中高生情報学研究コンテストポスターへのコメント

審査員および参加者からのコメントを掲載しています。
#01
team HLY:KinectとHMDを用いたVR避難訓練体験システム
  • 前に進むという動作がKinnectでどのように実現されるのかが興味深いです。 現状のVRの大きな課題と感じますので、今後の研究を期待します。(情報処理教育委員会の委員)
#02
北斗情報班2:Pythonを用いた画像処理による文字認識採点支援システムの開発
  • 汎用性の高いシステムだと思います。完成・公開を期待します。(情報処理教育委員会の委員)
#03
小野晶子:精神科相談サイトのテキストマイニング
  • 憶測ではなく根拠をしっかりすること、メンタルヘルス支援としてICTを使うのが妥当かどうかの議論が行われているので参考にすると良いでしょう。
    安 ていてい(筑波大学), 菅沼 慎一郎, 下山 晴彦,日本語学校に在籍する中国人留学生がiCBT(MoodGYM)を利用する際の意思決定プロセス,心理臨床学研究(0289-1921)36巻3号 Page299-310(2018.08)(初等中等教育委員会の委員)
  • テキストマイニングツールを使いこなされているようです。なかなか難しいとは思いますが、他の種類のデータも集めて分析を試みてください。(情報処理教育委員会の委員)
  • Twitterのテキストをマイニングするというのは、高校生にもできる面白いアイデアだと思います。ただ、一般の方が見ることのできるオープンな精神科相談サイトに対して、深刻な悩みを抱えた方が相談を投稿する、というのはなかなか考えにくいことなので、別のアプリケーションを企画した方が実用性や有用性は高まるでしょう。(情報処理教育委員会の委員)
  • 心の悩みという大きな課題に取り組んだことが評価されます。(情報処理教育委員会の委員)
  • とても面白い研究だと思います。 さらに研究を進めて、様々な病気の患者さんの相談傾向が明らかになれば、より適切な医療相談の実現につながるかもしれませんので、今後のさらなる研究の進展に期待します。 考察2についてですが、男女の会話に求めているものの違いが影響しているのかもしれません。一般的に男性は問題解決を、女性は共感を求めていると言われますので、その辺を調べてみると良いかもしれません。(学会誌編集委員会の委員)
#04
福島高校SS部情報班:アダプティブラーニングを用いた高等学校の情報科におけるプログラミングの授業法の研究
  • レイアウトとデザインがとても見やすいです。取り組んだ研究も伝わることで、意味が生まれると思います。僕の専門外なのですが、読んでみようという気になり、最後まで読み通すことができました。伝える力の強さを感じました。(参加チーム(発表者、引率者))
  • 良かったことばかりなので問題点がなかったかどうかの考察が必要と思います。例えば、アンケート結果が悪かった、難しかったという項目についてその割に自己評価は理解できたと思っていること、難しかったが楽しく学べて本当に理解できているのかなどの客観的考察があるといいです。(初等中等教育委員会の委員)
  • 大変気合いの入った内容で、多数の生徒が実際に学習活動していることも含めすばらしいと思います。可能ならコーディングも少しずつ含めるようにして、評価の中に実際にどれくらい書けるということが入ってくるとより迫力が出ると思いました。(初等中等教育委員会の委員)
  • 高等学校の情報科の現状に適した重要で意欲的な試みです。“学習進度”と“学習内容”の2面からアダプティブラーニングを導入とありますが、具体的にどのような形でアダプティブにしているでしょうか。学習者によって学習内容は変わるのでしょうか。(情報処理教育委員会の委員)
  • 多くのIT専門家が取り組んでいるホットトピックの研究テーマに取り組んだチャレンジ精神を評価したいと思います。また、280名もの生徒を対象にして検証に取り組んだ点も評価したいと思います。6種類の言語を学習していることから、学習内容のアダプティブ化が実現できたとの結論を導いていますが、生徒の多くがScratchまたはCを使用したとのことなので、根拠としては不十分です。また、先生不要という方向性は、教育効果を高める上では望ましくありません。むしろ、先生のプログラミング能力を高める方向で研究を進めた方が良いでしょう。(情報処理教育委員会の委員)
  • 教材の開発をみなさんがされている点もすばらしいです。(情報処理教育委員会の委員)
  • 論理展開が整理されており、順を追って読み易いポスターであると感じました。ただ、アダプティブラーニングとして、生徒の理解度の測定や、理解度に応じた教材の提示の具体的方法が良く理解できませんでした。(学会誌編集委員会の委員)
#05
ポケセンフクシマ:アプリによる公開文化祭の利便化2
  • 3年計画の取り組みには感心します。良いところばかりに目がいきがちですが、問題点を毎年洗い出している点は素晴らしい。関連研究を調べて比較するなどするともっと良いと思います。(初等中等教育委員会の委員)
  • 是非、継続的に改良して行ってください。情報収集については、文化祭の実行委員会などとも協力して、組織的に行う仕組みを作るのがよいと思います。(情報処理教育委員会の委員)
  • 地域活性化・イベント支援で有用と思います。汎用化は可能ですか?(情報処理教育委員会の委員)
#06
水戸工業高等学校A:熱中症被害を意識した洗濯物乾燥予測システムの研究
  • 乾燥予測時間算出方法は、良く工夫されていると思います。実際の乾燥時間を調べて、どの程度一致するかを評価することで良い研究になるでしょう。熱中症予測通知の方も興味深い取り組みです。熱中症防止の話題は、具体的な内容が明確でないので、今後の改善を期待します。あと、洗濯物乾燥時間予測の話題と、熱中症予測通知・熱中症防止の話題は、別にした方が発表全体としてのストーリー性が良くなります。(情報処理教育委員会の委員)
  • 熱中症と洗濯物をつなげる発想がユニークです。(情報処理教育委員会の委員)
  • 洗濯物に関する研究は、日々の生活に役立つ、有用な研究だと思います。今回は、厚めのTシャツ限定でしょうか? 様々な洗濯物の種類が選べたり、乾燥重量を簡単に設定できたりすると、より実用的なものになると思います。熱中症に関する研究は、高齢者が安全に活動する際に役立つ、良い研究だと思います。腕に装着することを考えると、ちょっと恥ずかしいかなという気がしますので、見た目にもこだわるとより良いものになると思います。(学会誌編集委員会の委員)
  • 日常生活における身近な問題を対象として、科学的な理論に基づき、センサーなどの各種デバイスを組み合わせたシステムを完成させている点に好感が持てます。実証検証の結果が楽しみです。(学会誌編集委員会の委員)
  • 自分自身、趣味でAVR、ARMコア、TIのチップ、ESP32,64すべてをArduino IDEでプログラミングしたことがあり、かつ、BME280も使ったことがあるので、非常に興味深く読ませていただきました。
      良いところ:
    • 実際の応用を見越してデバイスまで試作していること。
    • 良くないところ:
    • 特に熱中症予測通知は、スマホとの連携で通知を出すと思われるので、スマホとの連携にWiFiを使ってしまうと、スマホがWiFiに接続できなくなるので、Bluetoothを使う方が良い。(Arduino+ESP32のSDKではBluetoothのライブラリが貧弱で作るのにすごく時間がかかるのは知っている前提です。自分がマイコンでbluetoothを使った際は、nordic+mbedでやりました。)
    • ポスターの書き方の問題点:
    • 全体として学会発表用のポスターではない(書き方や想定読者に問題があり)。このようなポスターはITのある程度のレベルの専門家か、その道を目指す学生が読むことを意識した方が良い。
    • タイトルでは、「洗濯物乾燥予測システム」となっているが、中身を見ると「マイコン(esp32)と温湿度センサを用いたWifiベースIoTデバイスとその利用例」となっていて、1章を見ても、中身の構成が理解できないのが問題。
    • 図1, 2, 3, 6, 9は不要(もっと少ない紙面量で済む表現方法がある)
    • 図9が2回出てくる(たぶん片方は図7)
    • 図5以外は回路が推定できる情報がない。図5,8,9のデバイスそのものの写真より、回路をイメージできる図面の方が重要。ただし、図5のように具体的なfritzingの回路図よりもイメージ図の方が良い
    • 3つのアプリケーション例全てで、システム構成図がないので、作ったシステムがどのような構成でどう動くか、読者が推測できない。
  • (論文誌ジャーナル編集委員会の委員)
#07
水戸工業高等学校B:汎用的な特徴を持つ画像認識システムの研究
  • 実質的な内容は、画像認識技術を活用した防犯アプリケーションの開発なので、アプリケーション開発の方に主張点をフォーカスした方が良いでしょう。作成されたアプリケーションは、本格的な防犯という観点からは改善すべき点もありますが、全体的に良くできていると思います。特に、部屋に変化があった時に侵入を検知する方法は、なかなか良い工夫だと思います。 一方、汎用性、再利用性、部品化といったソフトウェア工学の専門知識を持ち出していますが、これらを主張するには、ソフトウェア品質に関する専門的な勉強をもっとする必要があります。現状のままでは、説得力が足りません。(情報処理教育委員会の委員)
  • どの程度の学習が必要なのか、認識率はどの程度かが興味あります。定点監視に限定すれば有用と感じました。(情報処理教育委員会の委員)
    • arduino uno(avr)、Wroom32(esp32)、pc間の役割分断、各ソフトウェアがマイコンとpcのどちらで動作しているか、理解できず、各ソフトウェアの関係(どのようなAPIで呼び出しあっているか)が不明なため、部品化がちゃんとできているか否かも読み取れない
    • タイトルが不適切。中身を見ると、マイコン+pcで役割分担をきれいに分けることで、異なる用途にも修正が簡単にできるマイコンベース画像処理IoTデバイスとそれを用いるシステムプラットフォームに見える
    • 図7の四角で囲んだ部分はpc+windows8.1と書いているのに、その箱の中の「smail v4.21」の部分はESP32(もしくはesp64)の写真が貼ってあり、意味しているところが不明
    (論文誌ジャーナル編集委員会の委員)
#09
I want to cook 麻婆豆腐:minimax法によるリバーシの最善手の探索
  • 一般の人に一つ勝つプログラムができてよかったです。最適な重みを見つける問題は、実は、大変難しい問題です。順番に重みの最適値を求めていますが、全体として最適にはなっていないように思います。最適化の手法は色々ありますので、調べてみるとよいでしょう。(情報処理教育委員会の委員)
  • ゲームアルゴリズムという古くて新しい課題にチャレンジされました。他の手法についてもぜひ作成・比較してみてください。(情報処理教育委員会の委員)
#10
並木10回生:あなたとしゃべりたい 〜画像解析によるコミュニケーションツール〜
  • 寝たきり状態の人でも容易にできる動作を調べ、まばたきに着目したのは、とても良い工夫だと思います。どのようなまばたきをしたら、どのようなメッセージになるのか、それを工夫することで、コミュニケーションがスムーズにできるようになるでしょう。頻繁に出すメッセージほど、短い動作でできるようにするのが、効率的なコミュニケーションを実現するために重要だと思います。(情報処理教育委員会の委員)
  • ICT活用のすばらしい取り組みです。個人向けにカスタマイズしている点がすばらしい。(情報処理教育委員会の委員)
  • とても重要な良い研究であると感じました。ぜひ改良を進めて、柴沼さんのご祖母様だけではなく、多くの方に活用して頂けるようなアプリに仕上げてください。まばたきだけでは送信できるメッセージの種類を増やすことは難しいと思いますので、例えば口の動きとまばたきを組み合わせる、(動作ができるのであれば)ウインクを活用する、あるいは、視線を活用する等の方法を検討すると、良いかもしれません。(学会誌編集委員会の委員)
#11
翔んで城玉:高校生が考える勉強アプリの理想形
  • 着眼点は面白いです。アプリはまだ開発途中なのでしょうか。実際に開発したアプリがコンセプトを忠実に実現しているかどうかの考察を行っていただきたいと思う(初等中等教育委員会の委員)
  • 生徒の視点から勉強アプリを考えるのは重要と思います。是非、学習コンテンツについても生徒の視点で考えてみてください。(情報処理教育委員会の委員)
  • 高校生の内省がとても素直で好感を持ちました。(情報処理教育委員会の委員)
#12
かわぱそ:カスタマイズ可能なゲームのスコアランキング表の開発
  • 自分たちの持つ問題に対して解決方法を考案し、実際に使えるAPIをしらべて実現し実用になっているというのが大変よいと思いました。読み取りの回数が多いというのは理由がよくわかりませんでしたが。(初等中等教育委員会の委員)
  • クラウドとnoSQLを活用して、継続的恒常的に使えるゲームスコアのランキングシステムを実装しています。課題を是非解決してください。(情報処理教育委員会の委員)
  • ゲームのスコア情報を収集して表示するアプリ開発は、技術的にもかなり高度で面白いと思います。ゲームに限らず、オンプレミスのアプリケーションのデータをクラウド上で収集して表示するアプリケーションとして考えると、応用範囲をさらに広げることもできそうです。(情報処理教育委員会の委員)
  • このようなサービスにどんなニーズがあるのか説明がほしかったです。(情報処理教育委員会の委員)
#13
佐原高校数学同好会:席替え専用ソフト「席替えくん」
  • リアルに役立ちそうで楽しそうなソフトを実際に作っているところがよいと思いました。ユーザ(クラスメート)に評価してもらう形で「質のよい席替えとは」を追求したらよりよくなるのではないでしょうか。(初等中等教育委員会の委員)
  • 楽しそうなソフトウェアです。席替え関数の説明はありますが、各種の条件をどのように解決しているかについて、もう少し説明があるとよかったです。(情報処理教育委員会の委員)
  • 生徒の要望を聞いて様々な設定ができる有用なアプリケーションだと思います。タブレット端末への対応もいいですが、様々な要望(例えば,生徒の要望と先生の希望)をうまく調整してくれるような機能について考えると、面白いと思います。(情報処理教育委員会の委員)
  • 教師の皆さんもあったらいいなと思うものだと感じました。(情報処理教育委員会の委員)
  • 面白いソフトですね。やはり最前列になると悲しいのでしょうか。席の配置を7×6、5×8以外にも自由に設定できるようにすると、様々な学校・場面で活用できるようになると思います。ぜひ改良してみてください。(学会誌編集委員会の委員)
#14
VirtualPresents:Webサイトと連携させた新たなVR空間内表現の実現
  • 既にユーザテストが終わっていて、実用化されていることが強力だと思いました。プロダクトとしての質の高さを感じました。(参加チーム(発表者、引率者))
  • 実際に提供利用している点が評価されます。(情報処理教育委員会の委員)
#15
けいだろう:パズルゲーム「abecobe」のUX向上のために使われた技術
  • 問題を自動生成した上でゴール可能であることを確認しているところ、ABテストで好まれるデザインを選んでいるところがすばらしいです。生成されたゲームのよしあしも単に深さ意外の要因もあるのではと想像されますが、そこがユーザ評価できるといいですね。(初等中等教育委員会の委員)
  • 3年間にわたって一つのゲームを開発して来たことには感服します。A/Bテストまで行ってデザインの評価を行ったことはすばらしいのですが、具体的なテスト方法についてもう少し説明があるとよかったです。Breadth-first searchは、ステージの難易度の評価にも使えないでしょうか。(情報処理教育委員会の委員)
  • 「3.システムについて」の議論はなかなか本格的で良いと思います。一方、「4.デザインについて」の方は具体的な工夫点や評価が明確でないので、何とも言えません。基本的には力作だと思いますが、後者の点を明確化すると、もっと良くなると思います。(情報処理教育委員会の委員)
  • 面白そうなゲームです。開発手順についてもよく対応されているようです。(情報処理教育委員会の委員)
#16
つくこま:光るダンススーツの製作と実践~マイコンを活用して文化祭にエンターテインメントを~
  • ネットワークの技術力の高さを感じた。遅延をどのように処理しているのか気になった。このプロダクトは、どこの文化祭でも人気が出ると思う。マーケティングの観点から見ても強力だと思った。(参加チーム(発表者、引率者))
#17
中央大学附属高等学校A:格子モデルによる歩きスマホの危険性の可視化
  • 離散シミュレーションの非常に興味深い研究だと思います。モチベーションもはっきりしています。スマホ保持者の割合60%で、何らかの相転移が起きているのかもしれません。ポスター発表があったら、実際のシミュレーションや動画を見せていただけたのだと思います。(情報処理教育委員会の委員)
  • 格子モデルを用いたシミュレーションと、実際に歩きスマホをする人の衝突事故がどの程度一致するのかが不明ですが、やろうとしていることは興味深いと思います。(情報処理教育委員会の委員)
  • 歩きスマホの危険性を伝える良いシミュレーションだと思います。私も気をつけます。(情報処理教育委員会の委員)
#18
中央大学附属高等学校B:Excelを用いた熱伝導の数値シミュレーション
  • よく勉強されています。是非、3次元にしてより複雑な校舎のシミュレーションを行ってください。プログラムはVBAで書かれているのでしょうか。(情報処理教育委員会の委員)
  • EXCELでこんな使い方もできるのかと感心しました。(情報処理教育委員会の委員)
#19
かえつ有明高等学校:学校教育とスマートフォンの共存
  • 社会実験を行い検証まで行っている点は高く評価できます。生徒自らが自己管理能力を養いつつ、スマートフォンを学習に活用できるようになれば、すばらしいことだと思います。(情報処理教育委員会の委員)
  • 生徒と先生の両者が納得できるルールを決めることは、大事なことですが、難しいことでもあります。スマートフォンについても同様のことが言えますが、この取り組みにもあるような、アンケート調査や文部科学省等での議論を踏まえた建設的なルール策定の試みを行っていることは評価に値すると思います。(情報処理教育委員会の委員)
  • 指摘されている通り、生徒・学校・保護者が情報共有してより良いあり方を議論することが必要ですね。(情報処理教育委員会の委員)
#20
SALT チーム3:学校におけるスマートフォンの管理の在り方
  • スマホ管理ロッカーには、充電機能があるとよいかもしれません。(情報処理教育委員会の委員)
  • テーマとアンケートは#19と共通なので、#19の方はアンケート調査や収集したデータの分析を担当した人全員の連名にすべきでしょう。#20のアイデアは普通に考え付きそうですが、生徒や先生による評価を含めると、もっと良くなると思います。(情報処理教育委員会の委員)
#21
Obe:IN-PHONE 学校へのスマホの持ち込み方
  • 実現可能なアイデアで、利点も多くあると思いますが、危険な点もあると思います。たとえば、生徒の管理が厳しくならないでしょうか。管理教育につながらないでしょうか。また、生徒は自由に使えるスマホをもう一台持ち込んだりしないでしょうか。(情報処理教育委員会の委員)
  • テーマとアンケートは#19と共通なので、#19の方はアンケート調査や収集したデータの分析を担当した人全員の連名にすべきでしょう。#22はアプリの企画と開発や評価に特化した方が良いでしょう。今のところアプリ開発まではできていないようなので、今後の進展に期待したいと思います。あと、文章を中央揃えにするのは勧めません。読みにくくなります。(情報処理教育委員会の委員)
#22
UECスクール:micro:bitを用いた農業用遠隔地モニタリングシステム
  • モニタリングシステムは開発途中の現時点では多くの問題点があると思います。しかし開発を進めれば実用的なものになるはずです。だから、これからもこのシステムの開発を続けていきたいです。(参加チーム(発表者、引率者))
  • このチームの作品は、電気通信大学で実施された高大接続教育プログラムのひとつ「高大接続教室」の中で取り組んだ課題を発展させた内容になっています。グループの3名は、高大接続教室の場で初めて出会い、1日のプログラムで micro:bit を使った演習をして、micro:bit では難しいことを、他の機器を使って実現するという挑戦をしてきました。お互いに違う学校に所属し、離れているなかで、不自由ながらもがんばってメールやLMSを利用して活動してきました。進め方や役割分担、最後、ポスターにかける時間があまりとれなかったことなど課題も多くありましたが、がんばったと思います。(参加チーム(発表者、引率者))
  • (先ほどの私のコメントの補足になります)今回、ポスターの他に、作成したプログラムのデモンストレーションを予定しておりました。(参加チーム(発表者、引率者))
  • IoTのスタートを切れました。新しい活用方法を考えてみてください。(情報処理教育委員会の委員)
#23
エレクトラ:スマートフォンを用いたロボット制御
  • スマホとArduino?の接続についてどのようにしているか、興味があります。(情報処理教育委員会の委員)
#24
トライスター:夕張市におけるバス転換後の公共交通の利便性の変化
  • 素朴な疑問からその原因を探り、視覚的に判断して解明できるようにしたことはとてもわかりやすく良いと思います。ただ、以前からバスは8往復も走っていたわけですので、本当に利便性が向上したのか、という点についてもっと詳しく知りたいと思いました。例えば、利用者の具体的なニーズを基に、バスの時間や運行工程などをICTも用いて具体的に最適化し調整して管理する方法などを提案するなどできれば、とても説得力があったと思います。(参加チーム(発表者、引率者))
  • 地図上に変化を記しただけで、どのように情報技術を活用したのかわかりません。使用したアプリケーションや、水色の円をポイントするための工夫などがあればよかったです。(情報処理教育委員会の委員)
#25
UNIX研究同好会:異なる探究に共通する問題解決のプロセス
  • シンキングツールは有効だったでしょうか。(情報処理教育委員会の委員)
#26
Wooden M:プログラミング学習における教育版Minecraftの活用
  • Scratchと比較すると、いかがですか。(情報処理教育委員会の委員)
  • 小学校を中心としたプログラミング教育ポータル(https://miraino-manabi.jp/teaching)を見ると、様々なプログラミング教材が示されています。それらとの比較をすると、教材ごとの特徴も分かるので、より良い研究になると思います。(情報処理教育委員会の委員)
#27
都立町田高校パソコン同好会:Pythonを使ったHTML作成補助ツールの開発
  • Scratchと比較すると、いかがですか。(情報処理教育委員会の委員)
  • 小学校を中心としたプログラミング教育ポータル(https://miraino-manabi.jp/teaching)を見ると、様々なプログラミング教材が示されています。それらとの比較をすると、教材ごとの特徴も分かるので、より良い研究になると思います。(初等中等教育委員会の委員)
  • Pythonを使って実際に使えるアプリケーションを開発した努力は評価したいと思います。  最近は、WordPressやペライチのようにhtmlを知らなくてもホームページ作成が無料でできるアプリケーションが提供されています。これらについても調べた上でHTML作成補助ツールを開発した方が、より有用なアプリケーションができるでしょう。(情報処理教育委員会の委員)
  • HTMLを日本語で記述できることで、HTMLのハードルが低くなり、より理解しやすくなると感じました。現在は、各タグに相当する日本語を、毎回入力する形式でしょうか?授業等で活用することを考えると、先生が統一的に設定できるように、設定用のテキストファイルを読み込んで一括して設定できる機能があると便利かなと思います。また、慣れてくると、一部のタグは元の英文字のままにしたいこともあると思いますので、入力を省略できる(省略した場合には元の英文字が有効になる)と、より使いやすくなると思います。(学会誌編集委員会の委員)
#28
Tamagawa Academy UAV Team:非GPS環境下における無人航空機自律飛行制御
  • プログラムを作成して評価まで行った努力は評価したいと思います。Telloの場合、ミッションパッドを目印として使えるので、わざわざライントレースにこだわる必然性が薄いように思います。あと、研究として考えると、君自身の貢献がどこにあるのかを明確にする必要があります。ライントレースとしてやっていることは、#29とほぼ同じなので、どこが違うのかを明確にすべきでしょう。(情報処理教育委員会の委員)
  • 屋内でライントレースをする場面がどの程度あるかは分かりませんでした。開発・実験はよく考察されています。(情報処理教育委員会の委員)
#29
機械学習の利用:ニューラルネットワークを用いたカメラによるライントレース
  • プログラムを作成して評価まで行った努力は評価したいと思います。研究として考えると、君自身の貢献がどこにあるのかを明確にする必要があります。ライントレースとしてやっていることは,#28とほぼ同じなので、どこが違うのかを明確にすべきでしょう。(情報処理教育委員会の委員)
  • ニューラルネットワークの違いをライントレースに適用して比較した点が興味深いです。ネットワーク以外の外乱を除いた比較考察を期待します。(情報処理教育委員会の委員)
#30
Tamagawa Academy Science Club Transportation Systems Group:交通信号機の新システム開発
  • 信号機の最適制御についてはいろいろな取り組みがされていると思います。学会の資料も参考にして進めてください。(情報処理教育委員会の委員)
#31
玉川学園高等部AIWatch班:無人航空機を利用した新しい救急システムの提案
  • ドローン携帯の必然性について少し気になるところですが、技術的には面白いです。(情報処理教育委員会の委員)
#32
溜まり場:機械学習を用いた株価予想と分析
  • 市場動向などのデータを取り込むことができればさらなる発展が期待できそうですね。(情報処理教育委員会の委員)
#33
玉川学園中学部 國吉仁志:迷路を短時間で全探索するアルゴリズムの研究 −実ロボットの探索時間の最適化を目指して−
  • もし、この研究がもっと進めばこれから起こりうる災害での救助活動が、よりスムーズに行えると思いました。災害が起こった時に救助を待つ方は実際たくさんいらっしゃいます。これまでの災害で救助を待つまま亡くなられた方も多くいらっしゃると思います。そんな方々を少しでも減少させることができるように、これからも研究に励んでいただきたいなぁと思います。応援しています!今回、この研究を拝見できて良かったです。ありがとうございました。(参加チーム(発表者、引率者))
  • 迷路生成や探索アルゴリズムなど、見ているだけで興味が掻き立てられ、自分もやって見たいと思いました。(参加チーム(発表者、引率者))
  • アルゴリズムの改良で走行の無駄がなくなった点はすごいです。(情報処理教育委員会の委員)
#34
π&cone:コンパイラ基盤bittnの設計と評価 -プログラミング言語を簡単につくる-
  • コンパイラを作成しようと思った動機はなんでしょう。とても興味深いです。(情報処理教育委員会の委員)
#35
yawn:空気のよどみの測定と改善
  • 面白いテーマと思いました。参考まで、教室の酸素濃度を測定したものに「プログラミング教育における教室内の空気の調査」 http://id.nii.ac.jp/1001/00182883/ があります。(初等中等教育委員会の委員)
#36
KFM:pythonを用いた3次元グラフィックス
  • レイトレーシングでのグラフィック処理を工夫したというところで終わっています。最後の50回パストレの図はfig4.の間違いかも。(情報処理教育委員会の委員)
#37
富山県立高岡高等学校 情報班:スマートなゴミ拾い
  • ゴミ拾いが自動でできるといいですね。着眼点が気に入りました。(初等中等教育委員会の委員)
  • 海洋環境保護のため重要な取り組みだと思います。(情報処理教育委員会の委員)
#38
キャタピッコ:統計情報を正しく読むための知識とその実践的事例に関する研究
  • 次期学習指導要領の情報Ⅰの内容に則した理想的な学習内容と思います。どちらの実験も、具体的な結果が出ていてよかったです。捕獲再捕獲法では、推定値の分散はどうなるでしょうか。是非、計算してみてください。おつりシミュレーションの方は、実際の支払の実態と比べると面白いでしょう。実際には、お札の分布はどのようになるでしょうか。興味深いです。表計算のプログラミングは難しかったですか?(情報処理教育委員会の委員)
  • 日常生活とORを結びつけた点で教材としても活用できるものと期待します。(情報処理教育委員会の委員)
#40
電子情報研究部:強化学習による人型モデルの直立姿勢制御
  • 製作されたものはMuZeroで動いているんですか。僕は五目並べのAIをAlpha Zeroの手法でうごかしたんですが、ヒト型ロボットの制御のような状態数が多いタスクではどのようなアルゴリズムがいいのか知りたいです。あとソースコード見てみたいです。(参加チーム(発表者、引率者))
  • 強化学習の事例がとても分かり易かったです。一般的な物理計算による最適な姿勢との比較はどうなるでしょうか。(情報処理教育委員会の委員)
  • 強化学習の適用対象として、ユニークであると感じました。自然な立ち方だけでなく、自然な歩き方や走り方と、範囲を広がっていくと楽しいですね。(学会誌編集委員会の委員)
#41
ykyuki.net:ハニーポットを使用した攻撃の観測と考察
  • このコンテストに出ている研究おそらく全てはインターネットを利用している。このことも、インターネットの安全性の重要さを表していると思う。この研究は、多くの人に貢献するという意味で価値があると思った。(参加チーム(発表者、引率者))
  • 中学生で自らの危機を用いてインターネットの攻撃状態を冷静に把握するとは素晴らしい。アイルランド、オランダ、ドイツという順番も面白い。(初等中等教育委員会の委員)
  • 大変面白い実験です。実体験として攻撃を認識できたことはとても面白いですね。(情報処理教育委員会の委員)
#42
森本新太郎:宇宙船AI -強化学習に挑む-
  • リアルタイムシューティングゲームおよびそれに適用可能なAIを作成したということでしょうか??(情報処理教育委員会の委員)
#43
放課後プログラマー:太陽自動追尾装置の開発と評価 〜自動ソーラークッカーを目指して〜
  • 電気やガスがなくても調理できるなんて素晴らしいですね。災害時に役立つようにぜひ実用化を目指して欲しい。(初等中等教育委員会の委員)
  • ソーラクッカーという分野があることに驚きました。(情報処理教育委員会の委員)
#44
自然科学部チームAI:機械学習による生物生息調査の可能性
  • 生物生息調査の研究によって近々起きるであろうと予測されている南海トラフ地震の人命救助にも役立たれるかもしてないと思ったので研究と開発、改良を続けていって欲しい。(参加チーム(発表者、引率者))
  • 人工知能の自然科学研究(生物学研究)への応用として、大学レベルの研究ではないかと思います。orgモデルがどのようなモデルか、もう少し記述があればよかったです(ポスター発表が実際に行われていれば、発表があったのだと思います)。水中撮影用容器は実際に使えそうでしょうか。(情報処理教育委員会の委員)
  • 水槽に限定されているとはいえ、非常に実用的な研究です。個体差なども認識できるようになると面白いですね。(情報処理教育委員会の委員)
#45
静岡県立掛川西高等学校:単眼カメラによる茶園管理機自動化システムの開発
  • 課題の設定が、現代社会が抱えている問題である点が他とは違い、良かった。これまでたくさんのブランド作物を生み出す等、日本の農業技術は世界に認められているが、その担い手は急激に減少している。貴校の研究が農家の負担を軽減し、日本の農業の発展に貢献するものとなる事を期待します。(参加チーム(発表者、引率者))
  • タイトルで単眼カメラとした利用はなんでしょう?(情報処理教育委員会の委員)
#46
ちくわ:画像解析によるブロック塀と点字ブロックの識別 ーハザードマップの自動作成と視覚障害者の歩行支援ー
  • ブロック塀を認識する点で新規性があると思います。できたマップは地元行政でぜひ活用してください。(情報処理教育委員会の委員)
#47
松阪高校B:ディジタル名刺活用について
  • 確かに紙の名刺がたくさんあって保存にも困り、結局スキャンして電子的に保管していることを考えると最初から電子名刺の方がいいかもしれませんね。(初等中等教育委員会の委員)
  • とても興味深い考察です。名刺交換は文化の一つなので、個人的な利便性から電子化することは難しいのではないかと思います。変わるとすると、世の中全体が急に変わるのでしょう。そのきっかけは何か、予想するのは面白いかもしれません。(情報処理教育委員会の委員)
  • 名詞へのICT支援については、様々なものが提案されています。単なる情報交換だけでなくコミュニケーションのあり方として研究を進めると面白いと思います。(情報処理教育委員会の委員)
  • 紙の名刺の管理は面倒ですので、デジタル名刺が普及してほしいなと思います。いくつかの課題点が挙げられていますが、解決に向けてこれからもぜひ検討を進めてください。ところで、アンケート結果で、名前が98%となっていますが、名前のない名刺はどういう用途でしょうか?(学会誌編集委員会の委員)
#48
松阪高校A:画像認識AIとカスケード分類機の関係性
  • データを自分たちで作成し実験して確かめる所が素晴らしいと思います。ただ、(3)計測方法のところで,肝心の自分たちのデータを作成する所がわかりにくくイメージがつかめにくかったので、そのように作成する理由や実際のデータなどを図などでもっと知りたいと思いました。その上で、どのようなデータであれば学習させる上で効果的であるのかに興味を持ちました。(参加チーム(発表者、引率者))
  • 発表内容のうち、既存・先行の研究・技術によるものはどの部分で、自分たちで独自に工夫した・行なった部分はどの部分なのか判然としないため、評価することが困難になってしまっている。(初等中等教育委員会の委員)
  • 研究目的の「自分達で作ったデータ」とどう違うかの結論が、対象との比較になってません。また、対象のポジティブとネガティブのデータ数比7:3に対して、自分達のデータを3:4にしたのはなぜか、対象との比率に合わせなかったのははぜか、記されてません。(情報処理教育委員会の委員)
#49
CAD班:コンピュータを用いた建築物の設計
  • CADのメリットにも関わらず、手書きで設計する人がいるのは、なぜでしょうか。手書きのメリットがあるのかもしれません。また、CADを習得できないからかもしれません。では、なぜ習得できないのでしょうか。(情報処理教育委員会の委員)
  • メリット・デメリットについて、定量的な評価もあるといいですね。(情報処理教育委員会の委員)
#50
情報ゼミ AI班:「AI」チャットボットシステムを用いた「まちづくり」と「イベント」の活性化
  • チャットボットを実際に開発してイベントで使用したのですよね。ポスターにその写真や、どのようなアンケートを取ったのかなどの記載があると良かったです。また、実際に行った内容なのか、一般的な知識なのかがわかりづらい記載が多く見られましたのでその点を工夫するといいでしょう。(初等中等教育委員会の委員)
  • 自動的な話しかけに対応できる点で有用な仕組みであると思います。実証実験を通して、改良を進めてください。(情報処理教育委員会の委員)
#51
さとうはるき:学校の質問サービスAnswerBox
  • このようなサービスを提供するのは勇気が要ることだと思います。是非頑張ってください。先生方にも是非協力してもらってください。授業の中で使ってもらうのがよいかもしれません。(情報処理教育委員会の委員)
  • コメントに対応する先生方の負担についても検討してください。(情報処理教育委員会の委員)
#52
追手門 Challenger:画像認識を使用した進化型海上ゴミ回収ロボットの製作と研究
  • ビッグデータやディープラーニングのような言葉が世間を飛び交っていすが、まさか高校生が「ガチ」でつくって「ガッツリ」活用するとは、予想もしていませんでした(顧問ですが、全く理解できません)。目的・目標が明確で、価値あるものであれば、厳しい道のりでも越えることができることを、私が学びました。情報教育の無限の可能を知る機会になりました。日本の、世界の未来のために、コンピュータサイエンス教育の普及・啓発を願います。(参加チーム(発表者、引率者))
  • ゴミ拾いが自動でできるといいですね。着眼点が気に入りました。ポスターもわかりやすい。(初等中等教育委員会の委員)
  • 認識する部分についての研究と思いますが、認識率はどの程度まで上がるのでしょう。自ら指摘している通り、対象が膨大となると考えます。(情報処理教育委員会の委員)
#53
追手門 Quest:盲導犬ロボット「あいドック」の製作とその研究
  • SDGsという言葉をよく目にします。環境に目が向きやすい中で、中学生はコミュニティ問題に注目。人と人のバリアをなくす解決方法を、ロボット開発で提案しました。点字ブロックの誘導は難しくありませんでしたが、信号認識は苦労したようです。カメラをいくつか試したり、プログラミング言語を学習したりして挑戦しました。教育に関わる者として、結果以上に開発過程で、生徒の成長があることを痛感しました。10年後、盲導犬ロボットが街を動いていたら、彼らのことを思い出してほしいです。(参加チーム(発表者、引率者))
  • 視覚障害者をはじめとした障害者のサポートは喫緊の課題であり、コンピュータを使用することで従来よりも低いコストでの対応を目指しているため、この研究はとても有意義だと思います。また、目が見えない人に対するロボットにも関わらず外見にこだわっている点は、絶対数が足りない問題をロボットで解決し、犬が持つアニマルセラピーの効果も極力そのまま保とうとしているため素晴らしいアイデアだと思います。以降はほとんどが質問になってしまいます。
    1. 今後の最たる課題はロボットの素材を考え直し、道路で実験を行うこととありますが、 3機能のうちどこまで完成したのでしょうか
    2. 障害物回避システムは
      1.カメラで障害物を検知する。
      2.障害物を避けて点字ブロックまで行く。
      のループで成立しているとポスターに書いてありますが、点字ブロックの位置検出の手法としては、障害物回避システム(中央赤枠のsection)における信号機の検出と同じく画像認識を用いているのでしょうか。
    3. 障害物回避システム(中央赤枠のsection)では、Pixyというカメラモジュールを使用したと書いてありますが、大量の自動車が存在する屋外ともなれば、数えきれないほどの色が存在します。そのため、色を基準にしたフィルタリングで検出を行うPixyでは誤検出が生じやすいと思います。点字ブロックの色はとても目立つため誤検出は少ないと思いますが、自身が守るべきではない信号機を検出して進行指示を出したり(当然轢かれます)、信号機ではないものを検出することは起こるのでしょうか。私も同じモジュールに興味があるのでお答えいただけると幸いです.
    (参加チーム(発表者、引率者))
  • 最終的には盲導犬と同サイズのロボットを作成することを目的としていると思います。安全性や可搬性についても検討を進めてください。(情報処理教育委員会の委員)
#54
神戸星城高等学校:高度情報社会における判断力を育成するサイバーボランティア支援システムの開発
  • 重要な活動と思います。色々な注意が必要と思いますが、是非継続してください。ポスター発表があれば、違法なサイト・書き込みの具体例について質問したかったです。(情報処理教育委員会の委員)
#55
AI研究チーム:PythonによるAIの研究
  • 試行錯誤を繰り返しながら自分たちで一つひとつ確かめている所が素晴らしいと思います。2や3では、結果から導き出される知見がもう少し丁寧でわかりやすいともっと良いと思いました。特に、新たに分かったこと、気づいたことなどを知りたいと思いました。(参加チーム(発表者、引率者))
  • jupyterなどを用いて、計算をさせた過程を示したものと推察します。追試者にとって有益な情報があればより良いレポートになったと思います。(情報処理教育委員会の委員)
#56
相生産業高校商品開発チーム:廃棄物から特産品を
  • 牡蠣殻(廃棄物)の利用という大変興味深く重要な活動です。様々な学会等でご発表のことと思いますが、情報技術の活用という観点では、たとえば、ウェブによる情報発信、ネットショッピングなど、色々な活用方法が考えられると思います。是非ご検討ください。ハンドクリームとフェイスパックの製造過程においても、様々な技術が使えるかもしれません。(情報処理教育委員会の委員)
  • 廃棄物の再利用というとても重要な取り組みだと思います。ICTを用いたのはどこでしょうか。(情報処理教育委員会の委員)
  • 大量のごみになってしまうカキの殻を再利用する試みはとても有益であり、良い取り組みであると感じました。また、ポスターから、熱心に課題に取り組む雰囲気が感じられました。 研究発表という意味では、課題点や工夫した点等(ポスターの3に相当する部分)が詳細に書かれていると、さらに良いポスターになると思います(概要に書かれている市販商品との使い比べの結果や、女性教員の試用による使用感等の調査結果等を詳しく知りたいと感じましたので)。(学会誌編集委員会の委員)
#57
AI Watch:急変する持病のための連携システム:体調不調予測AIの開発による予防強化
  • 問題意識をもとに、多くの研究や考察をされている所が素晴らしいと思います。熱中症については、過去のデータを学習し危険度を出すのは分かるのですが、実際に1日の中でいつの段階で危険を判断するのかが気になりました(スマートウオッチに温度センサーなどがついているのでしょうか)。また、体調予測方法でこのような点数や条件を設定した根拠に興味を持ちました(一見すると,花粉で連続睡眠不足というだけですでに「助言」になるようですが・・)。(参加チーム(発表者、引率者))
  • 昨年度応募された研究内容に、ドローン技術を入れたこと、AI予測を入れたとありますが、ドローンとの連携が不明なこと、予測AIに何を工夫したのかよくわかりませんでした。(情報処理教育委員会の委員)
#58
μ:赤外線センサアレイを用いたポジショントラッキングシステム
  • 本当に素晴らしい研究だと感動しました!arrayとstationの距離の離していく実験の結果と考察について質問があります(回答はいつでも/なくても大丈夫です)。距離が離れるにつれ誤差が大きくなる原因が、反射したarrayの裏側に回り込む赤外線量が増えるとあります。トンチンカンなことを言っていたら申し訳ないのですが、一番パルス幅の大きいIR Receiverと反対方向のIR Receiverの入力を無視することで解決可能でしょうか?(参加チーム(発表者、引率者))
  • コメントありがとうございます。最も強く反応している素子としていない素子の入力を無視するというアイデアは、ステーションの中心とレシーバの中心の直線状にある素子、つまり、最も赤外線の回り込みの影響を受ける二つの素子を無視することで誤差を小さくすることが出来るという事だと解釈いたしました。実際に試してみたところ、ほとんど効果はありませんでした。これは最も反応していない素子の赤外線受光量が基本的に0であるために無視しても意味がないことが原因であると考えられます。そこで、頂いたアイデアを発展させmax,minの二つの素子ではなくmin側の半円全体の素子の受光を無視することで、完全に誤差をなくすことはできませんでしたが、距離測定精度を改善をすることが出来ました。貴重なご意見ありがとうございました。(参加チーム(発表者、引率者))
#59
愛媛県立長浜高等学校 商業部:3D-CNNを用いたリアルタイム魚種識別を目指して
  • #52「画像認識を使用した進化型海上ゴミ回収ロボットの製作と研究」の発表者の辰巳瑛です。私はkerasでのCNNの開発経験しかないのですが、3DCNNをモデルの詳細まで含めて実装し実験を行っている事に驚き素晴らしいなと思いました。ポスター中に“機械学習に関するライブラリを使わずC++で実装”とありましたが、ディープラーニング(畳み込み層、ニューラルネットワーク層)をライブラリ無しで実装したということでしょうか。それともCNNとは別の所の話でしょうか。私もCNNの理解のためにライブラリ無しでの実装を考えており少し詳細を聞きたいなと思いました。(参加チーム(発表者、引率者))
  • 水槽でプロジェクションマッピングができると面白いですね。(情報処理教育委員会の委員)
#60
熊本県立宇土高校科学部:新たな物理原理を活用した水溶液濃度測定アプリケーションの開発
  • 専門外で理解できない部分が多いですが、精度が高くできるのであれば大変面白いですね(情報処理教育委員会の委員)
#61
熊本県立宇土高校スマホ活用班:スマホのスローモーション撮影から“見えてきたもの”
  • webページより「ポスター」と「概要」を読まさせて頂きました。僕も学校で高校物理を習っていて、問題を解く際に「重力加速度」を使っていますがg = 9.8m^2 としか思っていなく、そういうものなんだっと何も触れることなく考えていましたが、身近にあるスマートフォンのある機能でその測りにくいものを正確に測定し関心しました。ポスターをしっかりまとまっていて勉強になりました。(参加チーム(発表者、引率者))
  • スマホの撮影でここまでできると示された点が大変有用です。(情報処理教育委員会の委員)
#62
熊本県立宇土高校赤外線カメラ班:ドローンの赤外線カメラは森のイノシシ調査に使えるか?
  • 社会問題に関する取り組みということで大変素晴らしい研究内容だと思います。サーモカメラの原理である赤外線を用いることで冬にはうまく計測できるのですね。音を検知するセンサーや超音波センサーなどと併用し二重に計測をすることで、夏にも多少の誤差は出るもののうまく調査できるのではないでしょうか。冬においては更なる精度向上が見込めると思います。社会貢献となる素晴らしい研究、頑張ってください!(参加チーム(発表者、引率者))
  • 赤外線カメラ+ドローンの有用性は理解できました。夜間に飛行することをどのようにするかが今後の課題ですね。(情報処理教育委員会の委員)