#author("2019-11-13T12:01:38+09:00","default:sigos-ipsj","sigos-ipsj") [[ComSys2019]] * 第31回コンピュータシステム・シンポジウム(ComSys2019) | 主催 | 情報処理学会 システムソフトウェアとオペレーティング・システム研究会 | | 開催日 | 2019年12月10日(火)〜12月11日(水)| |開催場所|大阪大学 吹田キャンパス&br;サイバーメディアセンター本館 サイバーメディアコモンズ| ||〒567-0047 大阪府茨木市美穂ヶ丘5番1号| ||https://www.cmc.osaka-u.ac.jp/?page_id=136| | 問い合わせ先 | 杉木章義(北大)<sugiki あっと iic.hokudai.ac.jp> | * 目次 #contents * 更新履歴 - 2019年8月23日、ホームページを開設しました。 - 2019年9月11日、参加申し込みページ(情報処理学会本体)を開設しました。 - 2019年9月25日、ポスター発表の原稿について掲載いたしました。 - 2019年9月27日、論文投稿ページ(Easy Chair)を開設いたしました。 - 2019年11月5日、事前申込期限に誤りがありましたので訂正いたします(12/2締切)。 * 開催概要 コンピュータシステム・シンポジウムは、情報処理学会システムソフトウェアとオペレーティング・システム研究会が中心となり開催しているシンポジウムで、1987年(昭和62年)11月に第1回を開催して以来、今年で31回目の開催となります。本シンポジウムは、年々著しい勢いで変化を遂げる基盤ソフトウェア技術の分野で、最新の話題や斬新なアイデアについての議論の場を提供してきました。特に、現代社会を支えているITインフラストラクチャにおけるオペレーティング・システム、システムソフトウェア、仮想化技術、実装技術、応用技術に関する、最新の研究成果や有用性の高い実装・開発事例に関する論文が発表されてきました。 本年度のシンポジウムでも、研究をより発展させてもらうことを期待して、投稿論文に対してプログラム委員会からのコメントフィードバックを得られる機会を提供します。また、タイムリーな内容に関する招待講演やチュートリアルに加えて、これまでに本研究会で発表された後に国際会議やジャーナル論文として成果を収めた研究についての招待講演などの企画をすすめています。以上により、日頃の研究成果の発表と意見交換を行う場を提供したいと考えています。 ハイライト(順次掲載): - ''招待講演1:(富岳のシステムソフトウェア 富士通株式会社様)'' - ''招待講演2:「SX-Aurora TSUBASA のアーキテクチャとオペレーティングシステム」 日本電気株式会社 今井 照之 様'' -- 今日、ビッグデータ解析やAI 技術で必要とされる、大量のデータに対する高速演算の需要が高まっています。本講演では、NEC製ベクトルスーパーコンピュータSX シリーズの技術を継承するSX-Aurora TSUBASAのアーキテクチャと、そのオペレーティングシステムVEOSについて紹介します。VEOSが汎用Linux/x86サーバ上で動作することで、利用者は標準のLinux/x86環境を介してベクトル演算性能を活用できます。 -- 御略歴 --- 2007年 日本電気株式会社に入社。ストリームデータ処理の研究、ストレージ用オペレーティングシステムの開発、ベクトルスーパーコンピュータの I/O の開発に従事。現在は SX-Aurora TSUBASA のオペレーティングシステム VEOS の開発に従事。 - ''チュートリアル1:「インテル Optane DC パーシステント・メモリーのご紹介」インテル株式会社 石橋 史康 様'' -- 従来のメモリー/ストレージ階層の概念を打ち破りメモリーとストレージのギャップを埋めコストを抑えながらパフォーマンスと効率の向上を実現するインテル Optane DC パーシステント・メモリーのご紹介をご紹介します。 -- 御略歴 --- インテル株式会社SMG DCGセールス。2019年 インテル株式会社 現Optane DC パーシステント・メモリー テクニカルソリューションスペシャリスト担当。2017年 インテル株式会社 Omni Path Architecture テクニカルソリューションスペシャリスト担当。2015年 日本オラクル株式会社 Oracle Linux/Oracle VM Principal Sales Consultant。2012年 日本アイ・ビー・エム株式会社 GTS事業部ITスペシャリスト担当。 - ''チュートリアル2:「不揮発メモリ(NVDIMM)とLinuxの対応動向について」 富士通株式会社 五島 康文 様'' -- 近年、RAMを使ったDIMMの代わりに不揮発メモリを使ったDIMM(以後NVDIMM)がハードウェア製品としてリリースされてきました。従来のDIMMの性質とNVDIMMは異なるため、ソフトウェアもNVDIMMに向けた対応が必要となりました。これに伴い、LinuxのNVDIMM対応も 大きく進んできており、大手ディストリビュータによるサポートなども始まりました。本チュートリアルでは、このNVDIMMに対するLinuxの対応や動向についてご紹介します。 -- 主なトピック --- NVDIMMのLinuxでのアクセス方法や使い方 --- NVDIMM用ライブラリ(PMDK) --- RAS(Reliability Availability Serviceability) --- 現在の課題 -- 御略歴 --- 1997年富士通株式会社入社。2002年ごろからは、主にLinux kernelの調査・開発・サポート業務に従事し、LinuxのMemory Hotplug機能の実現や、NVDIMMのRAS機能の強化に貢献。「七転び八起きのLinuxカーネルコミュニティ開発体験記」(日経XTECH)や「KVMのサーバ仮想化技術」(雑誌富士通)の記事を執筆。 - ''トップカンファレンス・ジャーナル採択論文講演・国際会議出張報告'' * スコープ 本シンポジウムの主たるスコープは以下の通りですが、システムソフトウェアに関するものでしたらこれに限りません。 > オペレーティング・システム、ミドルウェア、仮想化技術、ファイルシステム、組込みシステム、ユビキタスシステム、実時間システム、ディペンダブルシステム、モバイルコンピューティング、Peer-to-Peer技術、セキュアコンピューティング、インターネット基盤技術、並列分散システム、クラウド技術、その他システムソフトウェア一般 * 論文募集 従来のComSysで好評であったコメントフィードバックありの一般論文をもとに、新しい試みとして、投稿カテゴリを下記の4つに整理いたします。 ** 投稿カテゴリ ''【カテゴリ1】一般論文(コメントフィードバックあり)'' > 投稿された論文に対してコメントフィードバックを行います。論文の内容を考慮し、OS研究会の運営委員を中心に構成されるプログラム委員会が専門性の高いコメントを返します。コメントフィードバックは査読ではありません。研究内容を洗練させるためのものですので、返されたコメントは今後の研究にお役立てください。なお、ComSysでの発表にコメントを反映する義務は生じません。 通常の研究発表会にはない貴重な機会ですので、積極的な利用を推奨します。 ''【カテゴリ2】一般論文(コメントフィードバックなし)'' > 通常の研究発表会と同様に、コメントフィードバックなしの論文を投稿することができます。投稿者の利便性に配慮し、カテゴリ1よりも締切を1週間延長します。 ''【カテゴリ3】口頭発表(概要のみ)'' > 概要の投稿のみで口頭発表を行うことができます。萌芽的な研究や現在進行中の大型研究プロジェクトの内容、概ね過去一年以内に国際会議やジャーナル、プレプリントサーバ等で発表した研究内容などをコミュニティに紹介し、ディスカッションするための発表を想定しています。 ''【カテゴリ4】ポスター・デモ発表'' > 参加者とのディスカッションをインタラクティブに行うことができます。他のカテゴリに投稿された場合も、ポスターでの同時発表を推奨します。 ** 重要日程 ''【カテゴリ1】 一般論文(コメントフィードバックあり)'' - %%論文登録締切: 2019年10月21日(月)%% - %%論文投稿締切: 2019年11月11日(月)%% - フィードバック返却:2019年12月3日(火) ''【カテゴリ2】 一般論文(コメントフィードバックなし)'' - %%論文登録締切:2019年10月28日(月)%% - 論文投稿締切:2019年11月18日(月) ''【カテゴリ3】 口頭発表(概要のみ)'' - 投稿締切:2019年12月3日(火) ''【カテゴリ4】 ポスター・デモ発表'' - 投稿締切:2019年12月3日(火) ''シンポジウム開催'' - 2019年12月10日(火)〜12月11日(水) ** 論文投稿方法 概要登録および論文投稿はすべてEasyChairを使用します。 - https://easychair.org/conferences/?conf=comsys2019 -- 利用には、Easy Chairのアカウント登録(無料)が必要です。 -- Easy Chairの表示言語は英語ですが、論文タイトル、概要、著者情報などの入力には日本語が使用できます。 一般論文については、論文の概要登録締切日までに、タイトルと概要を投稿ページより登録してください。その後、論文投稿締切日までにPDF形式で作成した論文をアップロードして下さい。また、下記に案内する事前参加登録を11月29日(金)までに済ませてください。 ** 原稿の作成 投稿論文は、情報処理学会の研究報告原稿のフォーマットに従ってください。所定のスタイルファイルを用いるものとし、スタイルファイルや行間のスペース等の変更は行わないでください。規定のフォーマットに従っていない論文は受理しないことがあります。 - ''情報処理学会 研究報告原稿(PDFファイル)作成について''~ https://www.ipsj.or.jp/kenkyukai/genko.html ** 論文の公開 シンポジウム論文集には、カテゴリ1(一般論文・コメントフィードバックあり)およびカテゴリ2(一般論文・コメントフィードバックなし)の論文のみを掲載します。 シンポジウム論文集は完全オンライン化となっており、電子図書館(情報学広場)に掲載されます。紙の論文集は発行しません。なお、シンポジウム論文集はシンポジウム開催日の1週間前に公開されます。特許等の関係で公知日を考慮する必要がある場合はご注意ください。 投稿される論文の著作権の取り扱いは、「情報処理学会著作権規程」に従います。 - ''情報処理学会著作権規程''~ https://www.ipsj.or.jp/copyright/ronbun/copyright.html ** コメントフィードバック コメントフィードバックありの一般論文(カテゴリ1)では、どのようなコメントが欲しいかをリクエストしてください。たとえば、 - 論文のストーリーには説得力があるか、客観的な視点でコメントが欲しい。 - 論文で、○○という点において悩んでいる。どのようにすれば解決できるか、アドバイスを貰えないか。 - 将来、国際会議○○(あるいはジャーナル論文○○)への投稿を目指している。十分な内容に達しているか、足りないとすればどのような内容を補えばよいか、コメントが欲しい。 - 評価実験は網羅的で十分な内容か。 - 提案方式の説明はこの書き方で伝わるのか。図の意味は十分に把握できるのか。 - 関連研究の○○と提案技術が近いことを心配している。差分は十分に主張できているか。 などなど、研究の進捗に応じて、コメントが欲しいポイントを明記してください。それに沿ってOS分野の一線の研究者がコメントをお返します。また、国際会議や論文誌といった将来の投稿先に応じたコメントもフィードバックいたします。コメントフィードバックが不要な方はカテゴリ2で投稿してください。 ** ポスター発表の原稿について カテゴリ4のポスター発表へ申し込む場合には、発表するポスターの内容を論文形式にしたものを以下の形式で準備してください。 - 言語:日本語 または 英語 - ページ数:A4 1〜2ページ - 内容:下記の情報を含むこと。 -- 論文タイトル -- 著者および所属 -- (概要については必ずしも必要ありません) - ファイル形式:PDF * 参加募集 論文発表される方、ポスター発表の方、聴講のみの方、いずれも参加登録が必要です。 |区分|会員の別|事前申込(12/2まで)|当日申込|h |一般|情報処理学会 OS研究会 登録会員|RIGHT: 18,000円|RIGHT: 23,000円| |~|情報処理学会 正会員|RIGHT: 22,000円|RIGHT: 27,000円| |~|非会員|RIGHT: 27,000円|RIGHT: 32,000円| |学生|学生会員|RIGHT: 5,000円|RIGHT: 10,000円| |~|学生非会員|RIGHT: 10,000円|RIGHT: 15,000円| 事前に下記の情報処理学会のサイトから参加申込を行ってください。 事前申込料金にて参加申込が可能です。 事前申込の締切は12月2日(月)です。 - ''情報処理学会:ComSys2019参加申し込みページ''~ https://www.ipsj.or.jp/kenkyukai/event/ComSys2019.html 事前申込期限を過ぎた場合、当日会場で当日受付料金にて参加申込が可能です。(当日受付時にご案内する方法で、後払いにご協力ください。現地での現金決済は原則不可。) * ACS 論文誌との連携について [[ACS 論文誌>https://acs.hpcc.jp/]] において、本 ComSys との連携号は企画されておりませんが、ComSys でコメントフィードバックを希望された場合には、後日、ACS 論文誌に投稿した際にできるだけ同じ方が査読者になるように配慮します。このような緩やかな連携により、査読の精度が向上し、ACS 論文誌に採録されやすくなることが期待できます。 * BitVisor Summitとの連携について 本年度はBitVisor Summitとの同時開催はありません。 * 実行委員会 - 実行委員長:光来 健一 (九州工業大学) - 副実行委員長: - ポスターチェア: - ローカルアレンジ: - プログラム委員: -- 光来 健一 (九州工業大学)- Kenichi Kourai, Kyushu Institute of Technology -- 尾上 浩一 (富士通研究所)- Koichi Onoue, Fujitsu Laboratories Ltd. -- 杉木 章義 (北海道大学)- Akiyoshi Sugiki, Hokkaido University -- 広渕 崇宏 (産業技術総合研究所)- Takahiro Hirofuchi, National Institute of Advanced Industrial Science and Technology (AIST) -- 山内 利宏 (岡山大学)- Toshihiro Yamauchi, Okayama University -- 穐山 空道 (東京大学)- Soramichi Akiyama, The University of Tokyo -- 阿部 洋丈 (筑波大学)- Hirotake Abe, University of Tsukuba -- 追川 修一 (フィックスターズ)- Shuichi Oikawa, Fixstars Corporation -- 大江 和一 (富士通研究所)- Kazuichi Ooe, Fujitsu Laboratories Ltd. -- 加藤 真平 (東京大学)- Shinpei Kato, The University of Tokyo -- 川島 英之 (慶應義塾大学)- Hideyuki Kawashima, Keio University -- 齋藤 彰一 (名古屋工業大学)- Shoichi Saito, Nagoya Institute of Technology -- 齋藤 孝道 (明治大学)- Takamichi Saito, Meiji University -- 佐藤 将也 (岡山大学)- Masaya Sato, Okayama University -- 品川 高廣 (東京大学)- Takahiro Shinagawa, The University of Tokyo -- 鈴木 順 (NEC)- Jun Suzuki, NEC Corporation -- 高野 了成 (産業技術総合研究所)- Ryousei Takano, National Institute of Advanced Industrial Science and Technology (AIST) -- 高宮 安仁 (TIS)- Yasuhito Takamiya, TIS -- 竹房 あつ子 (国立情報学研究所)- Atsuko Takefusa, National Institute of Informatics -- 田所 秀和 (東芝メモリ)- Hidekazu Tadokoro, Toshiba Memory -- 出口 昌弘 (三菱電機)- Akihiro Deguchi, Mitsubishi Electric Corporation -- 早坂 光雄 (日立製作所)- Mitsuo Hayasaka, Hitachi. Ltd. -- 廣津 登志夫 (法政大学)- Toshio Hirotsu, Hosei University -- 前田 俊行 (千葉工業大学)- Toshiyuki Maeda, STAIR Lab, Chiba Institute of Technology -- 松葉 浩也 (理化学研究所)- Hiroya Matsuba, RIKEN -- 松原 克弥 (公立はこだて未来大学)- Katsuya Matsubara, Future University Hakodate -- 山口 実靖 (工学院大学)- Saneyasu Yamaguchi, Kogakuin University -- 山田 浩史 (東京農工大学)- Hiroshi Yamada, Tokyo University of Agriculture and Technology * 問い合わせ先 - 担当幹事: 北海道大学情報基盤センター 杉木章義~ E-mail: sugiki あっと iic.hokudai.ac.jp~ (あっと を @ に直してください。)