情報処理学会ホームに戻る
最終更新日:2008.5.16

先進的計算基盤システムシンポジウム SACSIS 2008
Symposium on Advanced Computing Systems and Infrastructures

 

------------------------------------------------------------------------

第6回先進的計算基盤システムシンポジウム SACSIS 2008
6th Symposium on Advanced Computing Systems and Infrastructures
http://www.hpcc.jp/sacsis/2008/
2008年6月11日(水)〜13日(金)
つくば国際会議場
(茨城県つくば市竹園2-20-3)

------------------------------------------------------------------------

 SACSIS(Symposium on Advanced Computing Systems and Infrastructures)は 2003 年に誕生したシンポジウムです。その第6回は筑波にて 2008年6月11日(水)〜13日(金)に開催いたします。スコープは SACSIS2003 からの流れを引き継ぎ、以下のように考えています。

Advanced Computing:
 SACSIS は今後の計算技術の発展を、さまざまな角度から議論することを目的としています。単体・並列・分散等の処理形態に囚われず、広い意味で先進的な計算のためのシステムや基盤とそれらの要素技術を対象とします。

Systems and Infrastructures:
 性能などの「有効性」が重視される「システム」に関する技術だけではなく、幅広い利用を目指して「実用性」を重視した「基盤」に関する技術も対象とします。

SACSIS2008では、「先進的計算システム」「先進的計算システムを支える基盤技術」「実用的基盤システム」に関連するオリジナリティ溢れる発表や、実装・開発事例等を含め有用性の高い発表、実用性を重視した基盤に関する発表が行われます。

一般講演43件およびポスター発表27件の他,以下の企画を設けております。

  • 1日目13:30から基調講演として、富士通研究所、国立情報学研究所の岸本光弘氏による「グリッドコンピューティングの現状と将来 −明日はクラウディなのか?−」を企画しました。 
  • 1日目15:30から招待講演として、Microsoft Research の Doug Burger 氏による「Why Computer Architecture will Now Drive Computer Science」を企画しました。
  • 2日目に、以下のチュートリアルを企画しました。
    ・NTTファシリティーズ総合研究所 杉浦 利之氏
     「データセンターにおける電力供給システムと省電力化」
    ・東北大学 佐野 健太郎氏
     「FPGAによる高性能計算」
  • SACSISに関連する技術を持つ13の組織・企業の方々による、技術や商品の展示を企画しました。
    ・アルテアエンジニアリング株式会社
    ・HPCシステムズ株式会社
    ・エクセルソフト株式会社
    ・国立情報学研究所
    ・住商情報システム株式会社
    ・日本AMD株式会社
    ・日本IBM株式会社
    ・日本電気株式会社
    ・日本ビジュアルニューメリックス株式会社
    ・日本ヒューレット・パッカード株式会社
    ・株式会社日立製作所
    ・マイクロソフト株式会社
    ・三菱UFJ証券株式会社
  • 2日目9:30からSACSIS 2008併設企画であるCellスピードチャレンジ2008のセッションを企画しました。
  • 1日目に最優秀論文賞1件、優秀若手研究賞2件の表彰をおこないます。優秀若手研究賞を受賞した若手研究者には、IEEE Computer Society Japan Chapterからも同時に表彰がおこなわれ、副賞が贈られます。
  • 1日目にCellスピードチャレンジ2008の受賞者表彰をおこないます。
  • ポスター発表を対象に、最優秀ポスター賞および独創的ポスター賞を1件選び、最終日に表彰をおこないます。
  • 最終日に、筑波大学計算科学研究センターの見学を予定しております。
    (センターURL: http://www.ccs.tsukuba.ac.jp/CCS/index-j.html)

研究者、技術者、SE、そしてユーザの皆様など、幅広い皆様の御参加をお待ちしております。


◆日程 
: 2008年6月11日(水)〜13日(金)
◆会場 
: つくば国際会議場(茨城県つくば市竹園2-20-3)


◆主催(順不同)

  情報処理学会・計算機アーキテクチャ研究会(ARC)
  同・システムソフトウェアとオペレーティングシステム研究会(OS)
  同・ハイパフォーマンスコンピューティング研究会(HPC)
  同・プログラミング研究会(PRO)
  電子情報通信学会・コンピュータシステム研究専門委員会(CPSY)
  同・ディペンダブルコンピューティング研究専門委員会(DC)
  同・リコンフィギャラブルシステム研究専門委員会(RECONF)
  IEEE Computer Society Japan Chapter
 協賛
  情報処理学会・組込みシステム研究会(EMB)

 

◆参加費(税込/論文集代込み、懇親会へは無料でご参加いただけます)

 
5月16日(金)までに申込
当日受付にて申込
主催研究会登録会員 (共催・協賛の研究会登録会員含む)
28,000円
38,000円
主催学会員(共催学会員含む)
38,000円
48,000円
学生会員
13,000円
23,000円
非会員
48,000円
58,000円

論文集のみ
 5,000円(税込/送料込)

※非会員の学生の方は、非会員として参加いただくことになります。
※WEB申込時に情報処理学会入会手続き中の場合は、会員番号欄に「999999999」 と入力し、通信欄に「入会手続き中」の旨をご記入ください。各学会への入会手続きは、以下の URL から参照可能です。
   情報処理学会: http://www.ipsj.or.jp/member/kaiin.html
   電子情報通信学会: http://www.ieice.org/jpn/nyukai/
   IEEE CS: http://www.computer.org/portal/site/ieeecs/

また、SACSIS の当日参加受付においても、情報処理学会への同時入会手続き が可能となっています。


早期Web申込締切  平成2008年5月16日(金)まで 



◆申込方法:
学会Webページの行事申込書にてお申込みください。  事前申込は締切ました。当日受付にてお申込みください。

  • 申し込み受領のメールは配信されません。後日、参加章引換券を郵送します。
  • お支払方法で郵便振替を選択された場合は郵便振替用紙を、請求書を希望された場合は請求書を、参加章引換券と一緒に郵送します。お手元に届きましたらお手続きください(振込期限7月末)。
  • 参加費の当日現金払いも受け付けますが、なるべく振込でのお支払いにご協力ください。
  • 当日受付もいたしますが、論文集が不足した場合は事前申し込み優先とさせていただきますのでご了承ください。
  • 参加申込後、やむを得ず参加を取り消される場合は、5月16日(金)までにご連絡ください。
    取り消しの連絡のない場合は、準備の都合上、参加費を徴収させていただきます。
  • ポスター発表の方も参加登録が必要です。

    <論文集のみの申込方法>
    以下の内容を、研究部門宛にE-mail(sig"at"ipsj.or.jp)か、FAX:(03)3518-8375にてお送り下さい。 発送はシンポジウム終了後となります。請求書を同封してお送りしますので、到着しましたらお手続きください。
      [氏名 、勤務先、送付先住所(勤務先 / 自宅)、郵便番号、住所、Tel 、Fax、E-mail、
       論文集のみ :  冊、請求書 :  通、 見積書 :  通、 納品書 :  通、請求書記載名義]


◆参加費の領収証について

○当日現金支払いの方には当日お渡しします。
○お振込の方は希望者にのみ送付します。以下の情報をE-mailにてご連絡ください。
  ご入金が確認できましたら領収証を郵送させていただきます。
   ◇E-mail送信先:sig"at"ipsj.or.jp ("at"は@に置き換えて下さい)
      ・振込日
      ・振込先(三菱東京UFJ銀行/みずほ銀行/郵便振替)
      ・振込名義
      ・領収証の宛名


◆申込/照会先:


調査研究 研究部門  E-mail:sig "at" ipsj.or.jp
TEL:(03)3518-8372 / FAX:(03)3518-8375

※その他詳細はシンポジウムWebページをご覧下さい。

 

** SACSIS2008 プログラム **

* 一般講演は1件30分(質疑応答含む)です。

* ポスターおよび企業展示は、1日目(6/11)の懇親会ならびに2日目の終日、懇親会場において常時展示されております。また、1日目懇親会ならびに2日目の休憩時間がポスター発表時間となります。ポスター発表者は、同時間帯のポスター発表、よろしくお願いします。

..............................................................................................................................................................................................................................

**セッション構成**

日程
時間
A会場
中ホール200
B会場
大会議室101
C会場
大会議室102
6/11
(水)
13:00〜13:30
開会の辞,最優秀論文賞・優秀若手研究賞表彰・Cellスピードチャレンジ表彰(A会場)
13:30〜15:00
基調講演 (A会場) (座長:関口智嗣(産総研))
 岸本光弘(富士通研/NII)
 グリッドコンピューティングの現状と将来 −明日はクラウディなのか?−
  休憩
15:30〜17:00
招待講演(A会場) (座長:中村 宏(東大))
 Doug Burger (Microsoft Research)
 Why Computer Architecture will Now Drive Computer Science
17:00〜19:00
ポスター・企業展示・懇親会 (懇親会会場 (多目的ホール) )

6/12
(木)
9:30〜11:00
Cellスピードチャレンジ2008
[A2-1] 企画
省電力ハードウェアI
[B2-1] 一般講演(3件)
GPGPUの応用と性能評価
[C2-1] 一般講演(3件)
  休憩
11:30〜12:30
インダストリアル・セッション
(11:30〜13:00)
[A2-2] 企画
カスケーディング
[B2-2] 一般講演(2件)
線形反復法の新技術
[C2-2] 一般講演(2件)
昼休み
13:45〜15:15
データセンターにおける電力供給システムと省電力化
[A2-3] チュートリアル1
性能最適化へのアプローチ
[B2-3] 一般講演(3件)
HW・SW協調
[C2-3] 一般講演(3件)
  休憩
15:45〜17:15
FPGAによる高性能計算
[A2-4] チュートリアル2
基盤システム(15:45〜17:45)
[B2-4] 一般講演(4件)
マイクロアーキテクチャ
(15:45〜17:45)
[C2-4] 一般講演(4件)

6/13
(金)
10:00〜12:00
スケジューリング
(10:00 最優秀論文)
[A3-1] 一般講演(4件)
省電力ハードウェアII
(10:30〜12:00)
[B3-1] 一般講演(3件)
グリッドと仮想クラスタ
(10:30〜12:00)
[C3-1] 一般講演(3件)
昼休み
13:30〜15:00
広域ネットワーク環境
[A3-2] 一般講演(3件)
オンチップネットワーク
[B3-2] 一般講演(3件)
メニーコア・マルチコア
[C3-2] 一般講演(3件)
15:00〜
最優秀ポスター賞・独創的ポスター賞表彰、閉会の辞(A会場)
閉会後
筑波大学計算科学研究センターの見学

 


─第1日目 6月11日(水)─

●開会の辞,最優秀論文賞・優秀若手研究賞表彰・Cellスピードチャレンジ表彰(13:00〜13:30,中ホール200)

●基調講演(13:30〜15:00,中ホール200)   座長:関口智嗣(産総研)
・グリッドコンピューティングの現状と将来 −明日はクラウディなのか?−
  岸本光弘(富士通研/NII)

●招待講演(15:30〜17:00,中ホール200)   座長:中村 宏(東大)
・Why Computer Architecture will Now Drive Computer Science
  Doug Burger(Microsoft Research)

●ポスター・企業展示・懇親会(17:00〜19:00,懇親会場(多目的ホール))
ポスター発表一覧
・Cell Broadband Engine に対する重力多体問題計算の最適化
  (Cellスピードチャレンジ自由課題部門1位) 
  富田賢吾(総研大/国立天文台),山崎秀輔(阪大)

・PDS Optimization Cycle: New Programming Opmitimization Methodology for CELL BE Architecture
  (Cellスピードチャレンジ自由課題部門2位)
  Satoshiro Haruki,Konagaya Akihiko(東工大)

・Cellを用いたクラスタシステムによる計算機合成ホログラムの高速化
  (Cellスピードチャレンジ自由課題部門3位) 
  荒井大輔,増田信之,伊藤智義(千葉大)

・オンチップ並列処理を利用した密行列LU分解の高速化(Cellスピードチャレンジ規定課題部門1位)
  里城晴紀,小長谷明彦(東工大)

・Cellスピードチャレンジ2008で用いた高速化手法(Cellスピードチャレンジ規定課題部門2位)
  須藤郁弥,本田耕一,松田健護,坂内恒介,柴田悠希,小林隼人,石野 明,篠原 歩(東北大)

・Cell/B.E.での連立一次方程式の求解の高速化(Cellスピードチャレンジ規定課題部門3位)
  松本和也(会津大)

・PARDS: データフロー同期を用いた並列プログラム用ライブラリ
  荒木拓也(NEC)

・遠隔メモリを利用する大容量メモリシステムDLMとDLMコンパイラ
  緑川博子(成蹊大),黒川原佳,姫野龍太郎(理研)

・計算グリッドにおける資源配分システムの設計及び開発
  宋 応文,武宮 博,池上 努,田中良夫,関口智嗣(産総研)

・Index Distribution Technique for Efficient Search on Unstructured Peer-to-Peer Network
  Lerthirunwong Sumeth,Maruyama Naoya(東工大),Matsuoka Satoshi(東工大/NII)

・複数拠点に分散配置されたクラスタの効率的な管理手法
  高宮安仁(NEC),弘中 健,斎藤秀雄,田浦健次朗(東大)

・衛星観測データの処理と保管のためのストレージシステムの性能評価
  谷村勇輔,山本直孝(産総研),石橋拓也(創夢),田中良夫(産総研),
  西川武志(東工大),松岡 聡(東工大/NII),関口智嗣(産総研) 

・FPGAにおけるマルチSMTプロセッサの実装
  小笠原嘉泰,館 一平,三輪 忍,中條拓伯(農工大)

・Cellプロセッサを用いたFFTの並列化
  原岡恭太郎,窪田昌史,北村俊明(広島市立大)

・モデル化に基づいた大規模計算システム向け自動故障解析
  丸山直也(東工大),松岡 聡(東工大/NII)

・VMクラスタ管理システムSHILCO
  古川聡志,山本克也,多幡 充,新谷泰平,國枝義敏,繻エ寛明(立命館大)

・HTTPのみを利用してOSを起動するブートローダとそのサーバ環境 ---inetboot+HTTP-FUSE KNOPPIX--- 
  八木豊志樹,飯島賢吾,須崎有康(産総研)

・トポロジ情報のみに基づいた安定最適ブロードキャスト
  柴田剛志,田浦健次朗,近山 隆(東大)

・命令列の実行頻度に応じた命令融合に関する一考察
  橋本和典,木山真人,芦原 評(熊本大)

・Evaluating KVM for Router Virtualization
  Ozaki Ryota(NICT),Nakao Akihiro(東大)

・マルチスレッドSATソルバMiraXTの改良:タスク分割の待機時間削減
  露崎浩太,上田和紀(早大)

・仮想クラスタを用いたData-Intensive Application 実行環境の性能モデル構築と最適化に向けて
  佐藤賢斗,佐藤 仁(東工大),松岡 聡(NII)

・カナリア方式におけるタイミングエラー見逃しに関する調査
  国武勇次(九大),佐藤寿倫(福岡大),安浦寛人(九大)

・階層的グループ化を用いた大規模リンク構造上の局所性改善
  八杉昌宏,湯淺太一(京大)

・不均一な複数GPUにおけるセルフスケジューリングによる並列数値演算
  渡辺祐也,遠藤敏夫,松岡 聡(東工大)

・ヘテロ計算環境における省電力タスクスケジューリング
  浜野智明,遠藤敏夫(東工大),松岡 聡(NII)

・動的再構成デバイスにおけるデータI/Oと演算のオーバーラップを用いた処理法
  荒木光一,佐藤幸紀,井口 寧(北陸先端大)


─第2日目 6月12日(木)─

● [A2-1] Cellスピードチャレンジ2008(9:30〜11:00)   座長:津邑公暁(名工大)、吉瀬謙二(東工大)
・Cellスピードチャレンジ2008を終えて:津邑公暁(名工大)
・Cellスピードチャレンジ2008の規定課題について:片桐孝洋(東大)
・Cellスピードチャレンジを題材とした汎用プロセッサとCellの性能比較:原健太朗(東大)
・規定課題部門報告:松本和也(会津大)
・規定課題部門報告:須藤郁弥(東北大)
・規定課題・自由課題部門報告:里城晴紀(東工大)
・ひびきの賞報告:五十嵐潤(九工大)、田原慎也(東工大)
・自由課題部門報告:荒井大輔(千葉大)
・自由課題部門報告:富田賢吾(総研大/国立天文台)

● [B2-1] 省電力ハードウェアI(9:30〜11:00)   座長:江川隆輔(東北大)
・エネルギー制御を備える自動メモ化プロセッサ
  島崎裕介,津邑公暁(名工大),中島 浩(京大),松尾啓志(名工大),中島康彦(奈良先端大)

・MIPS R3000 プロセッサにおける細粒度動的スリープ制御の実装と評価
  関 直臣, Lei Zhao,徐  慧,長谷川揚平,天野英晴(慶大),
  宇佐美公良(芝浦工大),並木美太郎(農工大),中村 宏(東大)

・走行時パワーゲーティングのための命令実行制御手法の提案
  近藤正章,高木紀子,中村 宏(東大)

● [C2-1] GPGPUの応用と性能評価(9:30〜11:00)   座長:成瀬 彰(富士通研)
・CUDA 環境における高性能3次元FFT
  額田 彰≪優秀若手研究賞≫,尾形泰彦,遠藤敏夫(東工大/JST),松岡 聡(東工大/NII/JST)

・ある在庫管理計画問題の動的計画法による解法とCUDAを用いた高速化
  李  天,河畠 工,山本有作(名大),畝山多加志(京大),張 紹良(名大)

・GPU向け汎用計算環境CUDAを用いたk-means法の高速化
  大久保宏樹,藤本典幸,萩原兼一(阪大)

● [A2-2] インダストリアル・セッション(11:30〜13:00)
・日本AMD株式会社 「仮想化とGreen IT」

・三菱UFJ証券株式会社 「三菱UFJ証券におけるGrid Computingの活用例 デリバティブ業務及び研究開発業務への応用」

(12:30〜13:00 ランチセッション)
・日本IBM株式会社 「最先端テクノロジーと大企業サーバ・アーキテクチャ構築−−仮想化・Cell・Cloud Computingを巻き込んだ進化−−」

● [B2-2] カスケーディング(11:30〜12:30)   座長:五島正裕(東大)
・ALU Cascadingのための動的命令スケジューラ
  尾形幸亮,姚  駿,嶋田 創(京大),三輪 忍(東京農工大),富田眞治(京大)

・タイミング歩留まり改善を目的とする演算器カスケーディング
  渡辺慎吾(九工大),橋本昌宜(阪大),佐藤寿倫(九大)

● [C2-2] 線形反復法の新技術(11:30〜12:30)   座長:岩下武史(京大)
・多数の誘電体円柱の電磁波散乱問題の高速計算について(3)
  - IDR(s)法とGMRES法との収束性およびメモリ量の比較 -
  中嶋徳正,藤野清次,立居場光生,尾上勇介(九大)

・適応的にsを変化させるIDR(s)法の収束性について
  尾上勇介,藤野清次,中嶋徳正(九大)

● [A2-3] チュートリアル1(13:45〜15:15)   座長:工藤知宏(産総研)
・データセンターにおける電力供給システムと省電力化
  杉浦利之(NTTファシリティーズ総合研)

● [B2-3] 性能最適化へのアプローチ(13:45〜15:15)   座長:片桐孝洋(東大)
・SPRAT:実行時自動チューニング機能を備えるストリーム処理記述用言語
  滝沢寛之,白取寛貴,佐藤功人,小林広明(東北大)

・演算精度に応じた高性能計算を実現するコンパイラの提案と実装
  中里直人(会津大),牧野淳一郎(国立天文台),松原裕樹,戎崎俊一(理研) 

・メモリアクセス最適化を適用した汎用プロセッサとCellの性能比較
  〜-Cell Speed Challengeを題材にして〜-
  原健太朗,塩谷亮太,田浦健次朗(東大)

● [C2-3] HW・SW協調(13:45〜15:15)   座長:木村啓二(早大)
・SWIFT: 文字列ごとの情報フロー追跡手法
  勝沼 聡,塩谷亮太(東大),入江英嗣(JST),五島正裕,坂井修一(東大) 

・可変長タグをサポートする低オーバヘッド・タグ・アーキテクチャ
  金 大雄,塩谷亮太(東大),入江英嗣(JST),五島正裕,坂井修一(東大) 

・データプリフェッチ最適化のためのバイナリ変換手法
  請園智玲,田中清史(北陸先端大)

● [A2-4] チュートリアル2(15:45〜17:15)   座長:梶原信樹(日本電気)
・FPGAによる高性能計算
  佐野健太郎(東北大)

● [B2-4] 基盤システム(15:45〜17:45)   座長:品川高廣(筑波大)
・プロセスレベルの仮想化を用いた大規模分散システムテストベッド
  西川賀樹(東大),大山恵弘(電通大),米澤明憲(東大)

・Windowsを含むマルチOSに対応したユーザモードファイルシステムフレームワークの設計と実装
  荒川淳平,淺川浩紀,竹内郁雄(東大)

・JavaScript/MC2 の設計と実装
  石橋 崇(豊橋技科大),小宮常康(電通大),廣津登志夫(豊橋技科大)

・レジスタスロットを考慮したSIMD向け細粒度自動並列化コンパイラ
  三好健文(東大),杉野暢彦(東工大)

● [C2-4] マイクロアーキテクチャ(15:45〜17:45)   座長:嶋田 創(京大)
・回路面積指向レジスタ・キャッシュ
  塩谷亮太(東大),入江英嗣(JST),五島正裕,坂井修一(東大)

・選択的先行実行による物理レジスタ2段階解放方式の低消費電力化
  兵藤一永,安藤秀樹(名大)

・逆Dualflowアーキテクチャ
  一林宏憲,塩谷亮太(東大),入江英嗣(JST),五島正裕,坂井修一(東大)

・圧縮されたパス情報を用いた分岐予測手法
  三輪 忍,中條拓伯(東京農工大)

 

─第3日目 6月13日(金)─

● [A3-1] スケジューリング(10:00〜12:00)   座長:追川修一(筑波大)
・トラクションコントロール実行: CMP向けプロセス実行制御方式の提案 
  ≪最優秀論文賞≫
  近藤正章,佐々木広,中村 宏(東大)

・マルチコアプロセッサにおけるリアルタイム処理の応答性向上
  加藤真平,山崎信行(慶大)

・仮想マシン間にまたがるプロセススケジューリング
  田所秀和,光来健一,千葉 滋(東工大)

・プロセッサ数が制限された環境下でのタスク複製に基づいたスケジューリング・アルゴリズム
  朝倉宏一,邵  冰,渡邉豊英(名大)

● [B3-1] 省電力ハードウェアII(10:30〜12:00)   座長:佐藤真琴(日立製作所)
・動的リコンフィギャラブルプロセッサにおける電力分析と低電力化手法の検討
  西村 隆,斉藤貴樹,平井啓一郎,中村拓郎,長谷川揚平,堤  聡,天野英晴(慶大)

・FPGAの動的部分再構成を用いた回路規模と消費電力の削減
  堀 洋平,坂根広史,片下敏宏,戸田賢二(産総研)

・共有資源の優先度制御によるチップ・マルチプロセッサの省電力化手法
  椎名公康,近藤正章,今井 雅,中村 宏,南谷 崇(東大)

● [C3-1] グリッドと仮想クラスタ (10:30〜12:00)   座長:鈴村豊太郎(日本IBM)
・モデルベース資源選択による効率的な仮想クラスタ構築
  山崎翔平,丸山直也(東工大),松岡 聡(東工大/NII)

・複数サイトにまたがる仮想クラスタの構築手法
  広渕崇宏,横井 威,江原忠志,谷村勇輔,小川宏高,中田秀基,田中良夫,関口智嗣(産総研)

・地球観測グリッドにおけるセキュリティ基盤の設計と実装
  田中良夫,山本直孝,関口智嗣(産総研)

● [A3-2] 広域ネットワーク環境(13:30〜15:00)   座長:合田憲人(NII)
・複雑なグリッド環境で柔軟なプログラミングを実現するフレームワーク
  弘中 健,斎藤秀雄,高橋 慧,田浦健次朗(東大)

・ネットワークトポロジを考慮した効率的なバンド幅推定手法
  長沼 翔≪優秀若手研究賞≫,高橋 慧,柴田剛志,田浦健次朗,近山 隆(東大)

・プライベートネットワーク内のノードへの透過的アクセスを実現するTNTシステムの開発
  山本剛之,建部修見(筑波大)

● [B3-2] オンチップネットワーク(13:30〜15:00)   座長:横田隆史(宇都宮大)
・ツリー型オンチップネットワークにおける適応的アクティベーション制御
  松谷宏紀(慶大),鯉渕道紘(NII),王 代涵,天野英晴(慶大)

・動的リコンフィギャラブルデバイスにおける構成情報配送のためのマルチキャスト手法の提案
  中村拓郎,長谷川揚平,堤  聡,Vasutan Tunbunheng,天野英晴(慶大) 

・予測機構を持つルータを用いた低遅延チップ内ネットワークに関する研究
  鯉渕道紘(NII),吉永 努,村上弘和(電通大),松谷宏紀,天野英晴(慶大)

● [C3-2] メニーコア・マルチコア(13:30〜15:00)   座長:佐藤寿倫(九大)
・情報家電用マルチコア上におけるマルチメディア処理のコンパイラによる並列化 
  宮本孝道,浅香沙織,見神広紀,間瀬正啓,木村啓二,笠原博徳(早大)

・メニーコアプロセッサに向けたシンプルで柔軟なコア融合機構CoreSymphony
  若杉祐太,吉瀬謙二(東工大)

・メニーコアプロセッサに向けたデータ供給を支援する多機能キャッシュコア
  森谷 章,藤枝直輝,佐藤真平,吉瀬謙二(東工大)

● 最優秀ポスター賞・独創的ポスター賞表彰,閉会の辞(15:00〜,中ホール200 )

● 筑波大学計算科学研究センターの見学(閉会後)
  (センターURL: http://www.ccs.tsukuba.ac.jp/CCS/index-j.html