#author("2023-12-07T10:40:46+09:00","default:sigos-ipsj","sigos-ipsj")
#author("2023-12-08T10:51:21+09:00","default:sigos-ipsj","sigos-ipsj")
* 第35回コンピュータシステム・シンポジウム(ComSys2023)

| 主催 | 情報処理学会 システムソフトウェアとオペレーティング・システム研究会 |
| 開催日 | 2023年12月7日(木)〜 12月8日(金)|
|場所|[[県立広島大学 サテライトキャンパスひろしま:https://www.pu-hiroshima.ac.jp/site/satellite/accessmap.html]](ハイブリッド開催)|
|~|〒730-0051 広島県広島市中区大手町1丁目5−3(広島県民文化センター 5階)|
| 問い合わせ先 | 佐藤 将也(岡山県立大学)|
|~|Email: <masaya あっと c.oka-pu.ac.jp> |
|~|(”あっと”を”@”に直して下さい)|
| ローカルアレンジメント | 重安 哲也(県立広島大学) |
| 企業展示担当 | 深井 貴明(産業技術総合研究所) |
|~|田崎 創(IIJ技術研究所)|

ComSys 2023 の新しいサイトは https://sigos.ipsj.or.jp/event/comsys2023/ です。

当面は両サイトの情報はおおむね同期しますので,どちらを参照していただいても大丈夫です。

* 投票

> ''&size(20){[[優秀若手発表賞への投票:https://forms.gle/DJPfoQqHVyqRxj549]]};''をお願いします!以下の発表が対象です.
- 12/7(木): (2) 分散ファイルシステムにおける重複排除後のデータ参照性能改善,鴨生 悠冬,早坂 光雄(日立製作所)
- 12/7(木): (3) ランタイム中立なWebAssemblyライブマイグレーションの実現可能性検討,藤井 大悟,松原 克弥(公立はこだて未来大学),中田 裕貴(さくらインターネット)
- 12/8(金): (6) インメモリKey-Value Store向けメモリエラーハンドラのテスト支援,根津 直也, 山田 浩史(東京農工大学)

> ''&size(20){[[最優秀ポスター賞への投票:https://forms.gle/PJaqm7esgj5PdCpHA]]};''をお願いします!
- ポスタ発表はメイン会場横の504会議室で行います.
- [[ポスター発表一覧>ComSys2023Posters]]

//> ''&size(20){[[最優秀ポスター賞への投票:https://forms.gle/PJaqm7esgj5PdCpHA]]};''をお願いします!
//- ポスタ発表はメイン会場横の504会議室で行います.
//- [[ポスター発表一覧>ComSys2023Posters]]
//
* 会場情報

- ''[[サテライトキャンパスひろしま:https://www.pu-hiroshima.ac.jp/soshiki/47/access.html#%E3%82%B5%E3%83%86%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%88%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%91%E3%82%B9%E3%81%B2%E3%82%8D%E3%81%97%E3%81%BE]]''は''広島県民文化センター 5階''です.
- メイン会場は501・502大講義室,ポスター会場は504中会議室です.エレベータを出て正面に受付を設営予定です.
-- [[施設内レイアウト:https://www.pu-hiroshima.ac.jp/site/satellite/layout.html]]
- 現地・オンラインの発表者の方にはZoomでご講演いただきます.現地発表者用に発表者用Wi-Fiと有線接続を用意しております.

* 更新履歴

- 2023年11月28日:''[[企業展示>ComSys2023#exhibit]]''と''[[スポンサー>ComSys2023#sponsor]]''を掲載しました
- 2023年11月20日:''[[新サイト>https://sigos.ipsj.or.jp/event/comsys2023/]]''をオープンしました
- 2023年11月17日:''[[参加募集>ComSys2023#registration]]''を開始しました
- 2023年11月8日:''[[ポスター発表>ComSys2023#poster]]''を公開しました
- 2023年11月8日:''[[プログラム>ComSys2023#program]]''を公開しました
- 2023年10月2日:''[[スポンサー>ComSys2023#exhibision]]''について追記しました
- 2023年9月25日:''[[発表申込>ComSys2023#submission]]''の受付を開始しました
- 2023年9月20日:''[[一般講演の締切情報>ComSys2023#deadline]]''を掲載しました
- 2023年8月4日:''[[企業展示の募集>ComSys2023#exhibision]]''を開始しました
- 2023年8月4日:ホームページを開設しました

* 目次

#contents

* スポンサー &aname(sponsor);

> ''&size(20){Gold};''

|BGCOLOR(white):#ref(pfn.png,nolink,400x125,"Preferred Networks")|BGCOLOR(white):#ref(mitsubishi.png,nolink,400x186,"三菱電機株式会社")|BGCOLOR(white):#ref(toyota.gif,nolink,400x76,"トヨタ自動車株式会社")|
|BGCOLOR(white):CENTER:[[Preferred Networks:https://www.preferred.jp/ja/]]|BGCOLOR(white):CENTER:[[三菱電機株式会社:https://www.mitsubishielectric.co.jp/]]|BGCOLOR(white):CENTER:[[トヨタ自動車株式会社:https://www.toyota-tokyo.tech/]]|

> ''&size(20){Silver};'' 
|BGCOLOR(white):#ref(softether.jpg,nolink,350x148,"ソフトイーサ株式会社")|BGCOLOR(white):#ref(arkedgespace.png,nolink,350x133,"ArkEdge Space Inc.")|
|BGCOLOR(white):CENTER:[[ソフトイーサ株式会社:http://www.softether.co.jp/]]|BGCOLOR(white):CENTER:[[ArkEdge Space Inc.:https://arkedgespace.com/]]|

* 開催概要

コンピュータシステム・シンポジウムは、情報処理学会システムソフトウェアとオペレーティング・システム研究会が中心となり開催しているシンポジウムで、1987年11月に第1回を開催して以来、今年で35回目の開催となります。本シンポジウムは、年々著しい勢いで変化を遂げる基盤ソフトウェア技術の分野で、最新の話題や斬新なアイデアについての議論の場を提供してきました。本年度のシンポジウムでも、より萌芽的な研究を集め、シンポジウムの発表や議論を通して発展させてもらうことを期待し、投稿論文に対してプログラム委員会からの改善フィードバックを行います。また、この分野におけるホットトピックや本研究会で発表された後に国際会議やジャーナル論文として成果を収めた研究に関する招待講演の企画をすすめています。以上により、日頃の研究成果の発表と意見交換を行う場を提供したいと考えています。

* 参加募集 &aname(registration);

論文発表される方、ポスター発表の方、聴講のみの方、いずれも参加登録が必要です。

[[こちら:https://www.ipsj.or.jp/kenkyukai/event/ComSys2023.html]]の登録サイトからお願いします.

|>|CENTER: 区分|>|CENTER: 現地参加|CENTER: オンライン参加|h
|~|~|事前申込(〜11/30)|通常申込(12/1〜)|~|h
|一般|情報処理学会 OS研究会 登録会員|RIGHT: 9,900円|RIGHT: 13,200円|RIGHT: 2,200円|
|~|情報処理学会 正会員|RIGHT: 14,300円|RIGHT: 22,000円|RIGHT: 2,200円|
|~|非会員|RIGHT: 33,000円|RIGHT: 44,000円|RIGHT: 2,200円|
|学生|会員|RIGHT: 2,200円|RIGHT: 6,600円|RIGHT: 無料|
|~|非会員|RIGHT: 6,600円|RIGHT: 11,000円|RIGHT: 無料|

* 招待講演

** 招待講演1 &aname(invitedtalk1);

#ref(chiba.jpg,left,around,200x200,https://www.csg.ci.i.u-tokyo.ac.jp,千葉 滋)
> ''&size(20){千葉 滋(東京大学情報理工学系研究科創造情報学専攻・教授)};''
> ''&size(18){「Polyglot プログラミングは日の目をみるか」};''
#clear
> ''概要:''数多くのプログラミング言語が広く使われる時代になって久しく、複数の言語のプログラムを組合わせて一つのアプリケーション・ソフトウェアを開発する polyglot プログラミングも一般的になってきている。しかしながら密結合の polyglot プログラミングはまだまだ技術的な難しさがある。本講演では講演者らの研究を軸にこのような polyglot プログラミングのあれこれを紹介する。
> ''略歴:''1996年東京大学理学系研究科博士課程退学、同年同大学より博士(理学)。東京大学、筑波大学、東京工業大学を経て 2011年より東京大学情報理工学系研究科創造情報学専攻・教授。2010年 IBM Faculty Award、2020年 AITO Test of Time Award 2000、2021年日本ソフトウェア科学会基礎研究賞など。
> 
> https://www.csg.ci.i.u-tokyo.ac.jp

** 招待講演2

#ref(nobori.jpg,left,nolink,around,200x200,"登 大遊")
> ''&size(20){登 大遊(ソフトイーサ株式会社 代表取締役)};''
> ''&size(18){「コンピュータ技術とサイバーセキュリティにおける日本の課題、人材育成法および将来展望」};''
#clear
> ''概要:''現代日本社会はインターネットやクラウド等のサイバー技術に依存するようになった。ところが、サイバー空間においては、最近、極端な力のアンバランスが発生している。現在の日本には、米国や中国等の企業技術人と同水準の組織や人材の数が、とても少ない。世界に普及するようなサイバー技術を作れる人材が不足している。それどころか、各組織が安易で硬直的で脆いサイバーセキュリティ対策手法に依存した結果、日本組織の人材のコンピュータ・リテラシ低下はかなり深刻なレベルとなっており、基本的なサイバーセキュリティ上の自組織防衛能力すら有さない、極めて脆弱な状態にある。
> この深刻な問題を解決し、世界最高レベルのサイバーセキュリティを実現するためには、サイバー空間を織りなす技術や構成要素、動作原理等の本質を広く深く理解し、かつ自ら技術革新が可能な日本人の数を、日本組織で増やす必要がある。そうすれば、彼らが実際に試行錯誤の結果新たなサイバー技術を作り出し、これらが自然に全世界で普遍的に利用される状況が作り出され、日本のサイバーセキュリティ能力は向上する。
> すなわち、日本の組織やその人材が、サイバー空間の内側に埋没した単なる一ユーザーという現在の不満足な被治者の地位を卒業し、サイバー空間そのものを作っていく強力で高貴な治者の立場を獲得する必要があるのである。そのためには、日本の各組織における若手人材に、単にユーザーとして技術を使うだけでなく、自らサイバー技術を作り出すような試行錯誤を促す必要がある。そうすれば自律分散的・免疫的な組織的セキュリティ能力と技術力が、これから、日本の各組織から自然に発芽すると思われる。
> ''略歴:''日本の企業や行政機関等のテレワークシステムや、世界中で 700 万ユーザー利用の SoftEther VPN セキュリティソフト等を開発しているソフトウェア技術研究経営者。2004 年に筑波大学在学中にソフトイーサ株式会社を起業。2017 年 博士 (工学)。2017 年から筑波大学産学連携准教授 (2022 年から客員教授)、2018 年から 独立行政法人 情報処理推進機構 (IPA) サイバー技術研究室長。2020 年から NTT 東日本本社 特殊局員 (いずれも現役)。

* プログラム &aname(program);

一般発表セッションの発表時間は、1件30分です(質疑応答を含む).発表番号が数字のものは論文あり,アルファベットのものは口頭発表のみです.

 12/7(木)(1日目)
 
 9:50-10:00 オープニング
 
 10:00-11:30 セッション1 (3件)(座長: 松原 克弥(公立はこだて未来大学))
 (1) MPI profiling interface を利用したジョブスケジューラとの協調機構の提案
     三宅 貴義,出口 智己,乃村 能成(岡山大学)
 (a) 決定性を考慮した非同期多重実行によるストリーム処理の低遅延障害回復
     谷川 優太,河野 健二(慶應義塾大学)
 (b) 高い性能と可搬性を目指した TCP/IP スタックの設計と実装
     安形 憲一(IIJ技術研究所)
 
 11:30-13:00 昼食(各自)(ポスター・デモおよび企業展示 設営)
 
 13:00-14:00 招待講演1
     「Polyglot プログラミングは日の目をみるか」
     千葉 滋 先生(東京大学)
 
 14:15-15:45 セッション2 (3件)(座長: 田所 秀和(キオクシア))
 (c) 地域規制強化に対するストレージのポリシーベースデータ転送制御
     早坂 光雄,鴨生 悠冬(日立製作所)
 (2) 分散ファイルシステムにおける重複排除後のデータ参照性能改善
     鴨生 悠冬,早坂 光雄(日立製作所)
 (3) ランタイム中立なWebAssemblyライブマイグレーションの実現可能性検討
     藤井 大悟,松原 克弥(公立はこだて未来大学),中田 裕貴(さくらインターネット)
 
 16:00-16:20 トップカンファレンス凱旋講演1(IIJ技術研究所 安形 憲一 様)
     zpoline: a system call hook mechanism based on binary rewriting
     Kenichi Yasukata, Hajime Tazaki, and Pierre-Louis Aublin, IIJ Research Laboratory;
     Kenta Ishiguro, Hosei University
     2023 USENIX Annual Technical Conference
 
 16:30-18:00 企業展示,ポスターセッション(座長: 深井 貴明(産業技術総合研究所))
 
 18:30-      懇親会,表彰式(リーガロイヤルホテル広島)

[[ポスター発表一覧>ComSys2023Posters]] &aname(poster);

 12/8(金)(2日目)
 
 10:00-11:30 セッション3 (3件)(座長: 山田 浩史(東京農工大学))
 (d) 複数の最適化エンジンを利用する拠点間でのデータ・アプリの最適配置案の算出方式の検討
     野村 鎮平,早坂 光雄(日立製作所)
 (4) MBCF通信同期機構の定性的究極性について
     松本 尚,藤本 馨(奈良女子大学)
 (5) MBCF/Linuxのノード性能阻害についての評価
     藤本 馨(奈良女子大学),辻 理子(大阪国税局),松本 尚(奈良女子大学)
  
 11:30-13:00 昼食(各自)(ポスター・デモおよび企業展示 撤収)
 
 13:00-14:00 招待講演2
     「コンピュータ技術とサイバーセキュリティにおける日本の課題、人材育成法および将来展望」
     登 大遊 様(ソフトイーサ株式会社)
 
 14:15-15:45 セッション4 (3件)(座長: 佐藤 将也(岡山県立大学))
 (6) インメモリKey-Value Store向けメモリエラーハンドラのテスト支援
     根津 直也, 山田 浩史(東京農工大学)
 (e) Web3エコシステムを拡大させる自律分散SNSとデータ保護
     尾上 浩一(富士通)
 (f) ブラウザによるオンラインプログラミング環境の構築におけるトランスパイラによる非同期性の隠蔽
     並木 美太郎(東京農工大学),長 慎也(明星大学),兼宗 進(大阪電気通信大学),長島 和平(東京農工大学)
 
 16:00-17:20 セッション5 (2件 + 凱旋講演)(座長: 穐山 空道(立命館大学))
 (g) FPGAボードで動作するRISC-Vソフトプロセッサへのmicropython処理系の移植
     並木 美太郎(東京農工大学)
 (7) 接触確認用デバイスの省電力化に向けた確率論的通信方式の検証
     Window-Cycling Transmissionアルゴリズムの提案とシミュレーション
     田中 健策,松丸 絢,増田 智明,井上 美穂,三廻部 大,松岡 貴志,奥村 貴史(北見工業大学)
 (-) トップカンファレンス凱旋講演2(東京大学 品川 高廣 様)
     Translation Pass-Through for Near-Native Paging Performance in VMs
     Shai Bergman and Mark Silberstein, Technion; Takahiro Shinagawa, University of Tokyo;
     Peter Pietzuch and Lluis Vilanova, Imperial College London
     2023 USENIX Annual Technical Conference
 
 17:20-17:30 クロージング

* 企業展示 &aname(exhibit);

#ref(pfn.png,nolink,around,300x94,"Preferred Networks")
> ''&size(20){Preferred Networks};'' 
> ''&size(18){PFNの深層学習の研究開発を支えるインフラ};''
'''上西康太(もしくは杉原航平)'''
#clear
> PFNの会社紹介、およびMN-2, MN-3のインフラを支えるHPC, OS, ストレージ技術についてご紹介します。

----

> ''&size(20){IIJ 技術研究所};'' 
> ''&size(18){iijlab におけるシステム研究と開発};''
> IIJ 技術研究所では、ハイパフォーマンスコンピューティング、OS 設計やハードウェアオフロード技術などのシステムソフトウェアの研究を、社内サービスへの将来的な商用利用を目指し実施しております。一方で短期的な出口に縛られない、比較的実験的な研究開発も実施し、著名学会への論文という形態での成果発信も促進しています。

----

> ''&size(20){株式会社ティアフォー};'' 
> ''&size(18){自動運転向けOSとその形式検証};''
'''高野祐輝, 神戸隆太'''
> ・自動運転向けOSの設計を紹介します。自動運転向けOSでは安全性とパフォーマンスを両立するために、隔離とゼロコピーを実現したPub/Sub通信、async/awaitを用いた非同期プログラミング機構、リアルタイムスケジューリングなどを搭載しています。
> ・自動運転向けOSにおける形式検証の事例を紹介します。TLA+というlightweightな形式検証言語を使い、自動運転向けOSの要となるPreemption機構のモデル検査を取り上げます。

----

> ''&size(20){セコム株式会社IS研究所};'' 
> ''&size(18){IoTの信頼を実現するシステムソフトウェアの研究};''
> IS研究所では、IoT機器を安全・確実に運用するためのシステムソフトウェアや暗号技術の研究に取り組んでいます。IoT機器が今後より一層さまざまなステークホルダ間で連携して利用されるには、ハードウェアやソフトウェアの信頼に関する技術の標準化が重要となります。この展望から、我々はIETFにおいてTEEPプロトコル※とその周辺技術について標準化に取り組んでいます。また、標準化にともない、参照実装のオープンソース化にも取り組んでいます。
> ※TEEPプロトコル:TEE上で動作するアプリケーションや設定ファイルを安全にインストール・更新するためのプロトコル

----

#ref(mitsubishi.png,nolink,around,300x139,"三菱電機株式会社")
> ''&size(20){三菱電機株式会社};'' 
> ''&size(18){三菱電機のソフトウェア関連R&Dのご紹介};''
#clear
> 三菱電機の取組みとして、OSS貢献活動とクラウド事業適用を紹介します。 OSS貢献では、著名なOSSへの機能追加などによるコミュニティ活動を行っています。 今回は、AI関連のOSSのupstreamに取り込まれた、画像認識の性能向上の機能拡張をデモします。 クラウド事業適用では、駅と街のガイドをするスマートフォンアプリ『ekinote』とクラウドとの連携技術をご紹介します。

----

#ref(arkedgespace.png,nolink,around,300x114,"ArkEdge Space Inc.")
> ''&size(20){ArkEdge Space Inc.};'' 
> ''&size(18){アークエッジ・スペースにおける超小型衛星向けのシステムソフトウェア開発での Rust の活用};''
#clear
> 我々のミッションは,modular な衛星システムを構築し,様々な顧客のミッションに対応した人工衛星を迅速に開発することです.
> そして,人工衛星は一度宇宙空間という極限環境にデプロイしたら直接触ることのできない非修理系であるため,高い信頼性を保ちながら継続的にソフトウェアをアップデートしていける仕組みを持ったブートローダやオペレーティングシステムが求められており,システムソフトウェア的な課題が多く存在します.
> このような課題に対して,アークエッジ・スペースでは Rust とそのエコシステムを積極的に活用することで,多品種・多数機の人工衛星の開発・検証・製造・運用を可能にしようとしています.

----

#ref(toyota.gif,nolink,around,300x57,"トヨタ自動車株式会社")
> ''&size(20){トヨタ自動車株式会社};'' 
> ''&size(18){トヨタにおけるシステムソフトウェア開発};''
#clear
> トヨタ自動車は, 誰もが自由に楽しく快適に移動できるモビリティ社会の実現を目指し, 様々な技術開発を進めています. 本展示では, 特にここ数年取組を加速させているシステムソフトウェア領域における研究開発の最新取組状況を紹介します.

* 発表募集

** スコープ

本シンポジウムの主たるスコープは以下の通りですが、システムソフトウェアに関するものでしたらこれに限りません。

- オペレーティング・システム
- ファイル&ストレージシステム
- 分散システム
- クラウド・コンピューティング
- モバイルシステム
- セキュア&高信頼システム
- ビッグデータ&機械学習向けシステム
- 組込みシステム
- 仮想化技術
- 複雑システムの管理や問題解決
- IoTシステム
- 実時間システム
- ディペンダブルシステム
- Peer-to-Peer技術
- インターネット基盤技術
- 並列システム
- ミドルウェア
- 他領域(アーキテクチャ、ネットワーク、プログラミング言語、検証、データベース等)と相互作用するシステム
- その他システムソフトウェア一般

** 発表カテゴリ

- 一般発表(以下の3種類から選択ください)
-- ''論文あり(コメントフィードバックあり(標準))'':システムソフトウェアに関する最新の研究成果を論文及び口頭で発表していただきます。コメントは査読ではなく研究内容を洗練させるためのもので、シンポジウム開催後にフィードバックする予定です。通常の研究発表会にはない貴重な機会ですので、積極的な利用を推奨します。
-- ''論文あり(コメントフィードバック無し)'':コメントフィードバック無しの発表も可能です.
-- ''論文なし(概要投稿+口頭発表のみ)'':概要投稿+口頭発表のみをおこなうこともできます。萌芽的な研究や現在進行中の大型研究プロジェクトの内容、概ね過去一年以内に国際会議やジャーナル、プレプリントサーバ等で発表した研究内容などをコミュニティに紹介し、ディスカッションするための発表を想定しています。
- ポスター・デモ発表
-- 参加者とのディスカッションをインタラクティブに行うことができます。一般発表に申し込みされた場合でも、ポスターでの同時発表を推奨します。ポスター・デモ発表は、開催会場において対面形式で実施する予定です。

** 発表申込・論文投稿〆切 &aname(deadline);

- 一般発表申込: %%''10月26日(木)'',''投稿: 11月9日(木)''%% ''締め切りました.''
-- 概要のみ投稿して口頭発表する場合でも、論文を投稿する場合でも、申込締切はすべて同じです。
-- ''論文ありの場合''は10月26日(木)までに申込のうえ,''11月9日(木)までに原稿をアップロード''してください.
-- 早期にプログラム編成を行う都合上,申込後に取下げがあってもプログラムを変更しませんのでご了承ください.
- ポスター・デモ発表: %%''11月2日(木)''%% ''締め切りました.''
-- ポスター・デモ発表の場合は上記締切までに申込と原稿アップロードをお願いします.

** 発表申込 &aname(submission);

発表申込および概要登録・論文投稿は、すべてEasyChairを使用します。

- [[EasyChair:https://easychair.org/conferences/?conf=comsys20230]]
-- 利用には、EasyChairのアカウント登録(無料)が必要です。
-- EasyChairの表示言語は英語ですが、論文タイトル、概要、著者情報などの入力には日本語が使用できます。
- 一般発表(論文あり)については、上記締切日までにPDF形式で作成した論文をアップロードして下さい。

** 原稿の作成

投稿論文は、情報処理学会の研究報告原稿のフォーマットに従ってください。所定のスタイルファイルを用いるものとし、スタイルファイルや行間のスペース等の変更は行わないでください。規定のフォーマットに従っていない論文は受理しないことがあります。

- ''情報処理学会 研究報告原稿(PDFファイル)作成について''
https://www.ipsj.or.jp/kenkyukai/genko.html

** 論文の公開

シンポジウム論文集には、一般発表の論文のみを掲載します。

シンポジウム論文集は完全オンライン化となっており、電子図書館(情報学広場)に掲載されます。紙の論文集は発行しません。なお、シンポジウム論文集はシンポジウム開催日の1週間前に公開されます。特許等の関係で公知日を考慮する必要がある場合はご注意ください。

投稿される論文の著作権の取り扱いは、[[「情報処理学会著作権規程」:https://www.ipsj.or.jp/copyright/ronbun/copyright.html]]に従います。

** コメントフィードバック

コメントフィードバックありを希望する場合は、どのようなコメントが欲しいかをリクエストしてください。たとえば、

- 論文のストーリーには説得力があるか、客観的な視点でコメントが欲しい。
- 論文で、○○という点において悩んでいる。どのようにすれば解決できるか、アドバイスを貰えないか。
- 将来、国際会議○○(あるいはジャーナル論文○○)への投稿を目指している。十分な内容に達しているか、足りないとすればどのような内容を補えばよいか、コメントが欲しい。
- 評価実験は網羅的で十分な内容か。
- 提案方式の説明はこの書き方で伝わるのか。図の意味は十分に把握できるのか。
- 関連研究の○○と提案技術が近いことを心配している。差分は十分に主張できているか。

などなど、研究の進捗に応じて、コメントが欲しいポイントを明記してください。それに沿ってOS分野の一線の研究者がコメントをお返します。また、国際会議や論文誌といった将来の投稿先に応じたコメントもフィードバックいたします。

** ポスター発表の原稿について

ポスター発表へ申し込む場合には、発表するポスターの内容を論文形式にしたものを以下の形式で準備して、上記締切日までにEasyChairへアップロードしてください。

- 言語:日本語 または 英語
- ページ数:A4 1〜2ページ
- 内容:下記の情報を含むこと。
-- 論文タイトル
-- 著者および所属
-- (概要については必ずしも必要ありません)
- ファイル形式:PDF

* 企業展示の募集 &aname(exhibision);

''&size(18){概要};'' 

> ComSys 2023 での企業展示出展企業を募集しております。企業展示の趣旨といたしまして、企業でのシステムソフトウェアに関する研究、開発、業務などについてご紹介いただき、ComSys に参加する学生や研究者の方々と企業の接点を増やしていただこう、というものになります。システムソフトウェア分野に関わる学生の就職や共同研究のきっかけとなり、この分野の発展に繋がればと考えております。
> 
> 展示内容については、企業でのシステムソフトウェアに関わる活動の紹介であれば特に条件はございません。(採用情報の掲載や紹介も問題ありませんが、学会での展示ですので採用活動一辺倒のような内容は避けていただけますと幸いです)
> 
> 応募に際してスポンサー料などの提供は不要でございますが、提供をご検討いただける場合にはその旨ご回答いただけますと幸いです。また、当日展示に来られる方は後日案内がございます参加登録も合わせて行なっていただければと思います。
> 
> 応募多数の場合は会場の都合で、一部ポスターのみや口頭発表のみでの展示への変更お願いする場合がございます。あらかじめご了承ください。

''&size(18){スポンサー};'' 

> スポンサー料を提供いただいた際には以下の対応を予定しております.

''&size(18){スライド投影};'' 

> 事前にご用意いただいたスライド1枚程度を休憩時間に会場スクリーンおよびオンラインにて投影致します。口数に応じて投影頻度を調整致します (全ての企業・団体様のスライドが表示される範囲内で調整)。

''&size(18){ロゴ・名称の掲載};''

> 協賛いただいた企業・団体様のロゴや名称は下記の通り掲載および紹介致します。
> - ComSys 2023 の Web ページへの掲載 (ご指定のページにリンクを設定させていただきます)
> - 開会時のご紹介
> - 休憩時間でのスクリーンへの投影 (会場、オンライン)

''&size(18){学会参加枠};''

> また、協賛いただいた企業・団体様には学会参加枠 (1口2名まで、論文集含まず)を提供いたします。

''&size(18){申込};''

> 出展希望の方は応募締切までに下記フォームに必要事項を記載し応募ください。%%応募締切は11月9日(木)です.%% ''募集を終了しました.''

//https://forms.gle/y1YTRX43zGa3pW9o7

> ご不明点や要望などございましたら、上記問い合わせ先までご連絡いただくか、フォームの最後の欄に入力いただければと思います。
> 皆様のご応募お待ちしております。

//* ACS 論文誌との連携について
//TBD

* 実行委員会

- 実行委員長
-- 品川 高廣(東京大学)
- 副実行委員長
-- 佐藤 将也(岡山県立大学)
- プログラム委員
-- 田所 秀和(キオクシア)
-- 松原 克弥(公立はこだて未来大学)
-- 川島 英之(慶應義塾大学)
-- 穐山 空道(立命館大学)
-- 井手口 裕太(NEC)
-- 追川 修一(産業技術大学院大学)
-- 小口 正人(お茶の水女子大学)
-- 尾上 浩一(富士通研究所)
-- 空閑 洋平(東京大学)
-- 河野 健二(慶應義塾大学)
-- 河野 真治(琉球大学)
-- 光来 健一(九州工業大学)
-- 小柴 篤史(ミュンヘン工科大学)
-- 坂本 龍一(東京工業大学)
-- 菅谷 みどり(芝浦工業大学)
-- 杉木 章義(北海道大学)
-- 須崎 有康(情報セキュリティ大学院大学)
-- 高宮 安仁(TIS)
-- 田崎 創(IIJ技術研究所)
-- 伊達 進(大阪大学)
-- 早坂 光雄(日立製作所)
-- 廣津 登志夫(法政大学)
-- 広渕 崇宏(産業技術総合研究所)
-- 深井 貴明(産業技術総合研究所)
-- 松本 亮介(さくらインターネット)
-- 毛利 公一(立命館大学)
-- 山内 利宏(岡山大学)
-- 山田 竜也(三菱電機)
-- 山田 浩史(東京農工大学)
-- 吉村 剛(IBM)

* 問い合わせ先

- 担当幹事: 佐藤 将也~
E-mail: masaya あっと c.oka-pu.ac.jp~
(あっと を @ に直してください。)

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