抄録
H-023
家畜(牛)の行動抽出とその可視化
福士龍一・中島瑞季(電機大)・齊藤朋子(帯広畜産大)・齊藤 剛(電機大)
家畜管理においては、個体管理が重要である。そのためには、個々の行動特性の把握が必要である。従来は、飼育員等の目視等による記録によるものが中心であった。これには、多大な時間と労力が必要であった。
 本研究は、牛の角にカメラを取り付け、画像の半分に牛の口の部分を、残り半分には鼻先の状況を、撮影した動画を解析し、口の動きを抽出し、可視化することを目的としている。これにより、牛独特の反芻行動の抽出、また、その長時間に渡る可視化が自動化された。手法と結果を報告する。