「2005年情報学シンポジウム」参加募集
−社会システムを支える情報学−
本シンポジウムは、ネットワーク化社会における情報の円滑な流通と高度な利用の促進を目的に、1984年以来毎年開催してまいりました。例年、研究・開発者と利用者が交流し、情報・知識の利用に関するアイディアや知見を交換する場として、多くの方々に参加いただいております。
本年度は、「社会システムを支える情報学」をテーマとして、日本を代表する研究者の招待講演、及び、一般応募論文の発表を以下の要領で行うことになりました。
多数の皆様の参加をお待ちしております。
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※本シンポジウムに関する最新の情報は以下のURLをご参照ください。
http://www.ipsj.or.jp/katsudou/sig/sighp/fi/sympo/2005/
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■日 時:平成17年1月20日(木)・21日(金)
■会 場:日本学術会議講堂(東京都港区) http://www.scj.go.jp/
地下鉄千代田線「乃木坂」駅下車、5番出口より徒歩1分
■当日資料代:
共催学協会員 10,000円、学生 2,000円、非会員 12,000円
*共催学協会員の方は、お申込の際に所属団体および会員番号を明記してください。
■申込方法:
情報処理学会Webページの参加申し込みページよりお申込ください。
https://www.ipsj.or.jp/cgi-bin/mousikomi.cgi?code=S-FI2005
■参加申込締切:平成15年1月7日(金)
延長しました! 平成15年1月17日(月)
*当日申込も歓迎しますが、資料不足の際は事前登録者を優先します。
■申込/照会先:
(社)情報処理学会 情報学シンポジウム係
E-Mail:sig@ipsj.or.jp TEL:03-3518-8372/FAX:03-3518-8375
■共同主催:
日本学術会議(情報学研究連絡委員会、情報工学研究連絡委員会)、情報処理学会、国際学術連合 科学技術データ委員会(CODATA)、人工知能学会、日本化学会、日本数学会、日本地理学会,
日本物理学会、情報知識学会、日本生物物理学会、日本ソフトウェア科学会、言語処理学会
■後援:
科学技術振興機構、化学情報協会、計測自動制御学会、国立情報学研究所、情報科学技術協会、情報通信学会、電子情報通信学会、日本機械学会、日本金属学会、日本材料科学会、日本社会情報学会、日本生化学学会、日本動物学会、 日本分析化学会、日本薬学会
■プログラム:
1月20日(木)
[10:00-10:30] ●特別公演
・組織委員長挨拶
武市正人(東京大学)
●セッション1
[10:30-11:20] 招待講演
・情報技術と第2種の基礎研究
坂上勝彦(産業技術総合研究所)
[11:20-12:10] 招待講演
・50年後の函館を設計するプロジェクト
車谷浩一(産業技術総合研究所)
●基調講演1
[13:30-14:30] 基調講演
・(タイトル未定)
黒川清(日本学術会議会長)
●基調講演2
[14:40-15:40] 基調講演
・社会型情報システムとしてのITS
坂内正夫(国立情報学研究所)
●ポスターセッション
[15:40-15:55] ポスター概要説明
[15:55-17:30] ポスター発表
1月21日(金)
●セッション2
[10:00-10:50] 招待講演
・知識の構造化とネットワーク型知識基盤の構築
松本洋一郎(東京大学)
[10:50-11:15] 一般講演
・効果的な共同研究を支援するためのWeb からの研究者ネットワーク抽出
松尾豊(産業技術総合研究所/科学技術振興機構)、石黒周(研究開発型NPO振興機構)、松原仁(はこだて未来大学/産業技術総合研究所)、橋田浩一 (産業技術総合研究所/科学技術振興機構)、中島秀之(はこだて未来大学)
[11:15-11:40] 一般講演
・ユビキタス社会の情報制度−コンテンツの創造、保護および活用のための法システム−
児玉晴男(メディア教育開発センター)
●セッション3
[13:00-13:50] 招待講演
・流通業におけるIT情報システム開発の特徴と今後解決が望まれる課題−ボランタリー・チェーン業務のIT高度化システム開発の実例を踏まえて−
吉岡洋一(中村学園大学)
[13:50-14:40] 招待講演
・建設産業におけるロジスティクスと情報技術
中村裕幸(株式会社DCMC)
[14:40-15:05] 一般講演
・レコメンドシステムの導入効果の検証
市川 裕介(日本電信電話株式会社)、高木浩則(NTTコムウェア株式会社)、中村俊郎(日本電信電話株式会社)
[15:05-15:30] 一般講演
・頻度差が著しい場合における一対多関係を推定する類似尺度
岡部 正幸、梅村恭司(豊橋技術科学大学)
●セッション4
[15:50-16:40] 招待講演
・没入型仮想共有環境システムによる設計・製造知識の獲得および職人技の伝承
綿貫啓一(埼玉大学)
[16:40-17:05] 一般講演
・会話型知識プロセスのためのテキストの自動プレゼンテーション
黒橋禎夫、大泉敏貴、大西貴士、柴田知秀、鍜治伸裕、河原大輔、岡本雅史(東京大学)、西田豊明(京都大学)
[17:05-17:30] 一般講演
・言語学的考察および機械学習手法に基づく意見分析支援−要求意図を取り出す一手法−
大塚裕子(計量計画研究所)、内山将夫、井佐原均(情報通信研究機構)
[17:30-17:35] 実行委員長挨拶
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<< ポスター発表(11件) >>
・宇部興産(株)におけるエンドユーザー教育:研究開発本部における「情報検索アドバイザー制度」
岡本和彦(宇部興産(株))
・ヒューマノイド型ロボットの動作制御コードの分析による身体知の表出方法−SHREK-Primary−
奥田隆史、左合佳美、 前田郁夫、井手口哲夫(愛知県立大学)
・用語の類似性に基づく類推 -薬学情報を例として-
石川大介、石塚英弘、宇陀則彦(筑波大学)、藤原譲(工業所有権総合情報館)
・デマンドバスシステムの時間的利便性の評価シミュレーション
鳥居健太郎((株)東芝)
・平面プラン作成支援における設計資産の活用
桑川栄一、渡邉勝正(奈良先端科学技術大学院大学)
・ホームページレンダリング済み画像配色データベースの構築
冨田隆三, 木本晴夫(名古屋市立大学)
・携帯電話による個人認証と投票所入場券などへの応用
金 宰郁, 小林 哲二, 町田 則文(日本工業大学)
・情報非対称性指向の情報共有モデル
北村 浩(日本アイ・ビー・エム(株))
・協調作業を考慮した外科手術手順記述法
藤原香織(日本アイ・ビー・エム(株)), 黒田知宏(京都大学)
・Web上の情報を用いた研究分野の発見
浅田 洋平(東京大学), 松尾 豊(産業技術総合研究所), 石塚 満(東京大学)
・携帯機器に多言語のリソースを安定的に供給出来るネットワークサービス
小林さとみ(京都大学)、中西正樹、渡邉勝正(奈良先端科学技術大学院大学)
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■シンポジウム実行委員会 2005InfoSympo@nii.ac.jp
情報処理学会 情報学基礎研究会
実行委員長: 吉岡 真治 (北海道大学)
プログラム委員長:相澤 彰子(国立情報学研究所)
「2005年情報学シンポジウム」 −社会システムを支える情報学− 論文募集
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本シンポジウムは、ネットワーク化社会における情報の円滑な流通と高度な利用の促進を目的に、1984年以来毎年開催してまいりました。例年、研究・開発者と利用者が交流し、情報・知識の利用に関するアイディアや知見を交換する場として、多くの方々に参加いただいております。本年度も、日本を代表する研究者・技術者を招待して、上記テーマに関する最新の研究開発状況と今後の課題・展望を講演いただくとともに、以下の要領で論文を募集する運びとなりました。多数の論文のご投稿をお待ちしております。
近年の情報処理技術やネットワーク技術の発展と普及に伴い、「情報」は社会システムの隅々にまで浸透し、我々が日常生活で目にする多くの製品やモノ、知識や技術や体験といった抽象的なものまでもが、社会システムの一部として情報化されるようになってきている。高度道路交通システム(ITS)、物流システム等に代表される社会基盤システムへの情報技術の導入が急速に進む中で、日常利用している社会システムの裏側に、どの様な技術や理論が応用され、何が切実に要請されているのか、また、より良い社会システム構築のためにどのような研究成果が期待されているのか、情報学という立場から、改めて問うことが必要になっている。そこで、今回のシンポジウムでは、社会システムを支える情報学というトピックについて、具体的な社会システムに対する応用事例を報告した論文、あるいは、社会システムが持つ諸問題に有効となる情報の活用を支援する技術という情報学研究者の立場から取り組んだ論文を幅広く募集する。