システムLSI設計技術研究会

(旧 設計自動化研究会)

情報処理学会システムLSI設計技術研究会 (略称: SLDM研究会)は,平成11年度に前身である設計自動化研究会を引き継ぎ,研究のスコープも拡大しました.

本研究会は昭和46年(1971年)に「計算機設計自動化研究委員会」として発足し,その後「計算機設計自動化研究会」,「電子装置設計技術研究委員会」と名称およびスコープを変更し,昭和57年(1982年)には「設計自動化研究会」として活動を続けて参りました.「設計自動化研究会」のスコープであるコンピュータ,VLSIなどの電子装置の設計自動化技術は,論理DA,レイアウトDA,テストDAといった各分野において発展を遂げ,広く普及してまいりました.その結果,現在では個別の設計自動化技術だけではなく設計技術そのものにも研究者および設計者の興味が集まりつつあり,設計自動化技術の研究は設計技術の研究とより密接になり,分離できなくなる傾向にあります.また,集積回路製造技術の微細化に伴い,電子装置システムを単一のチップ上に実現したシステムLSIが実現可能になり,産業界におけるシステムLSIの重要性はますます大きくなってきております.こうした技術動向を踏まえて,本研究会は,集積回路や電子システムの設計自動化技術を主たる研究対象分野としてきた設計自動化研究会のスコープを拡大し,システムLSIの設計技術全般を含む研究分野をスコープとして活動を更に活性化することになりました.また,スコープの拡大に伴い,研究会の名称を「システムLSI設計技術研究会」に変更することになりました.

システムLSI設計技術研究会は, VLSI等で実現される電子システムの設計自動化技術についての研究・技術交流,論文発表,研究会開催等を目的して運営されております.1年に4,5回の研究会を開催するほか,毎年夏には DAシンポジウムを開催し,設計自動化に携わる研究者・技術者間における研究・技術交流の促進に務めております.また,ASP-DAC(アジア南太平洋設計自動化会議)等の内外で開催される設計自動化技術に関する国際会議に対するサポート,設計記述言語等の標準化のサポートも行っております.

システムLSI設計技術研究会が対象とする主な研究分野は以下の通りです.

 

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平成21年度システムLSI設計技術研究会幹事団 

主査:木村 晋二
幹事:青木 孝,星 直之, 瀬戸 謙修

お問い合わせ先: 幹事 瀬戸 (seto "at" tcu.ac.jp) 宛にてお願いします.


2009年4月15日 

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幹事 石原 亨 (九州大学) (ishihara "at" slrc.kyushu-u.ac.jp)