抄録
N-024
ゲームジャムによる瀬戸内地域の分野横断型次世代人材育成: VR開発の事例研究
村上 寛・藤原良平・片山和真・佐尾山尚将・山根信二(岡山理大)
 週末の2日間に即席の混成チームでゲームを 1本完成させる短期開発イベント「ゲームジャム」を事前勉強会とともに開催した.その中でVR開発の事例に注目した分析を行う.
 ゲームジャム開催を通じて瀬戸内地域にゲーム開発者のネットワークが形成され、ゲームジャム岡山会場にVR機材を持ち込んで開発する、広島・岡山でVRゲームをターゲットにした会場が開催される、VTuberムービーハッカソン開催されるといったシーンが形成された.ゲームジャム期間中・終了後も開発を続け社会的注目を集めたりコラボレーションが進んだ事例もあった.VRゲームやVTuberのような新領域での製品開発ではプロトタイピングによる開発と評価が重要であり、そのための作品評価手法が必要である.