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最終更新日:2007.4.17

第70回音楽情報科学・第7回エンタテインメントコンピューティング合同研究発表会

第70回音楽情報科学研究会
第7回エンタテインメントコンピューティング研究会
合同研究発表会 発表募集

日時:2007年5月10日(木),5月11日(金)
会場:パナソニックセンター東京 第4,5,6会議室
住所:東京都江東区有明2丁目5番18号
交通: http://panasonic.co.jp/center/tokyo/access/index.html
    りんかい線「国際展示場駅」徒歩2分,ゆりかもめ「有明駅」徒歩3分

○ 5月10日(木)

● 10:15〜11:45 学習支援(30分×3件)
(1)タスク中心型第2言語学習ゲームの意味交渉モデル
白鳥和人(筑波大/科学技術振興),張  磊,星野准一(筑波大)

(2)電子ふめくり
渡邉朋子(お茶の水女子大)

(3)プロジェクタ・カメラシステムを用いたビリヤードの初級者向けショット練習支援
緒方祐介(九大),有田大作(九州システム情報技研),
菅沼 明,谷口倫一郎(九大)

● 13:00〜14:30 コンテンツ生成(30分×3件)
(4)液晶タブレットを使用して旋律を生成するシステムに関する研究
出口幸子(近畿大)

(5)コンテンツ再利用可能なイベント駆動型ナビゲーションシステムの開発と実運用
寺田 努(大阪大),宮前雅一(ATR),福田登仁(ウエストユニティス)

(6) XMLとXSLTを用いた未解読長唄譜の認識
矢向正人(九州大)

● 14:40〜16:10 インタフェース(30分×3件)
(7)GHIプロジェクト - 楽器が光ってもいいじゃないか
長嶋洋一(静岡文化芸大)

(8)ニュース情報のための視覚化インターフェイス
野間田佑也(多摩美術大),星野准一(筑波大)

(9)音楽音響信号理解に基づく能動的音楽鑑賞インタフェース
後藤真孝(産総研)

● 16:20〜17:50 招待講演
(10)CGM 時代のカジュアル音楽ビジネス
株式会社 jig.jp 代表取締役 兼 CEO 福野泰介

○ 5月11日(金)

● 10:30〜12:00 認識・測定(30分×3件)
(11)ポピュラー音楽クラスタリングのための近親調を用いたコード進行類似度の提案
長澤槙子,渡辺知恵美,伊藤貴之,増永良文(御茶ノ水大)

(12)Minimal Music聴取時における脳機能計測
森 悠太,風井浩志,片寄晴弘(関西学院大)

(13)多重奏音楽音響信号の音源分離のための調波・非調波モデルの制約付きパラメータ推定
糸山克寿(京大),後藤真孝(産総研),駒谷和範,尾形哲也,奥乃 博(京大)

● 13:15〜15:15 アプリケーション(30分×4件)
(14)音脈分凝を活用した音楽電子透かし技術 "ゲンコーダMark" の開発
茂出木敏雄,千葉 誠(大日本印刷)

(15)個人所有楽曲リストや聴取場所を利用するWeb2.0アプリケーションの試み
平井重行,足立洋兵,猪飼真奈(京都産業大)

(16)身体の動きを音楽と映像に変える『神楽 -KaGuRa-』を応用した合奏システム
竹井将紫,中村俊介(九州工業大)

(17)インタラクティブ要素を加えたカプセル玩具自動販売機
福地健太郎(電気通信大),楠 房子(多摩美術大)

● 15:15〜15:30 全体討論

● 15:45〜17:15 パナソニックセンター見学(希望者)


◇ 招待講演(5月10日(木) 16:20〜17:50)

題目: CGM 時代のカジュアル音楽ビジネス
講演者: 福野泰介(株式会社 jig.jp 代表取締役 兼 CEO

概要:
携帯電話やパソコンの高性能化と通信の高速定額化が普及するに伴い,音楽な
どリッチコンテンツの流通も活発になってきている。また,ブログの普及によ
り消費者による情報発信が急増しており,今後はテキストのみではなく,ポッ
ドキャストや動画共有サイト等による音声や動画による情報発信による差別化
等が進むことが予想される。しかし,テキスト情報と比較し,音楽を作成する
敷居が高く,プロによる音楽との差が非常に大きいのが現状である。本講演で
は,携帯電話のアプリケーションプラットフォームである「jigブラウザ」上
に,誰でも気軽に音楽を作るツールに触れられる環境を提供すると共に,作成
した音楽素材を簡単に共有・再利用できるシステムを用意することによって,
音楽作成の敷居を著しく下げる事で生まれる「カジュアル音楽ビジネス」を提
案し,その現実性と可能性について発表する。


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