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最終更新日:2007年9月3日

第125回ヒューマンコンピュータインタラクション研究発表会

 

日程:2007年9月28日(金)
会場:大阪大学コンベンションセンター
  〒565-0891 大阪府吹田市山田丘1-1 大阪大学事務局内
  http://www.handai-kouenkai.org/convention/index.html
特集:どきどきわくわくインタラクション

9:30-11:00●わかってわくわくどきどき/認識を利用したインタラク ション

(1)Mind Probing: システムの積極的な働きかけによる視線パタンからの興味推定
水口充(NICT),浅野哲(京大),佐竹純二,小林亮博 (NICT),平山高嗣,川嶋宏彰(京大),小嶋秀樹 (NICT),松山隆司(NICT/京大)

(2)インタラクティブな情報提示システムの非装着・非拘束な視線推定
佐竹純二,小林亮博(NICT),川嶋宏彰,平山高嗣(京大),水 口 充,小嶋秀樹(NICT),松山隆司(NICT/京大)

(3)ジェスチャ操作を活用する講師や電子作業空間のためのメニューデザイ ンの検討
前野恭平,藤田誠司(立命館大),木村朝子(立命館大/ PRESTO),柴田史久,田村秀行(立命館大)

11:10-12:10 ●招待講演
(4)菊池誠氏(阪大)
「テルミン: 自由で不自由なユーザーインターフェース」
1920年に発明された最古の電子楽器テルミンは,「本体に触らずに演奏 する」というその特異な演奏方法で有名です.一時期ほとんど忘れ去ら れていた楽器でしたが,世界的には映画「テルミン」をきっかけに,ま た国内では竹内正実氏の活動により,リバイバルし,今や,学研「大人 の科学マガジン」付録にも小型テルミンが登場するほど広く認知されて います.その「触らない」インターフェースは,鍵盤や弦がないため に,他の楽器とは比べものにならないほどの演奏の自由度を実現します が,その一方,距離で音程が決まってしまうことから,演奏者の身体の 揺れまでが音程に影響するという極めて不自由なものでもあります.
この講演では,テルミンという楽器の「自由度と不自由度」の問題を中 心に,テルミンそのものの紹介も含めてお話しします.

13:20-14:50●どこでもわくわくどきどき/モバイルインタラクション

(5)「魅せる」インタフェースについての考察
福地健太郎(電気通信大)

(6)情報機器利用のための足ステップ文字入力方式
山本哲也(神戸大),義久智樹(京大),塚本昌彦(神戸大)

(7)GPSカメラ付き携帯電話を用いたユーザ生成型写真地図構築実験
玉田大輔,中西英之(阪大)

15:00-16:30●調べてわくわくどきどき/インタラクションの分析

(8)テーブル上における戦略的な協調作業に関する検討
山口徳郎 (阪大),スリラム サブラマニアン (サスカチュワン大),北村喜文,岸野文郎(阪大)

(9)本棚を通した体験共有コミュニケーション支援システム
三木可奈子,角康之,西田豊明(京大)

(10)マルチモーダルインタラクション分析のためのコーパス環境構築
來嶋宏幸(京大),坊農真弓(京大/日本学術振興会),角康之, 西田豊明(京大)

16:40-17:40●安心してわくわくどきどき/教育・安心のためのインタ ラクション
(11)イメージリテラシーのレッスン
伊藤京子,久保田テツ(阪大)

(12)大規模災害時における情報提示へのアプローチ
土方嘉徳,山中努,西田正吾(阪大)

HCI研究会のWebページもご参照ください。
http://www.sighci.jp/