抄録
N-021
Processingによるプログラミング入門教育のモチベーションの分析
土肥紳一・今野紀子(所属なし)
SIEM(Systematical Information Education Method:ジーム)は,プログラミング入門教育を対象に受講者のモチベーションの向上を目指し,情報環境学部で開発した教授法である. 2017年4月から東京千住キャンパスにシステムデザイン工学部が開設し,デザイン工学科(定員110名)ではプログラミング言語にProcessingを採用した.FIT2018ではオブジェクト指向プログラミングの入門を学習する「コンピュータプログラミングⅡ」と,情報環境学部の「コンピュータプログラミングB」を比較し,授業改善項目に差が現れた.座長の先生から,入学後最初に受ける科目で比較すると良いとのアドバイスをいただき,1年生のシステムデザイン工学部の「コンピュータプログラミングⅠ」と1年次の情報環境学部の「コンピュータプログラミングA」を比較し,その結果を述べた.