情報処理学会ホームに戻る
最終更新日:2006.11.21

第18回 コンピュータシステム・シンポジウム(Comsys2006)

 

■参加申込受付中■
早期申込締切:11月21日(火)17:00

コンピュータシステムシンポジウム ComSys 2006
IPSJ Computer System Symposium 2006
http://www.ipsj.or.jp/sig/os/ComSys2006/
2006年11月29日(水) 〜 30日(木)
名古屋国際会議場

 ComSys (Computer System Symposium) は、情報処理学会システムソフトウェアとオペレーティングシステム研究会(OS)が主催し、情報処理学会組込みシステム研究会(EMB)の協賛で行われるシンポジウムで、システムソフトウェア分野の最新の研究成果が集まる機会として、今回で第18回を数える伝統あるシンポジウムです。

 今年は基調講演として、初日に Microsoft Corp. より、Peter Fitzsimon 氏をお招きし、 Windows Virtualization について講演して頂くこととなりました。国内ではあまり聞くことのできない話を聞かせて頂けるものと思います。

 また二日目には二件の招待講演を予定しております。一件は株式会社コーエーの松原 健二 氏による「オンラインゲームの発展と多様化」、もう一件はトヨタ自動車株式会社の保科 健 氏による「車載情報系組み込みOSの最新動向」で、どちらも産業界におけるシステム・OSの現状や期待についての非常に興味深いお話が聞けることと思います。さらに、初日の午後に特別講演として、北陸先端科学技術大学院大学の篠田 陽一先生による「ネットワーク分散システムの大規模実験施設 StarBED2」と題した講演で、大規模ネットワーク実験基盤として知られる StarBED2 について、それをいかに使うかということまでを含めたお話を頂けることになっています。

 一般発表論文は、当シンポジウムのプログラム委員会による査読審査を受けた 6本の論文の発表が行われます。また、初日の午後にポスター&デモセッションを用意しています。ポスター&デモセッションでは、当日に優秀な発表と選ばれたものに賞が贈られることになっておりますので、奮って御応募下さい。

 今年の会場は、近頃、国内でも非常に活気に溢れている名古屋でも有数の名古屋国際会議場で、JR 名古屋駅から30分程度と比較的アクセスの良い場所にあります。様々な立場の視点からの深い議論をシンポジウムの場で交わせますよう、研究者、技術者、SE、そしてユーザの皆様など、幅広い皆様の御参加をお待ちしております。

            第18回コンピュータシステムシンポジウム運営委員長
             情報処理学会システムソフトウェアとオペレーティングシステム研究会主査
加藤 和彦(筑波大学)

            第18回コンピュータシステムシンポジウム幹事
廣津 登志夫(豊橋技術科学大学)


参 加 申 込

日  時 : 2006年11月29日(水)〜30日(木)
場  所 : 名古屋国際会議場
        〒456-0036 愛知県名古屋市熱田区熱田西町1-1

主  催 : 情報処理学会 システムソフトウェアとオペレーティング・システム(OS)研究会
協  賛 : 情報処理学会 組込みシステム(EMB)研究会

参 加 費(税込/論文集代込み):

 
11月21日(火)17:00までに申込
当日会場にて受付
情報処理学会員
25,000円
30,000円
主催/協賛研究会登録会員
20,000円
25,000円
学生会員
2,000円
5,000円
学生非会員
8,000円
10,000円
非会員
30,000円
35,000円

懇親会のみ(当日会場で受付)
5,000円(学生3,000円)

論文集のみ
5,000円(税/送料込)

申込方法:  学会Webページの行事申込書にてお申込みください。 事前受付は終了しました。

**お申し込みの際の注意事項**

  • 申し込み受領のメールは配信されません。後日、参加章引換券を郵送します(11月中旬以降に発送予定です)。
  • 学生の方は勤務先の欄に学校名をご記入ください。学校を郵送先とする場合は、確実に届くように所属に研究室などまでご記入ください。
  • 当日受付もいたしますが、論文集が不足した場合は事前申し込み優先とさせていただきますのでご了承ください。
  • 参加費の当日現金払いも受け付けますが、なるべく振込でのお支払いにご協力ください。
  • 参加申込後、やむを得ず参加を取り消される場合は、11月23日(木)までにご連絡ください。取り消しの連絡のない場合は、準備の都合上、参加費を徴収させていただきます。
  • 論文集のみのお申し込みの場合、発送はシンポジウム終了後となります。請求書等を同封しますので、到着しましたらお手続きください。

早期申込締切  平成18年11月21日(火) 17:00まで → 事前受付は終了しました。

  • 論文集のみの申込は締切後も受け付けています。
    締切後のお申込方法は、以下の内容を、研究部門宛にE-mail:sig"at"ipsj.or.jpか、FAX:(03)3518-8375にてお送り下さい。
    シンポジウム終了後、請求書と一緒に論文集をお送りいたします。

      [氏名 、勤務先、送付先住所(勤務先 / 自宅)、郵便番号、住所、Tel 、Fax、E-mail、
       論文集のみ :  冊、請求書 :  通、 見積書 :  通、 納品書 :  通、請求書記載名義]

参加申込に関する問合わせ先

調査研究 研究部門  E-mail:sig @ ipsj.or.jp
TEL:(03)3518-8372 / FAX:(03)3518-8375


◆ ポスター&デモ発表募集(11月1日水曜日〜11月20日月曜日 17:00)

    期間内に1ページ、または、2ページのアブストラクトを投稿してください。詳しくは、http://www.ipsj.or.jp/sig/os/ComSys2006/poster/ 参照。

    申し込み期間:11月1日水曜日〜11月17日金曜日 17:00
    採録通知:11月20日(火)

    問合わせ先  シンポジウム運営委員長:加藤和彦(筑波大)
               e-mail: comsys2006-sc @ ds.ics.tut.ac.jp
               シンポジウム幹事:廣津 登志夫(豊橋技術科学大)
               e-mail: comsys2006-oc @ ds.ics.tut.ac.jp


ComSys2006プログラム

* タイトルの後ろに (S) とかかれているものは、ショート発表です。
* 一般講演は、レギュラー発表が1件30分、ショート発表が1件20分 (共に質疑応答含む)です。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

── 第1日目 11月29日 (水) ──

○オープニング[10:30〜10:45]
  ・シンポジウム委員長挨拶
  ・CS領域奨励賞表彰

●基調講演[10:45〜11:45]
(1)Virtually: Anything is Possible!
   Peter Fitzsimon 氏(Microsoft Corp.)

※ 内容はこの通りですが、タイトルは変更の可能性があります

●一般講演[13:15〜14:05]
(2)Pfairスケジューリングにおけるコンテキストキャッシュの有効利用
   船岡健司、加藤真平、山崎信行(慶大)

(3)プロセッサ設計のためのテストファースト開発環境 (S)
   柳澤秀明、上原 稔、森 秀樹(東洋大)

●ポスターセッション[14:20〜15:50]

●特別講演[16:00〜17:00]
(4)ネットワーク分散システムの大規模検証実験施設StarBED2
   篠田陽一 氏(北陸先端科学技術大学院大学 教授)

○懇親会[17:30〜 ]
   ・ポスター賞 表彰


── 第2日目 11月30日 (木) ──

●一般講演[10:30〜11:20]
(5)ブロック検証によるセキュアなインターネット起動 (S)
   八木豊志樹、須崎有康(産総研)、宗藤誠治、中村めぐみ(日本IBM)、飯島賢吾、大澤一郎(産総研)

(6)データインテンシブコンピューティングのためのグリッドファイルシステム上でのデータ管理
   佐藤 仁(東工大)、松岡 聡(東工大/NII)

●招待講演[13:00〜14:00]
(7)オンラインゲームの発展と多様化
   松原健二 氏 (株式会社コーエー ソフトウェア事業部執行役員 ソフトウェア4部長)

●招待講演[14:20〜15:20]
(8)車載情報系組み込みOSの最新動向
   保科 健 氏 (トヨタ自動車株式会社 第1電子技術部 第1電子開発室)

●一般講演[15:40〜16:40]
(9)デバイスドライバのプロセス化の実現と評価 (S)
   野村裕佑、岡本幸大、乃村能成、谷口秀夫(岡山大)、横山和俊(NTTデータ)、丸山勝巳(NII)

(10)ファイルの格納ディレクトリを考慮したバッファキャッシュ制御法
   田端利宏、小峠みゆき、齊藤 圭、乃村能成、谷口秀夫(岡山大)

○クロージング[16:40〜16:50]