情報処理学会 第87回全国大会

1P-04
傷の3次元モデル自動生成に関する研究
○尾崎友哉,松本桂太郎,白石斗士雄,朱  睿,尾崎友哉(長崎大)
本研究は,将来の自動縫合ロボットの実現に向け,傷の3次元モデルを自動生成するシステムの開発を目的とする.傷の3次元モデルを生成するためには,画像から傷の輪郭を正確に抽出する必要がある.しかし,従来の輪郭抽出手法は,多数のパラメータ調節が必要であり,手作業による調整には手間がかかるという課題があった.そこで本研究では,パラメータ数の削減とパラメータを自動調節する手法を開発した.これにより,任意の傷画像に対し,最適な傷の輪郭を自動で抽出できる効果がある.