情報処理学会ホームに戻る
最終更新日:2003.12.15

公開パネル討論(2)

 

「インターネット初等中等教育」

 

情報倫理教育の必要性が問われ、研究、調査、実践事例の報告が年々増加しています。これらの内容の共通理解はある程度得られているように見えますが、全国的に進められている学校ネットワークへの接続や、コンピュータネットワークを活用する教育実 践の広がりに比べると、まだ十分ではないと考えられます。 このような背景から、今回のパネル討論では、情報倫理教育の必要性やあり方についての一般的な議論よりも、むしろ教育現場の状況を反映した具体的な意見や報告に重点をお いて、近未来への情報倫理教育のあり方、内容や方法の具体的な提言にまで触れることを目指しています。 パネリストには、小・中・高校、大学で、分散システム・インターネット教育への活用、そのための利用環境の整備から教育実践までを手がけてこられた豊富な実践経験をお持ちの方々をお招きしています。 それぞれの学校等の立場から、教育実践とかかわる情報倫理教育の具体的な報告をお願いし、 そこから引き出される意見の発表をお願いしたいと考えています。また、それに対する賛否や意見というかたちで、会場参加者も含めた討論を行いたいと考えます。もちろん、参考になるような調査や研究の紹介も歓迎です。