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最終更新日:2005.5.23

先進的計算基盤システムシンポジウム SACSIS 2005
Symposium on Advanced Computing Systems and Infrastructures

 

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■参加申込受付中■
申込締切:5月13日(金) 12:00
(早期申込締切:5月6日(金))

先進的計算基盤システムシンポジウム SACSIS 2005
Symposium on Advanced Computing Systems and Infrastructures
http://www.hpcc.jp/sacsis/2005/
2005年5月18日(水)〜20日(金)
つくば国際会議場(茨城県つくば市竹園2−20−3)

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SACSIS (Symposium on Advanced Computing Systems and Infrastructures) は、先進的な計算システムや基盤技術、それらの要素技術を広く様々な角度から議論することを目的としたシンポジウムです。性能などの有効性が重視される「システム」に関する技術だけではなく、幅広い利用を目指して実用性を重視した「基盤」に関する技術も対象とします。3回目を迎える本シンポジウムを、つくば研究学園都市にて2005年5月18日(水)〜20日(金)に開催いたします。

 Advanced Computing ..
 SACSIS は今後の計算技術の発展を、さまざまな角度から議論することを目的としています。そこで並列分散に限らず、広い意味で先進的な計算のためのシステムや基盤とそれらの要素技術を対象とします。

 ... Systems and Infrastructures
 性能などの「有効性」が重視される「システム」に関する技術だけではなく、幅広い利用を目指して「実用性」を重視した「基盤」に関する技術も対象とします。

SACSIS2005では、「先進的計算システム」「先進的計算システムを支える基盤技術」「実用的基盤システム」に関連するオリジナリティ溢れる発表や、実装・開発事例等を含め有用性の高い発表、実用性を重視した基盤に関する発表が行われます。

一般講演41件およびポスター発表45件の他、以下の企画を設けております。

− 1日目の午後に、基調講演として東京大学の平木敬先生による「EFLOPS、 10Tbpsの世界を目指して」を企画しました。
− 2日目の午後に、招待講演としてUniversity of WisconsinのBarton Miller 先生による
   「Binary Code Patching: An Ancient Art Refined for the 21st Century」を企画しました。
− 以下のチュートリアルを企画しました。
  − ヴイエムウェア株式会社(VMware) 竹洞 陽一郎 氏
    「仮想化技術の概説と効用 〜 VMwareの実装例」
  − 株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ) 歌代 和正 氏
    「セキュリティインシデントおよびソフトウェア脆弱性の取り扱いとその課題」
  − 日本電信電話株式会社(NTT) 宮田 輝子 氏
    「WebサービスにおけるID管理技術とその利用事例」
  − 株式会社ルネサステクノロジ(Renesas) 石橋 孝一郎 氏
    「低消費電力プロセッサ・回路技術とその動向」
− SACSISに関連する技術を持つ企業の方々による、技術や商品の展示を企画しました。
   18日と19日の二日間、展示会場で常時、以下の企業の方々により展示が行われます。
  − アステック株式会社
  − アルテアエンジニアリング株式会社
  − 株式会社アルティマ/三菱電機マイコン機器ソフトウエア(株)
  − クレイ・ジャパン・インク
  − サミット・デザイン・ジャパン株式会社
  − 住商エレクトロニクス(株)
  − 大日本印刷株式会社
  − 東京エレクトロンデバイス株式会社
  − ナラサキ産業株式会社
  − 株式会社日立製作所
  − プラムシステム有限会社
  − ベストシステムズ株式会社
  − リナックスネットワークス株式会社
− 2日目の午後および3日目の午前に、SACSIS 2005併設企画であるGrid Challenge 2005のセッションを企画しました。
− 最優秀論文賞1件、優秀若手研究賞3件がすでに選ばれており、1日目に表彰が行われます。
− 優秀若手研究賞を受賞した若手研究者ならびに Grid Challenge の若手優秀者には、IEEE Computer Society Japan Chapter からも同時に表彰が行われ、副賞が贈られます。また、Grid Challenge の優勝者には、サンマイクロシステムズからも副賞が贈られます。
− ポスター発表を対象に最優秀独創的研究アイデア賞が1件選ばれ、2日目に表彰が行われます。

研究者、技術者、SE、そしてユーザの皆様など、幅広い皆様の御参加をお待ちしております。

日  程  2004年5月18日(水)〜20日(金)
会  場  つくば国際会議場(エポカルつくば)

主催(順不同)
  情報処理学会・計算機アーキテクチャ研究会(ARC)
  同・システムソフトウェアとオペレーティングシステム研究会(OS)
  同・ハイパフォーマンスコンピューティング研究会(HPC)
  同・プログラミング研究会(PRO)
  同・アルゴリズム研究会(AL)
  電子情報通信学会・コンピュータシステム研究専門委員会(CPSY)
  IEEE Computer Society Japan Chapter
協賛
  電子情報通信学会・ディペンダブルコンピューティング研究専門委員会

参 加 費(税込/論文集代込み、懇親会へは無料でご参加いただけます)

 
5月6日までに申込
5月7日以降に申込(13日12:00締切)
主催研究会登録会員 (共催・協賛の研究専門委員会登録会員含む)
25、000円
30、000円
主催学会員(共催・協賛学会員含む)
30、000円
35、000円
学 生
10、000円
13、000円
非会員
35、000円
40、000円

論文集のみ
5、000円(税/送料込)

申込方法  学会Webページの行事申込書にてお申込みください。 ※事前申込は締め切りました。

  • なお、共催・協賛学会員(電子情報通信学会/IEEE CS)の方は、会員/非会員種別入力欄で「会員」を選択し、会員Noには「学会名および会員番号」を記載してください。共催・協賛学会員で主催・協賛研究専門委員会に登録されている方は会員/非会員種別入力欄で「主催研究会登録会員」を選択し、会員Noに「研究専門委員会名および会員番号」を記入してください。
  • 申し込み受領のメールは配信されません。後日、参加章引換券を郵送します。
  • 当日受付もいたしますが、論文集が不足した場合は事前申し込み優先とさせていただきますのでご了承ください。
  • 参加申込後、やむを得ず参加を取り消される場合は、5月16日(月)までにご連絡ください。
    取り消しの連絡のない場合は、準備の都合上、参加費を徴収させていただきます。

申込締切  平成17年5月13日(金) 12:00まで   ※※事前申込は締め切りました※※

※論文集のみの申込は締切後も受け付けています。締切後のお申込方法は、以下の内容を、
 研究部門宛にE-mail:sig@ipsj.or.jpか、FAX:(03)3518-8375にてお送り下さい。

  [氏名 、勤務先、送付先住所(勤務先 / 自宅)、郵便番号、住所、Tel 、Fax、E-mail
   論文集のみ :  冊、請求書 :  通、 見積書 :  通、 納品書 :  通、請求書記載名義]

申込/照会先

調査研究 研究部門  E-mail:sig@ipsj.or.jp
TEL:(03)3518-8372 / FAX:(03)3518-8375

※その他詳細はhttp://www.hpcc.jp/sacsis/2005/をご覧下さい。

 

** SACSIS2005 プログラム **

* 一般講演は1件30分(質疑応答含む)です。

* ポスターおよび企業展示は展示会場にて、5月18日の午後から19日午後まで、常時展示されております。5月19日の14:00-15:30はポスターおよびデモ専用のセッションです。ポスター発表者は同時間帯にはポスター会場にてポスター発表・デモを行ってください。


**セッション構成**

時間
A会場  中ホール300
B会場  大会議室101
C会場  大会議室102
5/18(水) 12:55〜13:10 開会の辞、最優秀論文賞・優秀若手研究賞表彰
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13:10〜14:40 基調講演
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休  憩
15:00〜17:00 HPCハードウェア プログラミング・モデルとツール 高信頼
5/19(木) 9:30〜11:00
マイクロアーキテクチャ
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チュートリアル1 (仮想化)
休  憩
11:20〜12:50 グリッドアプリケーション 相互結合網 チュートリアル2
(ネットワークセキュリティ)
昼 休 み

14:00〜15:30

ポスターセッション(会場:201号室、202号室)
15:30〜17:00 招待講演
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17:00〜17:30

Grid Challenge 表彰/講評
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18:30〜 懇親会、ポスター表彰(会場:つくば山水亭
5/20(金)

9:30〜11:00

Grid Challenge FPGA チュートリアル3 (ユビキタス)
休憩
11:20〜12:50 グリッド通信
シミュレータ及びS-DSM
チュートリアル4 (低消費電力)
昼休み
14:00〜16:00 高性能計算法 マルチスレッド ネットワーク
16:00〜 閉会の辞
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──第1日目5月18日(水)──

○開会の辞,最優秀論文賞・優秀若手研究賞表彰(12:55〜13:10、A会場)
   組織委員長:佐藤三久(筑波大) / プログラム委員長:八杉昌宏(京大)

●基調講演(13:10〜14:40、A会場)   座長:佐藤三久(筑波大)
・EFLOPS、10Tbpsの世界を目指して
   平木 敬(東大)

●HPCハードウェア(15:00〜17:00、A会場)    座長:佐藤周行(東大)
・GPUアプリケーションを高速化するための命令割当方式
   池田孝利、伊野文彦、萩原兼一(阪大)
・プリフェッチ機能を有するメモリモジュールによるPC上での間接参照の高速化
   田邊 昇(東芝)、安藤 宏、箱崎博孝、土肥康孝(横浜国大)、中條拓伯(農工大)、天野英晴(慶大)
・HPC Challengeベンチマークを用いたSX-7システムの性能評価
   滝沢寛之(東北大)、小久保達信(NEC)、片海健亮(NECソフト)、小林広明(東北大)
・スーパーテクニカルサーバSR11000モデルJ1のノードアーキテクチャと性能評価
   青木秀貴【優秀若手研究賞】、中村友洋、助川直伸、齋藤拡二、深川正一、中川八穂子、五百木伸洋(日立)

●プログラミング・モデルとツール(15:00〜17:00、B会場)   座長:前田敦司(筑波大)
・タスク並列言語MegaScriptにおける高精度実行モデルの構築
   湯山紘史、津邑公暁、中島 浩(豊橋技科大)
・Omni OpenMPコンパイラ用並列プログラム可視化ツール
   上嶋 明、小畑正貴(岡山理科大)、金田悠紀夫(関西学院大)
・データ再演法による並列プログラムデバッギング
   丸山真佐夫(木更津高専/豊橋技科大)、津邑公暁、中島 浩(豊橋技科大)
・アクセス計算量:新しい並列計算量の枠組の提案
   横山大作、近山 隆(東大)

●高信頼(15:00〜17:00、C会場)   座長:大山恵弘(東大)
・ジャーナリングファイルシステムの構造を利用した非同期リモートミラーリングの高速化
   藤田智成、矢田浩二(NTT)
・RAID内蔵型NAS向けメモリ断片化防止機能の開発
   江端 淳、藤原真二(日立)
・高信頼,高可用な分散ストレージを実現する連鎖ネットワークRAID
   市川俊一、高橋克巳(NTT)
・自律運用システムPhantomにおける高可用化方式の実装
   鈴木和宏、松原正純、勝野 昭(富士通)


──第2日目5月19日(木)──

●マイクロアーキテクチャ(9:30〜11:00、A会場)   座長:吉瀬謙二(電通大)
・ビット分割構成によるレジスタファイルのサイズおよびポート数削減手法【最優秀論文賞】
   近藤正章、中村 宏(東大)
・スラック予測を用いた省電力アーキテクチャ向け命令スケジューリング
   福山智久、福田正則、三輪 忍(京大)、小西将人(大阪工大)、
   五島正裕、中島康彦、森眞一郎、富田眞治(京大)
・GAにおける再利用の評価
   鈴木郁真、池内康樹、津邑公暁(豊橋技科大)、中島康彦(京大/JST)、中島 浩(豊橋技科大)

●チュートリアル1:仮想化(9:30〜11:00、C会場)
・仮想化技術の概説と効用〜VMwareの実装例
   竹洞陽一郎(ヴイエムウェア)

●グリッドアプリケーション(11:20〜12:50、A会場)   座長:合田憲人(東工大)
・Ninf-1/Ninf-Gを用いたNMR蛋白質立体構造決定のための遺伝アルゴリズムのグリッド化
   小野 功、水口尚亮、中島直敏、小野典彦(徳島大)、中田秀基(産総研/東工大)、
   松岡 聡(東工大/NII)、関口智嗣(産総研)、楯 真一(生物分子研)
・Hybrid QM/MDシミュレーション:MPIとGridPRCを利用した大規模Gridアプリケーションの実行
   武宮 博、田中良夫、中田秀基、関口智嗣(産総研)
・グリッド環境下におけるModified PrefixSpan法の並列処理とその動的負荷分散方式
   周藤俊秀、高木 允、田村慶一、北上 始(広島市立大)

●相互結合網(11:20〜12:50、B会場)    座長:濱中直樹(日立)
・Fraternal Twin Hypercubes
   細見岳生(NEC)
・非最短経路を用いたチップ内ネットワーク向け経路設定手法
   松谷宏紀、鯉渕道紘、山田 裕、上樂明也、天野英晴(慶大)
・耐故障・適応ルーティングのためのネットワーク再構成プロトコルの評価
   吉永 努、戸村 元、西村康彦、曽和将容(電通大)

●チュートリアル2:ネットワークセキュリティ(11:20〜12:50、C会場)
・セキュリティインシデントおよびソフトウェア脆弱性の取り扱いとその課題
   歌代和正(インターネットイニシアティブ)

●ポスターセッション(14:00〜15:30、201号室、202号室)  【36番以降Grid Challenge 報告】
1.インタラクティブなジョブスケジューリングシステム
   飯野彰子(東工大)、中田秀基(産総研/東工大)、下平英寿(東工大)、松岡 聡(東工大/NII)
2.Clustermaticを用いたPCクラスタを試してみませんか?
   吉瀬謙二、片桐孝洋、本多弘樹、弓場敏嗣(電通大)
3.CQSAR PP開発と欧州河川の水質解析
   宣 偉武、青山智夫(宮崎大)、神部順子(大東文化大)、長嶋雲兵(産総研)
4.マルチスレッドアーキテクチャ向けOS「Future」におけるメモリ管理方式の検討
   佐藤未来子、内倉要、笹田耕一、小笠原嘉泰(農工大)、
   加藤義人(SONY)、大和仁典(東芝)、中條拓伯、並木美太郎(農工大)
5.WindowsにおけるSystem Service監視ソフトウェアの開発
   島本大輔、大山恵弘、米澤明憲(東大)
6.ISO/IEC15408の形式化に基づく情報セキュリティ仕様の形式的検証法
   森本祥一、重松真二郎、程 京徳(埼玉大)
7.マルチバンクレジスタファイルを用いたスーパスカラプロセッサの設計と評価
   前田 志(広島市立大)、末吉徹也、碧山賢一(広島大)、
   弘中哲夫(広島市立大)、小出哲士、ユルゲンマタウシュ(広島大)、谷川一哉(広島市立大)
8.グリッドにおけるGPUの遊休状態を監視するためのシステムの提案
   小谷裕基、川崎康博(阪大)、水谷泰治(大阪工大)、伊野文彦、萩原兼一(阪大)
9.地域の計算リソースを活用したグリッドシステムの開発 ―岐阜グリッドプロジェクトの実証実験報告―
   柴田良一、小池啓高(岐阜工業高専)
10.永続コンピューティング環境を実現するソフトシステムバスパッケージの基本要求と機能
   遠藤 匠、三浦潤一(埼玉大)、七島功一(アルファシステムズ)、森本祥一、後藤祐一、程 京徳(埼玉大)
11.字句解析器実装方式に関する一考察
   木山真人、上田 誠、芦原 評、梅野英典(熊本大)
12.いくつかのCPUの推奨コンパイラにおける特異値計算ルーチンの実行時間の測定
   高田雅美、岩崎雅史(JST/京大)、木村欣司(九大)、中村佳正(京大/JST)
13.不完全コレスキー分解前処理付き反復法における前処理効果の簡便な評価法
   岩下武史、島崎眞昭(京大)
14.可変パイプラインを用いたプロトタイプ低消費エネルギープロセッサの設計
   市川裕二(広島市立大)、佐々木敬泰(三重大)、
   弘中哲夫、谷川一哉、北村俊明(広島市立大)、近藤利夫(三重大)
15.Itanium2プロセッサにおけるキャッシュヒント自動付加手法
   稲垣良一、上田和紀(早大)
16.動的スパニングツリーを用いた広域メッセージパッシングシステム用の集合通信
   斎藤秀雄、田浦健次朗、近山 隆(東大)
17.マイグレーションを支援する分散集合オブジェクト
   高橋 慧、田浦健次朗、近山 隆(東大)
18.ファイルへのアクセスの自動分散を行うグリッド用分散ファイルシステム
   佐藤 仁(東工大)、松岡 聡(東工大/NII)、中田秀基(産総研/東工大)
19.高いヒープ使用率のもとで高速なインクリメンタルGC
   白井達也、遠藤敏夫、田浦健次朗、近山 隆(東大)
20.ポータブルな耐故障性コンポーネントフレームワークを持つMPI実装に向けて
   實本英之(東工大)、松岡 聡(東工大/NII)
21.クラスタ設定のパッケージ化の設計と実装
   高宮安仁(東工大)、松岡 聡(東工大/NII)
22.並列分枝限定法における耐故障アルゴリズムの評価
   川上健太、合田憲人(東工大)
23.チェックポイント時のdiskI/O負荷を軽減する投機チェックポイント
   山形育平(東工大)、松岡 聡(東工大/NII)、實本英之(東工大)、中田秀基(産総研/東工大)
24.仮想計算機を用いたマイグレーション可能なMPI実行環境
   立薗真樹(東工大)、中田秀基(産総研/東工大)、松岡 聡(東工大/NII)
25.プログラム構造を考慮したグリッドシミュレータの設計と評価
   薄田昌広(関西電力)、野田貴司、藤本典幸、萩原兼一(阪大)
26.SMTプロセッサのFPGAへの実装と評価
   加藤義人、大和仁典、小笠原嘉泰、佐藤未来子、笹田耕一、内倉 要、並木美太郎、中條拓伯(農工大)
27.マイクロ化学プロセス技術分野におけるデータベースを中心とした知識基盤システムの構築と試験的運用
   山本 挙(マイクロ化学プロセス技術研究組合(MCPT))、
   木村直樹(東工大)、長野みか、井上敬一郎(マイクロ化学プロセス技術研究組合(MCPT))、
   松本秀行、黒田千秋(東工大)
28.高い耐遅延性を持つガウス消去法
   遠藤敏夫、田浦健次朗(東大)
29.スケジューリングシステムとレプリカ管理システムによるデータインテンシブアプリケーション実行環境
   町田悠哉、滝澤真一朗(東工大)、中田秀基(産総研/東工大)、松岡 聡(東工大/国情研)
30.カスタマイズ可能な仮想計算機上による安全なジョブ実行環境
   青木孝文、高宮安仁(東工大)、中田秀基(産総研)、松岡聡(東工大/NII)
31.GPUによるBLAS演算の性能評価
   大島聡史、吉瀬謙二、片桐孝洋、弓場敏嗣(電通大)
32.共有データを扱う分散計算の局面単位キャッシュによる効率化
   二ッ森大介、鎌田十三郎、森本昌治、松葉健敏(神戸大)
33.タスク並列スクリプト言語MegaScriptランタイムの広域分散化
   西川雄彦、高木祐志、大野和彦、佐々木敬泰、近藤利夫(三重大)、中島 浩(豊橋技科大)
34.グリッドにおいて短時間処理を実現するための資源選択手法
   村木健介、川崎康博(阪大)、水谷泰治(大阪工大)、伊野文彦、萩原兼一(阪大)
35.COINSコンパイラ・インフラストラクチャのリターゲット性の評価
   金山政利、中西 悠(電通大)、広松悠介(電通大/東大)、鈴木 貢、渡邊 坦(電通大)
36.Gridにおけるナノ物性計測シミュレータの性能評価
   宋 応文(JST/東大)、渡邉 聡(東大/JST)
37.遺伝的プログラミングによる調停グラフ交差数減少の並列分散処理とそのグリッド環境下における性能評価
   田村慶一、高木 允、北上 始、札埜有香(広島市立大)
38.グリッド環境におけるDNAS2の実行テストおよびその検討
   折戸俊彦、廣安知之、三木光範(同志社大)
39.Ninf-Gを用いたディーゼルエンジン燃料噴射スケジューリング問題の最適化システム
   千野晋平、廣安知之、三木光範(同志社大)
40.GridRPCシステムを用いた並列ソートの試み
   石原 誠、本多弘樹(電通大)
41.大規模グリッド環境下でのJojoの評価
   青木仁志(東工大)、中田秀基(産総研/東工大)、松岡 聡(東工大/NII)
42.柔軟性と拡張性を備えた大規模多人数オンラインゲームための枠組み
   山崎孝裕、金田憲二、大山恵弘、米澤明憲(東大)
43.複数クラスタ環境での並列SAT-solverの実行
   鴨志田良和、田浦健次朗、近山 隆(東大)
44.大規模クラスタにおけるソフトウエア分散共有メモリの稼働実験
   緑川博子(成蹊大)
45.JavaGridCompiler
   稲上克史、平木 敬(東大)

●招待講演(15:30〜17:00、A会場)   座長:後藤厚宏(NTT)
・Binary Code Patching:An Ancient Art Refined for the 21st Century
   Barton Miller(University of Wisconsin)

●Grid Challenge 表彰/講評(17:00〜17:30、A会場)  Grid Challenge 2005 実行委員会


──第3日目5月20日(金)──

●Grid Challenge 特別セッション(9:30〜11:00、A会場)   座長:合田憲人(東工大)
・規定課題報告(I)/自由課題報告(I):複数クラスタ環境での並列SAT-solverの実行
   鴨志田良和(東大)
・規定課題報告(II)/自由課題報告(II):柔軟性と拡張性を備えた大規模多人数オンラインゲームのための枠組み
   山崎孝裕(東大)
・規定課題報告(III)
   水野 謙、原 耕司、稲垣良一(早大)
・自由課題報告(III):グリッド環境におけるDNAS2の実行テストおよびその検討
   折戸俊彦、廣安知之、三木光範(同志社大)
・自由課題報告(IV):GridRPCシステムを用いた並列ソートの試み
   石原 誠、本多弘樹(電通大)
・自由課題報告(V):大規模グリッド環境下でのJojoの評価
   青木仁志(東工大)、中田秀基(産総研/東工大)、松岡 聡(東工大/NII)

●FPGA(9:30〜11:00、B会場)   座長:西直樹(日本電気)
・FPGAによる高速かつ軽量なNFAパターンマッチング回路
   片下敏宏、前田敦司、小野正人(筑波大)、戸田賢二(産総研)、山口喜教(筑波大)
・暗号通信におけるリクエスト予測を用いたFPGA再構成オーバヘッドの低減手法
   丹羽雄平、前田敦司、山口喜教(筑波大)
・DIMMnet-2ネットワークインタフェースコントローラの設計と実装
   北村 聡(慶大)、濱田芳博(農工大)、宮部保雄、伊澤 徹、宮代具隆(慶大)、
   田邊 昇(東芝)、中條拓伯(農工大)、天野英晴(慶大)

●チュートリアル3:ユビキタス(9:30〜11:00、C会場)
・WebサービスにおけるID管理技術とその利用事例
   宮田輝子(NTT)

●グリッド通信(11:20〜12:50、A会場)   座長:建部修見(産総研)
・MPIライブラリと協調するTCP通信の実現
   松田元彦(産総研)、高野了成(産総研/アックス)、
   石川 裕(東大)、工藤知宏、児玉祐悦、岡崎史裕、手塚宏史(産総研)
・耐故障並列計算を支援する自律的な故障検知機構
   堀田勇樹【優秀若手研究賞】、田浦健次朗、近山 隆(東大)
・性能問題を解決する10Gbps級ネットワーク向け通信プロトコル開発支援ツールの提案
   中島耕太、住元真司、佐藤 充、久門耕一(富士通研)、石川 裕(東大)

●シミュレータ及びS-DSM(11:20〜12:50、B会場)   座長:森眞一郎(京大)
・ワークロード最適化シミュレータの設計と実装
   中田 尚、津邑公暁、中島 浩(豊橋技科大)
・時間軸分割並列化による高速マイクロプロセッサシミュレーション
   高崎 透、中田 尚、津邑公暁、中島 浩(豊橋技科大)
・S-DSMシステムの受信通知オーバヘッドを削減する方式
   吉瀬謙二、田邊浩志、多 忠行、片桐孝洋、本多弘樹、弓場敏嗣(電通大)

●チュートリアル4:低消費電力(11:20〜12:50、C会場)
・低消費電力プロセッサ・回路技術とその動向
   石橋孝一郎(ルネサステクノロジ)

●高性能計算法(14:00〜16:00、A会場)   座長:須田礼仁(東大)
・プログラマブルGPUにおけるLU分解の設計と実装
   松井 学、伊野文彦、萩原兼一(阪大)
・数値計算ポリシー入力型グラムシュミット直交化ライブラリの異種混合計算機環境における性能評価
   直野 健(日立中研)、猪貝光祥、木立啓之(日立超LSI)
・2資産に依存するオプションの高速・高精度価格評価手法
   高柳健一郎、山本有作、杉原正顯(名大)
・AND節点の並列探索を加えたAND/OR木階層的挟み撃ち探索
   鷹野芙美代、佐田宏史、前川仁孝、六沢一昭、宮崎収兄(千葉工大)

●マルチスレッド(14:00〜16:00、B会場)   座長:児玉祐悦(産総研)
・外部連想バッファを備えるSpMTモデルの分析
   中島康彦(京大/JST)、五島正裕、森眞一郎、富田眞治(京大)
・SMTプロセッサにおける物理レジスタ共有によるスレッド間通信機構
   澁谷真帆、小林良太郎、安藤秀樹、島田俊夫(名大)
・SMTプロセッサにおけるスレッドスケジューラの開発
   内倉 要【優秀若手研究賞】、笹田耕一、佐藤未来子、加藤義人、
   大和仁典、中條拓伯、並木美太郎(農工大)
・プロセスの実行時情報を用いたスケジューラによる高速化手法
   小川周吾、平木 敬(東大)

●ネットワーク(14:00〜16:00、C会場)   座長:追川修一(筑波大)
・iSCSIストレージアクセスにおける暗号化処理の最適化を考慮したシステムの提案と性能評価
   神坂紀久子(お茶の水女子大)、山口実靖(東大)、小口正人(お茶の水女子大)
・高遅延ネットワーク環境におけるiSCSIリードアクセス時のTCP輻輳ウィンドウ制御手法の性能評価
   豊田真智子(お茶の水女子大)、 山口実靖(東大)、小口正人(お茶の水女子大)
・RNSplicer:ローカルネットワークサービス連結接続モデルの提案と実装
   水上智雄(北陸先端大/ソフトバンクパブリッシング)、長健二朗(北陸先端大/IIJ研)

○閉会の辞(16:00〜、A会場)


*******************↓↓発表募集は終了しました↓↓*********************


【募集内容】

  1. A4用紙8頁以内の日本語または英語の論文を募集します。募集対象は、国内外の査読付き雑誌あるいは査読付き会議で未発表の研究論文とします。また、一般論文の他にポスター発表も募集します。

  2. 有用な結果や考え方を伴った、完成度の高い論文を募集します。一般論文は、情報処理学会論文誌:コンピューティングシステム(ACS論文誌)への同時投稿が可能で、これにより質の高い論文を短い査読期間で論文誌上に掲載することを可能にします。

  3. 若手研究者の論文から優秀若手研究賞を3件程度選びます。応募資格は、登壇発表者である筆頭著者の年齢が30歳前後以下であることです。本賞の趣旨は有望な若手を表彰することにあり、論文としての完成度だけでなく、着眼点の面白さや今後の展開が期待される研究を高く評価します。

  4. 一般論文全てを対象に最優秀論文賞を1件選び表彰します。本賞は、研究論文としての完成度も重視して総合的に評価します。

  5. ポスター発表でも査読を行いますが、構想段階の研究、問題提起などを含めた様々な研究を積極的に採用し、参加者間の議論の場を提供します。

  6. ポスター発表を対象に最優秀独創的研究アイデア賞を1件選び表彰します。本賞は独創的なアイデアに基づく研究を高く評価します。

  7. 伝統的な並列処理(並列アーキテクチャや科学技術応用)にとどまらず、広域分散処理、大規模ストレージシステム、バイオインフォマティクスなど、これからの大規模システムやその応用、それを支えるセキュリティ技術など、幅広い分野の研究を積極的に募集します。

●一般論文
 - A4 8ページ以内
 - 規定スタイル: LaTeX用 http://www.hpcc.jp/acs/latexform.html
  Word用 http://www.hpcc.jp/sacsis/2005/sacsis-form.doc
 - ファイル形式:PDFフォーマット

[投稿に関する注意]:
 SACSIS2005はACS論文誌第11号(予定)と連携して論文募集を行います。このため、1件の論文を双方に同時投稿し、並行して査読を受けることができます。またどちらか一方にのみ投稿することも、もちろん可能です。具体的には以下の投稿方法がありますので、適切なものを選択してください。
※ACS論文誌: http://www.hpcc.jp/acs/

  1. SACSIS2005単独投稿
    SACSIS2005のみを対象とする8ページ以内の論文投稿です。投稿時点での枚数超過は認められません。なお、論文採録後のSACSIS2005カメラレディ原稿にも、標準8ページ(超過料金を支払えば10ページまで可)の枚数制限があります。

  2. SACSIS2005/ACS同時投稿
    • 投稿された論文は、ACS論文誌編集委員会とSACSIS2005プログラム委員会の双方で査読されます。投稿時点での論文ページ数は8ページ以内に制限されます。投稿時点での枚数超過は認められません。

    • SACSIS2005とACSとの査読は独立して行われ、採否も独立です。したがって一方で採録/採択され、他方で不採録/不採択となることもあります。またACSの第1回査読では条件付採録となる可能性もあります。

    • ACSの第1回査読結果通知とSACSIS2005の採否通知は、ほぼ同時期に行われる予定ですが、若干前後する可能性がありますので、あらかじめご承知おき下さい。

    • SACSIS2005で採択され、ACSで条件付採録となった場合、ACSへの修正稿投稿締切はSACSIS2005のカメラレディ締切とほぼ同時期になる予定です。したがってACS修正稿とSACSIS2005カメラレディ原稿を同一のものとしても構いませんが、同一でなくても構いません。SACSIS2005カメラレディ原稿には標準8ページ(超過料金を支払えば10ページまで可)の枚数制限があるのに対し、ACS修正稿にはページ数制限はありません。

    • ACS論文誌に採録された場合、ACS論文誌への投稿はLaTeXによるスタイルのみの受付となりますのでご注意下さい。

  3. ACS単独投稿
    ACS論文誌のみを対象とする投稿で、査読手続きなどは通常のACS論文誌への投稿と同様です。

●ポスター発表
 - 会場でのポスター発表以外に、A4 2ページ以内のポスター論文が必要です。
 - ポスター論文のスタイルは一般論文に準拠します。
 - 採択されたポスター論文は、そのままカメラレディ原稿となります。


【重要日程】

2005/1/17(月)17:00   一般論文 登録締切(延長なし)
2005/1/24(月)17:00   一般論文 アップロード締切(延長なし)
2005/3/07(月)頃     一般論文 採否通知
2005/3/25(金)17:00    ポスター論文 締切
2005/4/08(金)頃      ポスター論文 採否通知、
                 一般論文 カメラレディ締切
2005/5/18(水)〜20(金) SACSIS2005開催


【委員会】

●SACSIS 運営委員会

運営委員長/ACS論文誌 中島浩(豊橋技術科学大学)
ARC 笠原博徳(早稲田大学)
OS 加藤和彦(筑波大学)
石川裕(東京大学)
HPC 関口智嗣(産業技術総合研究所)
PRO 柴山悦哉(東京工業大学)
CPSY 木村康則(富士通研究所)
ACS論文誌 佐藤三久(筑波大学)
中村宏(東京大学)

●SACSIS 2005 組織委員会
組織委員長 佐藤三久(筑波大学)
組織副委員長 後藤厚宏(NTT)
総務委員長 高橋大介(筑波大学)
プログラム委員長 八杉昌宏(京都大学)
プログラム副委員長(論文査読) 河野健二(電気通信大学)
プログラム副委員長(ポスター) 中田秀基(産業技術総合研究所/東京工業大学)
チュートリアル委員長(企画担当) 市川俊一(NTT情報流通プラットフォーム研究所)
ローカルアレンジメント委員長 伊藤祥司(筑波大学)
ローカルアレンジメント副委員長 中條拓伯(東京農工大学)
会計委員長 吉瀬謙二(電気通信大学)
広報委員長 大山恵弘(東京大学)

●SACSIS 2005 プログラム委員(五十音順)
合田 憲人(東工大) 天海 良治(NTT) 天野 英晴(慶大)
安崎 篤郎(日立) 伊藤 智(産総研) 追川 修一(筑波大)
太田 高志(東京工科大) 大山 恵弘(東大) 小口 正人(お茶の水女子大)
片桐 孝洋(電通大) 加藤 和彦(筑波大) 金子 敬一(農工大)
河口 信夫(名古屋大) 吉瀬 謙二(電通大) 工藤 知宏(産総研)
河野 健二(電通大) 古賀 久志(電通大) 児玉 祐悦(産総研)
佐藤 寿倫(九工大) 佐藤 周行(東大) 佐藤 真琴(日立)
首藤 一幸(産総研) 鈴木 貢(電通大) 須田 礼仁(東大)
住元 真司(富士通研) 高田 広章(名古屋大) 高橋 大介(筑波大)
建部 修見(産総研) 中田 秀基(産総研/東工大) 西 直樹(日本電気)
濱中 直樹(日立) 廣津 登志夫(豊橋技科大) 藤本 典幸(大阪大)
本多 弘樹(電通大) 松岡 聡(東工大) 森 眞一郎(京大)
八杉 昌宏(京大) 山名 早人(早稲田大) 横川 三津夫(産総研)
吉永 努(電通大) 米田 友洋(NII) 渡邊 誠也(岡山大)


【問い合わせ先】

シンポジウムに関しては: 総務委員長 高橋大介
広報内容に関しては: 広報委員長 大山恵弘
http://www.hpcc.jp/sacsis/2005/contact.html.ja