生成であるため,活用される例は少ない.本研究では3次元ガウシアンのレンダリングをUnityで行い,カメラからレイを飛ばす手法で任意視点画像上での物体の測量に成功した.撮影にはUAVを用い,その高度や撮影画像の消失点を用いて物体のスケールを射影幾何学的に求めることで,人の立ち入れない災害地での測量も可能となる.