情報処理学会 第87回全国大会

1E-04
電流の周波数成分を用いた太陽電池発電システムの異常診断
○伊藤憲彦(電中研),菅野純弥,石坂航平(東京電力ホールディングス)
太陽電池発電システムに流れる電流を分析すると、模擬故障の前後で電流の周波数成分が異なることを明らかになった。システムの構成によりピークの周波数は異なるが、多くの場合、商用周波数の2次高調波となる100Hzなどに故障時に変化がみられることが分かった。本稿では、太陽電池に流れる電流の周波数分析を行い、故障分析の可能性について報告する。