#author("2023-11-09T17:54:02+09:00","default:sigos-ipsj","sigos-ipsj")
#author("2023-11-10T00:10:24+09:00;2023-11-09T17:54:02+09:00","default:sigos-ipsj","sigos-ipsj")
* 第35回コンピュータシステム・シンポジウム(ComSys2023)

| 主催 | 情報処理学会 システムソフトウェアとオペレーティング・システム研究会 |
| 開催日 | 2023年12月7日(木)〜 12月8日(金)|
|場所|[[県立広島大学 サテライトキャンパスひろしま:https://www.pu-hiroshima.ac.jp/site/satellite/accessmap.html]](ハイブリッド開催)|
|~|〒730-0051 広島県広島市中区大手町1丁目5−3|
| 問い合わせ先 | 佐藤 将也(岡山県立大学)|
|~|Email: <masaya あっと c.oka-pu.ac.jp> |
|~|(”あっと”を”@”に直して下さい)|
| ローカルアレンジメント | 重安 哲也(県立広島大学) |
| 企業展示担当 | 深井 貴明(産業技術総合研究所) |
|~|田崎 創(IIJ技術研究所)|

* 更新履歴

- 2023年11月8日:''[[ポスター発表>ComSys2023#poster]]''を公開しました
- 2023年11月8日:''[[プログラム>ComSys2023#program]]''を公開しました
- 2023年10月2日:''[[スポンサー>ComSys2023#exhibision]]''について追記しました
- 2023年9月25日:''[[発表申込>ComSys2023#submission]]''の受付を開始しました
- 2023年9月20日:''[[一般講演の締切情報>ComSys2023#deadline]]''を掲載しました
- 2023年8月4日:''[[企業展示の募集>ComSys2023#exhibision]]''を開始しました
- 2023年8月4日:ホームページを開設しました

* 目次

#contents

* 開催概要

コンピュータシステム・シンポジウムは、情報処理学会システムソフトウェアとオペレーティング・システム研究会が中心となり開催しているシンポジウムで、1987年11月に第1回を開催して以来、今年で35回目の開催となります。本シンポジウムは、年々著しい勢いで変化を遂げる基盤ソフトウェア技術の分野で、最新の話題や斬新なアイデアについての議論の場を提供してきました。本年度のシンポジウムでも、より萌芽的な研究を集め、シンポジウムの発表や議論を通して発展させてもらうことを期待し、投稿論文に対してプログラム委員会からの改善フィードバックを行います。また、この分野におけるホットトピックや本研究会で発表された後に国際会議やジャーナル論文として成果を収めた研究に関する招待講演の企画をすすめています。以上により、日頃の研究成果の発表と意見交換を行う場を提供したいと考えています。

* 企業展示の募集 &aname(exhibision);

** 概要

ComSys 2023 での企業展示出展企業を募集しております。
企業展示の趣旨といたしまして、企業でのシステムソフトウェアに関する研究、開発、業務などについてご紹介いただき、ComSys に参加する学生や研究者の方々と企業の接点を増やしていただこう、というものになります。
システムソフトウェア分野に関わる学生の就職や共同研究のきっかけとなり、この分野の発展に繋がればと考えております。

展示内容については、企業でのシステムソフトウェアに関わる活動の紹介であれば特に条件はございません。
(採用情報の掲載や紹介も問題ありませんが、学会での展示ですので採用活動一辺倒のような内容は避けていただけますと幸いです)

応募に際してスポンサー料などの提供は不要でございますが、提供をご検討いただける場合にはその旨ご回答いただけますと幸いです。
また、当日展示に来られる方は後日案内がございます参加登録も合わせて行なっていただければと思います。

応募多数の場合は会場の都合で、一部ポスターのみや口頭発表のみでの展示への変更お願いする場合がございます。あらかじめご了承ください。

** スポンサー

スポンサー料を提供いただいた際には以下の対応を予定しております.

*** スライド投影

事前にご用意いただいたスライド1枚程度を休憩時間に会場スクリーンおよびオンラインにて投影致します。口数に応じて投影頻度を調整致します (全ての企業・団体様のスライドが表示される範囲内で調整)。

*** ロゴ・名称の掲載

協賛いただいた企業・団体様のロゴや名称は下記の通り掲載および紹介致します。
- ComSys 2023 の Web ページへの掲載 (ご指定のページにリンクを設定させていただきます)
- 開会時のご紹介
- 休憩時間でのスクリーンへの投影 (会場、オンライン)

*** 学会参加枠

また、協賛いただいた企業・団体様には学会参加枠 (1口2名まで、論文集含まず)を提供いたします。

** 申込

出展希望の方は応募締切までに下記フォームに必要事項を記載し応募ください。

応募締切は11月9日(木)です.

https://forms.gle/y1YTRX43zGa3pW9o7

ご不明点や要望などございましたら、上記問い合わせ先までご連絡いただくか、フォームの最後の欄に入力いただければと思います。

皆様のご応募お待ちしております。

* プログラム &aname(program);

一般発表セッションの発表時間は、1件30分です(質疑応答を含む).

 12/7(木)(1日目)
 
 9:50-10:00 オープニング
 
 10:00-11:30 セッション1 (3件)
 (1) MPI profiling interface を利用したジョブスケジューラとの協調機構の提案
     三宅 貴義,出口 智己,乃村 能成(岡山大学)
 (a) 決定性を考慮した非同期多重実行によるストリーム処理の低遅延障害回復
     谷川 優太,河野 健二(慶應義塾大学)
 (b) 高い性能と可搬性を目指した TCP/IP スタックの設計と実装
     安形 憲一(IIJ技術研究所)
 
 11:30-13:00 ポスター・デモおよび企業展示 設営,昼食(各自)
 
 13:00-14:00 招待講演1
     千葉 滋 先生(東京大学)
 
 14:15-15:45 セッション2 (3件)
 (c) 地域規制強化に対するストレージのポリシーベースデータ転送制御
     早坂 光雄,鴨生 悠冬(日立製作所)
 (2) 重複データキャッシュによるノード間重複排除のデータ参照性能改善の評価
     鴨生 悠冬,早坂 光雄(日立製作所)
 (3) 異種WebAssemblyランタイム間の動的切り替え機構の実現
 (3) ランタイム中立なWebAssemblyライブマイグレーションの実現可能性検討
     藤井 大悟,松原 克弥(公立はこだて未来大学),中田 裕貴(さくらインターネット)
 
 16:00-16:20 トップカンファレンス凱旋講演1(IIJ技術研究所 安形 憲一 様)
     zpoline: a system call hook mechanism based on binary rewriting
     Kenichi Yasukata, Hajime Tazaki, and Pierre-Louis Aublin, IIJ Research Laboratory; Kenta Ishiguro, Hosei University
     2023 USENIX Annual Technical Conference
 
 16:30-18:00 企業展示,ポスターセッション
 
 懇親会

[[ポスター発表一覧>ComSys2023Posters]] &aname(poster);

 12/8(金)(2日目)
 
 10:00-11:30 セッション3 (3件)
 (d) 複数の最適化エンジンを利用する拠点間でのデータ・アプリの最適配置案の算出方式の検討
     野村 鎮平,早坂 光雄(日立製作所)
 (4) MBCF/Linuxのノード性能阻害についての評価
     藤本 馨(奈良女子大学),辻 理子(大阪国税局),松本 尚(奈良女子大学)
 (5) MBCF通信同期機構の定性的究極性について
     松本 尚,藤本 馨(奈良女子大学)
  
 11:30-13:00 ポスター・デモおよび企業展示 撤収,昼食(各自)
 
 13:00-14:00 招待講演2
     登 大遊 様(ソフトイーサ株式会社)
 
 14:15-15:45 セッション4 (3件)
 (6) インメモリKey-Value Store向けメモリエラーハンドラのテスト支援
     根津 直也, 山田 浩史(東京農工大学)
 (e) 自律分散SNSにおけるコミュニケーションの活性化の実現に向けて
     尾上 浩一(富士通)
 (f) ブラウザによるオンラインプログラミング環境の構築におけるトランスパイラによる非同期性の隠蔽
     並木 美太郎(東京農工大学),長 慎也(明星大学),兼宗 進(大阪電気通信大学),長島 和平(東京農工大学)
 
 16:00-17:20 セッション5 (2件 + 凱旋講演)
 (g) FPGAボードで動作するRISC-Vソフトプロセッサへのmicropython処理系の移植
     並木 美太郎(東京農工大学)
 (7) 接触確認用デバイスの省電力化に向けた確率論的通信方式の検証 Window-Cycling Transmissionアルゴリズムの提案とシミュレーション
     田中 健策,奥村 貴史,井上 美穂(北見工業大学)
 (-) トップカンファレンス凱旋講演2(東京大学 品川 高廣 様)
     Translation Pass-Through for Near-Native Paging Performance in VMs
     Shai Bergman and Mark Silberstein, Technion; Takahiro Shinagawa, University of Tokyo; Peter Pietzuch and Llu&#237;s Vilanova, Imperial College London
     2023 USENIX Annual Technical Conference
 
 17:20-17:50 表彰式・クロージング

* 参加募集

論文発表される方、ポスター発表の方、聴講のみの方、いずれも参加登録が必要です。
登録サイトは11月中旬に公開いたします.

* 発表募集

** スコープ

本シンポジウムの主たるスコープは以下の通りですが、システムソフトウェアに関するものでしたらこれに限りません。

- オペレーティング・システム
- ファイル&ストレージシステム
- 分散システム
- クラウド・コンピューティング
- モバイルシステム
- セキュア&高信頼システム
- ビッグデータ&機械学習向けシステム
- 組込みシステム
- 仮想化技術
- 複雑システムの管理や問題解決
- IoTシステム
- 実時間システム
- ディペンダブルシステム
- Peer-to-Peer技術
- インターネット基盤技術
- 並列システム
- ミドルウェア
- 他領域(アーキテクチャ、ネットワーク、プログラミング言語、検証、データベース等)と相互作用するシステム
- その他システムソフトウェア一般

** 発表カテゴリ

- 一般発表(以下の3種類から選択ください)
-- ''論文あり(コメントフィードバックあり(標準))'':システムソフトウェアに関する最新の研究成果を論文及び口頭で発表していただきます。コメントは査読ではなく研究内容を洗練させるためのもので、シンポジウム開催後にフィードバックする予定です。通常の研究発表会にはない貴重な機会ですので、積極的な利用を推奨します。
-- ''論文あり(コメントフィードバック無し)'':コメントフィードバック無しの発表も可能です.
-- ''論文なし(概要投稿+口頭発表のみ)'':概要投稿+口頭発表のみをおこなうこともできます。萌芽的な研究や現在進行中の大型研究プロジェクトの内容、概ね過去一年以内に国際会議やジャーナル、プレプリントサーバ等で発表した研究内容などをコミュニティに紹介し、ディスカッションするための発表を想定しています。
- ポスター・デモ発表
-- 参加者とのディスカッションをインタラクティブに行うことができます。一般発表に申し込みされた場合でも、ポスターでの同時発表を推奨します。ポスター・デモ発表は、開催会場において対面形式で実施する予定です。

** 発表申込・論文投稿〆切 &aname(deadline);

- 一般発表申込: ''10月26日(木)'',''投稿: 11月9日(木)''
-- 概要のみ投稿して口頭発表する場合でも、論文を投稿する場合でも、申込締切はすべて同じです。
-- ''論文ありの場合''は10月26日(木)までに申込のうえ,''11月9日(木)までに原稿をアップロード''してください.
-- 早期にプログラム編成を行う都合上,申込後に取下げがあってもプログラムを変更しませんのでご了承ください.
- ポスター・デモ発表: ''11月2日(木)''
-- ポスター・デモ発表の場合は上記締切までに申込と原稿アップロードをお願いします.

** 発表申込 &aname(submission);

発表申込および概要登録・論文投稿は、すべてEasyChairを使用します。

- [[EasyChair:https://easychair.org/conferences/?conf=comsys20230]]
-- 利用には、EasyChairのアカウント登録(無料)が必要です。
-- EasyChairの表示言語は英語ですが、論文タイトル、概要、著者情報などの入力には日本語が使用できます。
- 一般発表(論文あり)については、上記締切日までにPDF形式で作成した論文をアップロードして下さい。

** 原稿の作成

投稿論文は、情報処理学会の研究報告原稿のフォーマットに従ってください。所定のスタイルファイルを用いるものとし、スタイルファイルや行間のスペース等の変更は行わないでください。規定のフォーマットに従っていない論文は受理しないことがあります。

- ''情報処理学会 研究報告原稿(PDFファイル)作成について''
https://www.ipsj.or.jp/kenkyukai/genko.html

** 論文の公開

シンポジウム論文集には、一般発表の論文のみを掲載します。

シンポジウム論文集は完全オンライン化となっており、電子図書館(情報学広場)に掲載されます。紙の論文集は発行しません。なお、シンポジウム論文集はシンポジウム開催日の1週間前に公開されます。特許等の関係で公知日を考慮する必要がある場合はご注意ください。

投稿される論文の著作権の取り扱いは、[[「情報処理学会著作権規程」:https://www.ipsj.or.jp/copyright/ronbun/copyright.html]]に従います。

** コメントフィードバック

コメントフィードバックありを希望する場合は、どのようなコメントが欲しいかをリクエストしてください。たとえば、

- 論文のストーリーには説得力があるか、客観的な視点でコメントが欲しい。
- 論文で、○○という点において悩んでいる。どのようにすれば解決できるか、アドバイスを貰えないか。
- 将来、国際会議○○(あるいはジャーナル論文○○)への投稿を目指している。十分な内容に達しているか、足りないとすればどのような内容を補えばよいか、コメントが欲しい。
- 評価実験は網羅的で十分な内容か。
- 提案方式の説明はこの書き方で伝わるのか。図の意味は十分に把握できるのか。
- 関連研究の○○と提案技術が近いことを心配している。差分は十分に主張できているか。

などなど、研究の進捗に応じて、コメントが欲しいポイントを明記してください。それに沿ってOS分野の一線の研究者がコメントをお返します。また、国際会議や論文誌といった将来の投稿先に応じたコメントもフィードバックいたします。

** ポスター発表の原稿について

ポスター発表へ申し込む場合には、発表するポスターの内容を論文形式にしたものを以下の形式で準備して、上記締切日までにEasyChairへアップロードしてください。

- 言語:日本語 または 英語
- ページ数:A4 1〜2ページ
- 内容:下記の情報を含むこと。
-- 論文タイトル
-- 著者および所属
-- (概要については必ずしも必要ありません)
- ファイル形式:PDF

//* ACS 論文誌との連携について
//TBD

* 実行委員会

- 実行委員長
-- 品川 高廣(東京大学)
- 副実行委員長
-- 佐藤 将也(岡山県立大学)
- プログラム委員
-- 田所 秀和(キオクシア)
-- 松原 克弥(公立はこだて未来大学)
-- 川島 英之(慶應義塾大学)
-- 穐山 空道(立命館大学)
-- 井手口 裕太(NEC)
-- 追川 修一(産業技術大学院大学)
-- 小口 正人(お茶の水女子大学)
-- 尾上 浩一(富士通研究所)
-- 空閑 洋平(東京大学)
-- 河野 健二(慶應義塾大学)
-- 河野 真治(琉球大学)
-- 光来 健一(九州工業大学)
-- 小柴 篤史(ミュンヘン工科大学)
-- 坂本 龍一(東京工業大学)
-- 菅谷 みどり(芝浦工業大学)
-- 杉木 章義(北海道大学)
-- 須崎 有康(情報セキュリティ大学院大学)
-- 高宮 安仁(TIS)
-- 田崎 創(IIJ技術研究所)
-- 伊達 進(大阪大学)
-- 早坂 光雄(日立製作所)
-- 廣津 登志夫(法政大学)
-- 広渕 崇宏(産業技術総合研究所)
-- 深井 貴明(産業技術総合研究所)
-- 松本 亮介(さくらインターネット)
-- 毛利 公一(立命館大学)
-- 山内 利宏(岡山大学)
-- 山田 竜也(三菱電機)
-- 山田 浩史(東京農工大学)
-- 吉村 剛(IBM)

* 問い合わせ先

- 担当幹事: 佐藤 将也~
E-mail: masaya あっと c.oka-pu.ac.jp~
(あっと を @ に直してください。)


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