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最終更新日:2011年2月4日

ソフトウェアジャパン アワード

 
概要 ソフトウェアジャパンは、2004年より産業界(実務家)向けのイベントとして毎年度開催しているイベント。
2006年より日本発の世界に誇るジャパンソフトウェアの研究者,開発者,技術者による講演「ザ・ジャパンソフトウェアセッション」を常時開催。アワードの贈呈は2007年から実施。
選考者 情報処理学会 技術応用運営委員会/ソフトウェアジャパン実行委員会
選考方法 情報処理学会 技術応用運営委員会/ソフトウェアジャパン実行委員会
表彰等 ソフトウェアジャパン「ザ・ジャパンソフトウェアセッション」で表彰

過去の「ザ・ジャパンソフトウェアセッション」講演者・受賞者 [アワードの贈呈はソフトウェアジャパン2007から]
ソフトウェアジャパン2011 (2011年2月3日(木) タワーホール船堀)
講演タイトル:「クラウドが拓くカーナビゲーションの未来
−次世代カーナビ『CAR NAVITIME』−」
大西 啓介 (株式会社ナビタイムジャパン 代表取締役社長)

最短経路探索技術を応用したNAVITIMEナビゲーションシステムにより 個 人のみならず産業界に対して最適なルート探索手段を提供し 日本のサイバー フィジカルシステムを大きく発展させ 日本のアプリケーションデベロッパーとして顕著な貢献をされ

講演タイトル:「次世代の天気予報」
石橋 知博 (株式会社ウェザーニューズ 取締役)

天気予報にサポーター情報を取り入れるという画期的手段により 新しい予測技術を開発するとともに サポーターの価値創造という新らしいビジネスアーキテクチャを構築し 日本のサイバーフィジカルシステムの発展を創出された
ソフトウェアジャパン2010 (2010年3月11日(木) 東京大学 本郷キャンパス 安田講堂)
講演タイトル:「「『LightBike』のヒットに至るまでと今後の展開
          〜全米No.1 iPhoneアプリになった経緯とその要因〜」
柳澤 康弘((株)パンカク 代表取締役社長)

3D対戦ゲーム「LightBike」を開発 2009年2月に米AppStoreの有料アプリランキングで1位を獲得するなど 日本のモバイルアプリケーションデベロッパーとして顕著な貢献をし さらに様々な情報発信を通して後続の開発者達を先導された

講演タイトル:「個人で制作し世界に配信する」
深津 貴之((株)Art & Mobile 代表取締役)

数々のiPhoneアプリを個人として制作 世界に発信しそのうちの1つは 2009年グッドデザイン賞を受賞するなど 世界で活躍する個人プログラマとして顕著な貢献をし さらに様々な情報発信を通して 後続の開発者達を先導されました
ソフトウェアジャパン2009 (2009年1月27日(火) 大手町サンケイプラザ)
近藤敦也氏
伊藤直也氏 講演タイトル:「はてなの挑戦」
近藤 淳也((株)はてな 代表取締役)*講演者 伊藤 直也((株)はてな 執行役員CTO)

「はてなブックマーク」「人力検索はてな」「はてなアンテナ」「はてなダイアリー」など独自のネットワークサービスを開拓され 我が国のネットワークサービス分野の活性化とオープンなネットワークコミュニティの発展に顕著な貢献をされた

講演タイトル:「モバゲータウン開発秘話」
川崎 修平 ((株)ディー・エヌ・エー 取締役)

ゲーム機能とコミュニティ機能を兼ねそなえた「モバゲータウン」を独自の発想で開発し 我が国のケータイゲーム業界における第一位のサービスを実現された.またクリエイターとして独創的なネットワークサービスを数多く創出しコミュニティの発展に顕著な貢献をされた
ソフトウェアジャパン2008 (2008年1月29日(火) 東京ステーションコンファレンス)
講演タイトル:「ダイバーシティと経営戦略」
内永 ゆか子(日本アイ・ビー・エム(株)技術顧問 / NPO法人J-win 理事長)

情報処理分野における女性技術者・経営者の先駆者となられ また女性の人材育成と活躍の場を広げる上で長年にわたりリーダーシップを発揮され 我が国ならびに国際社会における情報処理分野のダイバーシティの啓蒙と実現に顕著な貢献をされた

講演タイトル:「ゲーム木探索の最適制御 −将棋における局面評価の機械学習−」
保木 邦仁 (東北大学 大学院 理学研究科 助教)

Bonanzaの開発と公開によりコンピュータ将棋における新手法を開拓しコンピュータ将棋の進歩を加速するとともに Bonanzaのユニークな戦い方と高い実力によりコンピュータと人間の能力に関する社会一般の大きな関心を喚起することに多大な貢献をされた
ソフトウェアジャパン2007 (2007年1月25日(木) タワーホール船堀)
講演タイトル:「TRON―ユビキタス・コンピューティングのためのオープン・リアルタイム・プラットフォーム」
坂村 健(東京大学大学院 情報学環 教授)

TRON構想の提唱とトロンプロジェクトにおけるその実現と実践を通してわが国独自のコンピュータアーキテクチャを開拓して世界をリードするとともにこれからの電脳社会の構図の具体化に顕著な貢献をされた
講演タイトル:「Ruby in the World」
まつもと ゆきひろ((株)ネットワーク応用通信研究所 特別研究員)
Rubyの開発とその国際的な普及を通して新しいプログラミング言語を開拓し世界をリードするとともにソフトウェア技術の発展に顕著な貢献をされた
ソフトウェアジャパン2006 (2006年2月17日(金) 東京コンファレンスセンター品川)

講演タイトル:「成長を続けるオンラインゲーム:世界で勝ち抜く戦略とは何か」
松原 健二(株式会社コーエー ネットワークゲーム担当 執行役員)

1986年(株)日立製作所入社、メインフレーム、スーパコンピュータCPU開発に従事。1997年マサチューセッツ工科大学スローンスクール修了。同年日本オラクル(株)入社、データベースソフトのローカライズ、2000年問題、新規事業開発に従事。2001年(株)コーエー入社、現在ソフトウェア事業部ネットワークゲーム担当執行役員。

講演タイトル:「ドコモの拡大進化戦略」
夏野 剛(株式会社NTTドコモ 執行役員マルチメディアサービス部長)
ドコモのマルチメディア戦略の総責任者として、iモードからおサイフケータイまで様々なサービスを世に送り出している。ベンチャー企業副社長から1997年にiモードの立ち上げのためにドコモに転身し、今やiモードの育ての親として世界的に知られている。2001年ビジネスウィーク誌にて世界のeビジネスリーダー25人の一人に選ばれる。
講演タイトル:「日本発ソフトウェアベンダの世界への挑戦」
鎌田 富久(株式会社ACCESS 取締役副社長兼CTO)

1984年に基本ソフトウェア開発のベンチャー企業アクセスの設立に参加、現在、同社、株式会社ACCESS取締役副社長兼CTO。携帯電話向けのコンテンツ記述言語「Compact HTML」をW3Cに提案するなど、情報家電分野での標準化を積極的に推進。2005年に米PalmSource社を買収し、OSを含めたネット家電向けソフトウェア事業全般をの研究開発をリード。