CITPフォーラム

価値創造は人材から始まる

【セッション概要】価値とは何か。経済的価値(GDP)か?社会貢献的価値か?価値とは人が評価するものであり、創り出すものである。今回は価値の源である人材に焦点を当てる。2020年は初等教育におけるプログラミング教育必須化の元年であり、論理的思考力(基礎力)、社会的価値の認識(応用力)、企業における人材認定と異文化交流(価値創造)、自己の能力アップ(価値向上)に対する、CITPコミュニティ活動を紹介する。
※本フォーラムの発表はCITP認定者の他に一般の方もご聴講いただけます。

平林元明

司会:平林 元明

(情報処理学会 CITPフォーラム 代表)
【略歴】株式会社日立製作所にてオペレーティングシステムの開発および運用管理ミドルウェアの開発に従事。情報処理相互運用技術協会(INTAP)OSMIC室長として各社運用管理ミドルウェアの連携を推進。内閣府・内閣官房情報化参与CIO補佐官(最高情報セキュリティアドバイザ)として政府情報システムの最適化を推進。総務省CIO補佐官連絡会議 情報技術WGリーダ、経済産業省 文字情報基盤 推進委員会委員、(独)情報処理推進機構(IPA)TRM検討WG主査、TRM推進委員会 副委員長、文字情報基盤 運用検討WG 委員長、調達におけるセキュリティ要件研究会委員等の政府関連委員会に参画し、静岡大学情報学部 客員教授、(一社)電子情報技術産業協会(JEITA)ITサービス調達政策専門委員会 委員長などを経て、現在、情報処理学会 個人認証審査委員会、デジタルプラクティス編集委員会委員。IPA IT人材白書有識者会議委員。

オープニング-CITPフォーラムとその活動-

【講演概要】AIやIoTなど新しい技術を活用して新しいビジネスを創造していくデジタル化人材が求められる時代になってきた。情報処理学会の認定情報技術者(CITP:Certified IT Professional)制度によって認証された実践的IT人材は成長する企業に貢献し自らが成長するために様々な活動を行っている。特にIT人材の育成にフォーカスし、活動の一遍を紹介する。

平林元明

平林 元明

(情報処理学会 CITPフォーラム 代表)
【略歴】株式会社日立製作所にてオペレーティングシステムの開発および運用管理ミドルウェアの開発に従事。情報処理相互運用技術協会(INTAP)OSMIC室長として各社運用管理ミドルウェアの連携を推進。内閣府・内閣官房情報化参与CIO補佐官(最高情報セキュリティアドバイザ)として政府情報システムの最適化を推進。総務省CIO補佐官連絡会議 情報技術WGリーダ、経済産業省 文字情報基盤 推進委員会委員、(独)情報処理推進機構(IPA)TRM検討WG主査、TRM推進委員会 副委員長、文字情報基盤 運用検討WG 委員長、調達におけるセキュリティ要件研究会委員等の政府関連委員会に参画し、静岡大学情報学部 客員教授、(一社)電子情報技術産業協会(JEITA)ITサービス調達政策専門委員会 委員長などを経て、現在、情報処理学会 個人認証審査委員会、デジタルプラクティス編集委員会委員。IPA IT人材白書有識者会議委員。

シビックテック~協創による社会課題解決への挑戦

【講演概要】シビックテックは、Civic(市民)とTech(テクノロジー)を組み合わせた造語であり「テクノロジーを活用し、社会課題を市民自らが解決していこう」という考え方を意味しています。高度プロフェッショナルであるCITPと、市民がお互いに協創することで社会課題解決に取り組む活動についてご紹介します。

赤坂 亮

赤坂 亮

(株式会社フィリップス・ジャパン Co-Creation Center Director)
【略歴】NECで製薬企業向けのシステム企画・開発業務に従事したのち、日本IBMでライフサイエンス事業を中心とした医療ビッグデータ解析による価値共創や、AI創薬による新薬開発プロジェクトに多数従事。東北地方と日本の医療の未来のために、CCC設立に手を挙げ、現在運営の中心となっている。

シビックテックSIG CITPによる授業の実施 石巻専修大学(情報社会学)

【講演概要】CITPによるシビックテック活動の一環として、現役のIT技術者が大学授業の一コマを実際に受持ち対応を行った、-CITP(現役IT技術者)が語る”情報の正しさ”ー

三宅 博文

三宅 博文

(日本電気株式会社 PSネットワーク事業推進本部 シニアエキスパート)
【略歴】日本電気株式会社及びNECソリューションイノベータ株式会社にてPC向けOS、スマートデバイス、組込製品の設計、開発に従事、現在は日本電気にてスマートシティプラットフォームのアーキテクチャ設計に従事。

シビックテックSIG 学生と共にデザイン思考を学ぶー第三回CITPシンポジウム石巻

【講演概要】これからの社会を担う学生たちの問題解決能力と創造力を養うことを目的として、「デザイン思考超入門」と題し、石巻専修大学で第三回CITPシンポジウムを開催しました。CITPと学生が一緒にデザイン思考のメソッドを体験したワークショップの模様をご紹介します。

福士 靖子

福士 靖子

(株式会社ラック 金融事業部)
【略歴】株式会社ラックにて、主に金融業の業務システム開発案件にプロジェクトマネージャーとして従事。情報処理技術者(AE、DB、PM)

国際認証制度(CITP)を活用したプロフェッショナルIT人材育成の試み

【講演概要】当社では客観的評価を伴う高度IT技術者の育成を目指しCITP制度の活用を2015年から試みてきた。毎年数名がCITP認証され個人認証では日本トップの合格者数となっている。若年層の情報処理試験合格者数が増加し、コミュニティによるプロフェッショナル貢献活動も継続的に実施されている。その取り組みを紹介する。

松田信之

松田 信之

(株式会社中電シーティーアイ 取締役 リソースディビジョン担務)
【略歴】1982年中部電力入社 新規事業を含めた様々なITプロジェクトにかかわり、2011年7月から執行役員情報システム部長、2014年7月から中電シーティーアイ取締役。高度情報処理技術者(ITストラテジスト、プロジェクトマネジメント)。

プログラミング教育の最新事情

【講演概要】2020年度、初等教育からプログラミング教育が本格化する。具体的な教育カリキュラムが地域や学校ごとに異なる状態でスタートしようとしており、既に先行して着手している教育機関や、現在検討中のものまで様々なようである。ここでは、現在のプログラミング教育に関する最新事情から、課題や将来展望を紹介します。

宮下修

宮下 修

(株式会社中電シーティーアイ インフラユニット プラットフォームセンター チームリーダー)
【略歴】株式会社中電シーティーアイにて、顧客のインフラシステム提案、開発・構築のプロジェクトマネージャとして従事。高度情報処理技術者(プロジェクトマネージャ、セキュリティ、ネットワーク)、PMP。

プログラミング教育支援SIG 小学校プログラミング教育のCITPによる社会価値共創

【講演概要】CITPの社会貢献活動の一環として取り組んでいるプログラミング教育の支援活動に関して紹介します。本年度に取り組んだ横浜市の小学校の支援活動とプログラミング教育支援のこれからの取り組みについて、ご報告します。

五十嵐 智生

五十嵐 智生

(東京大学大学院 学際情報学府 博士課程院生)
【略歴】野村総合研究所勤務、上級システムエンジニア。データセンターの運営、運用、内部統制、建設などの業務に従事。東京大学大学院学際情報学府においてプログラミング教育とコンピュータサイエンスについて研究中。NRI認定技術者(ITサービスマネージャ)、高度情報処理技術者(AU,SM)、ITコーディネータ

CITP取得者によるIT技術者の価値向上に向けた交流活動の実践と今後

【講演概要】CITPコミュニティでは、これからの時代を担う20~40代のIT技術者同士で人脈・交流、知識・知恵、視野・発想を広げるための交流会の企画・実行を、CITPメンバー主催で行っています(アラサー技術者交流会) ここではこれまでの活動内容と今後の活動予定を紹介します。

服部 智明

服部 智明

(日本電気株式会社 製造・装置業システム本部 主任)
【略歴】日本電気株式会社にて製造業のシステム企画、開発、プロジェクト管理、アウトソーシングサービス等の業務に従事。NECプロフェッショナル認定制度(プロジェクトオーガナイジング・スペシャリスト)、高度情報処理技術者(ST、PM、DB)。

経産省におけるデジタル変革可能な組織づくり

【講演概要】経産省では2018年7月にDXオフィスを設置し、民間からのデジタル専門人材の登用や職員のリテラシー向上など様々なチャレンジに取り組んでいます。ここではその内容を紹介します。

宮部 麻里子

宮部 麻里子

(経済産業省 商務情報政策局 デジタル化推進マネージャー)
【略歴】株式会社中電シーティーアイにて大規模インフラ構築プロジェクトなどに従事後、2018年より経産省でデジタル化推進マネージャーとして従事。行政のデジタル化に取り組む。情報処理技術者(NW、SC)。

社会に求められる価値を創る人材とは

岡田克彦

司会:岡田 克彦

(日本電気株式会社 AIプラットフォーム事業部 シニアエキスパート)
【略歴】日本電気株式会社にてスーパーコンピュータ、AIエンジンのハードウェア開発、並びに上記のシステム開発・運用サポートに従事。NEC技術士会・副会長。日本技術士会・神奈川県支部・社会委員会委員。情報処理技術者(ST,SC)、情報処理安全確保支援士、技術士(情報工学)、APECエンジニア、IPEA国際エンジニア、プロダクトアーキテクト(NEC Certified Professional)。
赤坂 亮

パネリスト:赤坂 亮

(株式会社フィリップス・ジャパン Co-Creation Center Director)
【略歴】NECで製薬企業向けのシステム企画・開発業務に従事したのち、日本IBMでライフサイエンス事業を中心とした医療ビッグデータ解析による価値共創や、AI創薬による新薬開発プロジェクトに多数従事。東北地方と日本の医療の未来のために、CCC設立に手を挙げ、現在運営の中心となっている。
松田信之

パネリスト:松田 信之

(株式会社中電シーティーアイ 取締役 リソースディビジョン担務)
【略歴】1982年中部電力入社 新規事業を含めた様々なITプロジェクトにかかわり、2011年7月から執行役員情報システム部長、2014年7月から中電シーティーアイ取締役。高度情報処理技術者(ITストラテジスト、プロジェクトマネジメント)。
五十嵐 智生

パネリスト:五十嵐 智生

(東京大学大学院 学際情報学府 博士課程院生)
【略歴】野村総合研究所勤務、上級システムエンジニア。データセンターの運営、運用、内部統制、建設などの業務に従事。東京大学大学院学際情報学府においてプログラミング教育とコンピュータサイエンスについて研究中。NRI認定技術者(ITサービスマネージャ)、高度情報処理技術者(AU,SM)、ITコーディネータ
服部 智明

パネリスト:服部 智明

(日本電気株式会社 製造・装置業システム本部 主任)
【略歴】日本電気株式会社にて製造業のシステム企画、開発、プロジェクト管理、アウトソーシングサービス等の業務に従事。NECプロフェッショナル認定制度(プロジェクトオーガナイジング・スペシャリスト)、高度情報処理技術者(ST、PM、DB)。
諸田敦洋

パネリスト:諸田 敦洋

(東京ガスiネット株式会社 デジタル化推進部 情報セキュリティグループ 副課長)
【略歴】東京ガスiネット株式会社にて東京ガスグループの共通インフラの設計・構築、運用管理、および関連プロジェクトの管理に従事し、現在は情報セキュリティ監理に従事。また、日本技術士会 情報工学部会にて部会員向け継続研鑽の企画、運営に従事。日本技術士会 情報工学部会 部会長。情報処理技術者(PM、SC)、技術士(情報工学部門)、APECエンジニア、IPEA国際エンジニア。
インフォメーション

2020年2月7日(金)
プログラム[13:30〜16:30]
会場:2F会議室201-203

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