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最終更新日:2009年12月4日

第2回 インターネットと運用技術シンポジウム(IOTS2009)
- 多様なネットワークサービスの統合・連携にむけて -

 

参加者募集


  インターネットに代表されるコンピュータネットワークに基づいた分散システムの重要性は近年ますます高まっており、ネットワーク及び分散システムの管理・運用に対する要求や、解決すべき課題は広範囲にわたってきています。

 その中で、近年は様々な仮想化技術が注目を集めています。ハードウェアの仮想化、ストレージの仮想化、アプリケーションの仮想化等の技術を用いることで、リソースの効率化や柔軟な運用を行うことが可能になりました。しかし、このような仮想化技術を用いてシステムを実現し、運用するためには、以前とは異なる管理・管理・運用技術が要求されます。

 このような状況を踏まえて、本シンポジウムでは様々な仮想化に関する技術の動向と、それに伴う構築運用上の課題を整理して議論し、今後の展開と高度化に寄与することを目指します。



日  程
  平成 21 年 12 月 10 日 (木)・ 12 月 11 日 (金)
会  場  エルフ金沢(石川県金沢市)
主  催  情報処理学会 インターネットと運用技術研究会

■参加費
 
正会員:10,000 円   研究会登録会員:7,000 円   学生会員:無料   学生非会員:2,000 円   非会員:15,000 円
 (いずれも消費税込み・論文集付き)

■論文集のみ購入
 5,000 円 (消費税・送料込み)

■参加申込  参加申込締切  2009年11月26日(木) → 11月30日(月) 延長しました!
    
事前申込は終了しました。参加希望の方は当日受付にいらしてお手続きください。
 

**お申込みの際の注意事項**

  • 当日受付もいたしますが、論文集が不足した場合は事前申し込み優先とさせていただきますのでご了承ください。
  • 参加費の当日現金払いも受け付けますが、なるべく振込でのお支払いにご協力ください。
  • 参加申込後、やむを得ず参加を取り消される場合は、11月26日(木)までにご連絡ください。取り消しの連絡のない場合は、準備の都合上、参加費を徴収させていただきます。

<論文集のみの申込方法>
論文集のみ(価格:5,000円)をご希望の方は、 以下の内容を、情報処理学会 研究部門宛に E-mail(sig"at"ipsj.or.jp "at" は@に置き換えてください)か、 FAX:(03)3518-8375にてお送り下さい。 Subjectを「IOTS2009論文集購入希望」としてください。 発送はシンポジウム終了後となります。請求書を同封してお送りしますので、 到着しましたらお手続きください。
[氏名 、勤務先、送付先住所(勤務先 / 自宅)、郵便番号、住所、Tel 、  Fax、E-mail、希望数、請求書記載名義]


■プログラム(案)

■ 12月10日(木)
10:20〜10:30 開会挨拶
10:30〜12:00 セッション1: キャンパス支援システム
1. 全学ネットワークアクセス認証システムの導入
○浜元信州・青山茂義・三河賢治 (新潟大)
2. ポータルサイトを核とした仮想ネットワークの構築
○大谷誠・江藤博文・渡辺健次・只木進一・渡辺義明 (佐賀大)
3. 大学におけるクラウド環境と教育研究支援
○梶田将司 (名古屋大)

12:00〜13:30 昼食休憩

13:30〜15:00 セッション2: システム管理
4. メッセージパターン学習による障害発生検知
○渡辺幸洋・松本安英 (富士通研)
5. JAISTにおけるサーバールーム構築: 負荷と電力消費の関係,空調
○小原泰弘・岡本忠男・宇多仁 (北陸先端大)
6. 大規模サーバにおける部品依存関係の動的抽出方式の提案
○奥井裕・敷田幹文 (北陸先端大)

15:00〜15:20 休憩

15:20〜16:00 招待講演
7. 仮想化環境の現状と未来
野崎恵太 (ヴイエムウェア)

16:00〜16:15 休憩

16:15〜17:45 パネル討論
8. 仮想化環境の現状と未来
コーディネータ: 安東孝二 (東大)
パネリスト: 野崎恵太 (ヴイエムウェア)・相川成周 (日本大)・田辺茂也 (マイクロソフト)・松本直人 (ネットワークバリューコンポネンツ)

18:30〜20:30 懇親会

■ 12月11日(金)
10:30〜12:00 セッション3: 運用技術
9. ネットワークブートシステムにおけるディスク性能の影響とその評価
○宅間広大・桝田秀夫 (京都工芸繊維大)
10. 誤った転送設定によるエラーメールを削減する転送メールゲートウェイシステムの試作とその評価
○石橋由子・桝田秀夫 (京都工芸繊維大)
11. 適用時間を限定したgreylistingの透過型プロキシを用いた実装と評価
○石島悌・平松初珠 (大阪府産技研)・中井亮 (大阪市都市型産業振興センター)

12:00〜13:30 昼食休憩

13:30〜15:00 セッション4: オーバーレイネットワーク
12. 移動透過通信を利用したアプリケーションレイヤマルチキャストにおける配送木再構築手法
○正岡元・岸場清悟・近堂徹・西村浩二・相原玲二 (広島大)
13. 集約Skip Graph: 効率的な集約クエリを実現するSkip Graph拡張の提案
○阿部敏之・上田達也・安倍広多・石橋勇人・松浦敏雄 (大阪市立大)
14. XBurner: XENebulaを利用したトラフィックジェネレータプラットフォームの設計
○宮地利幸・三輪信介 (情報通信研究機構)・篠田陽一 (北陸先端大)

15:00〜15:15 休憩

15:15〜16:45 セッション5: ネットワーク
15. Detection of Host Search Activity in Domain Name Reverse Resolution Traffic
○Min Lei・Yasuo Musashi・Dennis Arturo Ludena Romana・Kazuya Takemori・Shinichiro Kubota・Kenichi Sugitani (熊本大)
16. LAN内PCを外部から識別するためのMACアドレス中継型NATルータ
○村上亮・岡山聖彦・山井成良 (岡山大)
17. ハードウェア処理されるAccess Control Listの短縮化
○石川拓道・吉浦紀晃 (埼玉大)

16:45〜17:00 表彰・閉会挨拶


■プログラム委員会

委員長: 敷田 幹文(北陸先端科学技術大学院大学)
委 員: 相原 玲二(広島大学)
     齋藤 明紀(鳥取環境大学)
     鈴木  聡(KEK)
     中村 素典(国立情報学研究所)
     萩原 威志(新潟大学)
     藤崎 智宏(NTT)
     宮地 利雄(JPCERT/CC)
     山井 成良(岡山大学)
     吉田 和幸(大分大学)
     (50音順)

■実行委員会

委員長: 大野 浩之(金沢大学)
委 員: 安東 孝二(東京大学)
     石島  悌(大阪府立産業技術総合研究所)
     坂下  秀(アクタスソフトウェア)
     宮下 健輔(京都女子大学)
     村上登志男(学習院大学)
      (50音順)