1D-02
多視点画像の意味論的領域分割に基づく3次元モデル部位の特定と加工
○山田文香,盛岡寛史,吉野数馬,三須俊枝(NHK)
本手法では、ボリュメトリックキャプチャにより得られた点群に対して、被写体の3D部位情報の特定を次の手順で行う。1) ボリュメトリックキャプチャに使用した2D多視点画像に対して、意味論的領域分割AIを用いて指定部位の2D領域を抽出、2) 2D部位領域の情報を点群に投影し、点群の3D部位情報をテクスチャとして取得。これにより、任意の意味論的領域分割AIと組み合わせることで、ボリュメトリック点群に対してテキストを用いた3D部位情報の特定が可能になる。この手法を用いた3D部位情報の特定結果、そして3D部位情報に基づく点群の部位別での色加工の結果について報告する。