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最終更新日:2008年6月4日

第20回ゲーム情報学研究発表会

 

第20回ゲーム情報学研究会(発表件数8件)
日時:平成20年6月27日(金)? 10:30 - 16:20
場所:北陸先端科学技術大学院大学 情報3棟5階 コラボ7
〒923-1292 石川県能美市旭台1-1
主査:飯田弘之 幹事: 金子知適,岸本章宏, 橋本 剛
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[プログラム]
[10:30 -- 12:00] 将棋 (3件)
[13:30 -- 14:30] 囲碁 (2件)
[14:50 -- 15:50] その他のゲーム (3件)
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10:30 - 11:00
(1)コンピュータ将棋の現状 2008 春
○瀧澤武信(早大)

第18回世界コンピュータ将棋選手権が2008年5月に開かれる。
同選手権における将棋ソフトウエアの実力について考察する。

11:00 - 11:30
(2)進行度を用いたボナンザメソッドの提案
○松井利樹,橋本 剛,橋本準一,野口陽来

ボナンザメソッドに進行度の概念を用いて
序盤と終盤の評価テーブルを作成し評価関数を設計する。

11:30 - 12:00
(3)異なるレーティング・データの接合とコンピュータ将棋の強さ予測
○小谷善行(東京農工大)

Eloレーティングデータが複数あった場合に相互のレーティング差を
予測する方法を実験的に検討し、コンピュータ将棋の強さ予測に用いる。

[12:00 - 13:30 昼食休憩]

13:30 - 14:00
(4) UCT アルゴリズムにおける確率的な試行回数削減方法
○但馬康宏,小谷善行(東京農工大)

UCT アルゴリズムにおいて勝率の低い手の試行回数を確率的に
削減する方法と,ゲームへ適用結果を示す。

14:00 - 14:30
(5)モンテカルロ碁で用いるパターンの大きさに関する考察
○野口陽来,松井利樹,橋本隼一,橋本 剛(北陸先端大)

プレイアウトで用いるパターンの大きさを変化させ,
プログラムの強さに与える影響を調べる。

[14:30 - 14:50 休憩]

14:50 - 15:20
(6)大貧民におけるプレースタイルの相性に関する研究
佐藤裕紀,○伊藤毅志(電気通信大)

カードゲーム大貧民におけるローカルルールが規定する
様々なプレースタイルにおける相互の相性について調査した。

15:20 - 15:50
(7) 気の利くサッカーエージェント作成の試み
○河原林友美,川尻圭介(福井高専)

本研究では,サッカーエージェントのパス行動において,
パスの受け手に対して気を利かすパスを出すエージェントの作成を行った。
それを通して,気の利くサッカーエージェントの実現に向けた課題を考察した。

15:50 - 16:20
(8)同時着手 Domineering におけるモンテカルロ法の適用
○小森成貴,CINCOTTI Alessandro,飯田弘之

同時着手 Domineering にモンテカルロ法を適用し
自己対戦を試み理論値との比較を行う。