情報処理学会 第87回全国大会

1E-01
Raft 技術によるメッセージブローカの冗長化に関する検討
○乃村能成(岡山大),坂本 陽,小林 篤(ムラタシステム),藤本剛瑠,三宅貴義,谷口秀夫(岡山大)
分散システムの高い可用性を維持しつつ一貫性を担保するためにコンセンサスアルゴリズムである Raft を利用することがある.本稿では,メッセージブローカのキューを対象として Raft アルゴリズムによる冗長化を試みた結果について報告する.メッセージブローカがセンダからレシーバに対してメッセージを中継する際に途中状態として管理するキューを Raft にて冗長化した場合の性能低下の度合について調査した.