情報処理学会ホームに戻る

最終更新日:2011年2月4日

第162回知能システム研究発表会

 
==========================================================
第162回 情報処理学会 知能システム研究会 (SIG-ICS)
     (旧)知能と複雑系研究会 
==========================================================

○開催日時:2011年3月8日(水)
 知能システム研究会は, 2011年3月7-9日で開催する「社会システムと
 情報技術研究ウィーク」の一部として3月8日(水)に開催いたします。

 2011年
 3月7日(月):「社会におけるAI研究会」
 3月8日(火):「知能システム研究会」「人工知能と知識処理研究会」
 3月9日(水):「知識ベースシステム研究会」

 社会システムと情報技術研究ウィークに関しては下記URLをご覧ください。
 http://www.ai.sanken.osaka-u.ac.jp/wssit11/index.php?CallForPapers  

○会場:ラフォーレ白馬 (http://www.laforet-hakuba.com/) 
 〒399-9301長野県北安曇郡白馬村落倉 
 Tel 0261-72-3133

研究報告のペーパーレス化と研究会登録のご案内: 
情報処理学会研究報告は,2009年度よりペーパーレスになります。 研究会開催日の1週間前に,情報処理学会電子図書館(BookPark)に掲載されます。
研究会登録会員の方は事前に研究報告をダウンロード・印刷して下さい。
研究会に登録されていない方は,当日電子的な手段での配布を予定しています。
また,今後すべての研究会発表論文が登録会員のみ無料で閲覧できる形式になります。
したがいまして,この際に研究会に登録されることを強くお勧めします。
登録費が今年大幅に値下げされており,年に2回以上の参加を見込まれる方は登録される方が(ほぼ)お得になります。
研究会登録は,こちらのページ 【プログラム】 10:50-11:20 (1)共有資源の社会的利用に関する分析と考察  小野良太 11:20-11:50 (2)スマートシティの機能検証に向けた都市エリアシミュレーション  山下倫央 13:00-13:30 (3)明るさ錯視のためのフィードバックモデル  野田坂 祥史 13:30-14:00 (4)Twitterのコメント分析に基づいた広告の推薦  松尾 潤 14:00-14:30 (5)音声対話型観光案内システムにおける誤応答リカバリー効果の評価  香山健太郎 ************************************************************************* ○テーマ:「知能システム」および一般  現在の情報化社会の根幹を担うインターネットと携帯電話が実用化されてから およそ30年を迎えています。この30年の間に,高価で難解で敷居が高かったイン ターネットや携帯電話はいつのまにか小学生からお年寄りまでが当たり前に利用 するものとなりました。このような革新的情報技術の普及に伴って,その運用を 支えるための仕組みや取り決め,方法などについて多大な研究が行われ,素晴ら しい成果をあげてきました。  一方で,太古の昔から人間が社会システムを築き上げてきた時間に対して30年 というのはあまりにちっぽけな時間であり,情報技術が人間生活・社会システム のなかでどのような存在であるべきか,どのような影響を与えるのか,そして何 が実現可能なのかについてまだまだわかっていないのではないかと思われます。 これまで人工知能学会「知識ベースシステム研究会」「社会におけるAI研究会」, 情報処理学会「知能システム研究会(旧知能と複雑系研究会)」,電子情報通信 学会「人工知能と知識処理研究会」の4研究会は,上記のテーマについて深く議 論するために,毎年3月に合同研究会を開催して参りました。  今回3月の開催でも,それぞれの研究会の独自性を維持しつつも研究会間で最 大限シナジーを発揮できるように,「社会システムと情報技術研究ウィーク」と 題しまして研究会の連続開催を企画いたしました。各研究会幹事からなる実行委 員会がお申し込みをとりまとめて全体のプログラムを企画いたします。ぜひこの 分野に興味を持っている多数の皆様のご参加をお待ち申し上げます。 ○発表テーマ  知能や社会・経済システムのモデル化・シミュレーション・ネットワーク分析, 複雑系の解明と利用,環境・福祉・金融・デジタルコンテンツなどに関する社会 システムの諸問題と情報技術など,人間生活や社会システムと情報技術に関連す る基礎的研究から応用研究に関する分野横断的な発表を幅広く募集します。活発 な議論を通して,現存の社会の仕組みに情報技術を適応させる方法ではなく,最 新の情報技術をベースとした新しい社会のあり方について模索したいと思います。