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最終更新日:2007年11月19日

 ソフトウェアジャパン2008 ITフォーラムセッション

 
Web2.0 フォーラム
「知識管理革新の手段としてのWeb 2.0」

セッション概要
Web 2.0は単なるバズワードを越え,ITの世界における重要メガトレンドとしての地位を確立したと考えられる.特に,IT産業においては,Web 2.0の考え方を特定組織内で活用しようという動きが顕著である.本セッションでは,そのような「組織内Web 2.0」に特にフォーカスを当て,今後の動向と可能性を探ることとしたい.

司会 栗原 潔((株)テックバイザージェイピー 代表取締役・弁理士/金沢工業大学 客員教授)
【略歴】株式会社テックバイザージェイピー 代表.東京大学工学部卒業,マサチューセッツ工科大学電子工学計算機科学課修士課程修了.日本IBM,ガートナージャパンを経て2006年より独立.先進的ITおよび知的財産権を中心とするコンサルティング活動に従事.弁理士 技術士.

プログラム [会場: 5F 503B]
講演

13:15-14:05

 

「KM 2.0の可能性」

 栗原 潔((株)テックバイザージェイピー 代表取締役・弁理士/金沢工業大学 客員教授)

講演概要
Web 2.0の考え方の普及により,集合知による新たな価値の獲得を目座したさまざまな動きが広まっている.特に,Web 2.0的な考え方を組織内で適用する動きが顕著である.このような動向は,従来からあるKM(知識管理)に新しい視点を加えるものであり,KM 2.0と呼べよう.本講演では,KM 2.0に関連する重要動向について述べると共に,企業が取るべき戦略について提言する.

略歴
株式会社テックバイザージェイピー 代表.東京大学工学部卒業,マサチューセッツ工科大学電子工学計算機科学課修士課程修了.日本IBM,ガートナージャパンを経て2006年より独立.先進的ITおよび知的財産権を中心とするコンサルティング活動に従事.弁理士 技術士.
パネル討論

14:15-15:15

「企業内Web 2.0の可能性と課題」


討論概要
Web 2.0の考え方には大きな可能性があるが,それと同時に課題もある.本パネルセッションでは,IT市場の現場で活躍する識者により,特に企業内で展開した際のWeb 2.0的パラダイムの可能性と課題について本音で語ることとしたい.
司会: 栗原 潔((株)テックバイザージェイピー 代表取締役・弁理士/金沢工業大学 客員教授)
写真・略歴は上記司会および講演参照
パネリスト:砂金 信一郎(リアルコム(株)マーケットデベロップメントグループ プリンシパル)
略歴 東京工業大学工学部卒.日本オラクルにおいてERPから情報系ポータルまで幅広く経験し,日本発の独自ソリューション開発プロジェクト責任者も務めた.その後,ドイツ系の戦略コンサルティングファームであるローランド・ベルガーにて,国内自動車メーカーを中心に,エアラインや医薬品メーカーにおけるオペレーション戦略立案プロジェクトに従事.現在は,リアルコム株式会社にて,全製品のマーケティング責任者を務める.
パネリスト:渡辺 聡(渡辺聡事務所 代表)
略歴 神戸大学法学部(政治経済,法社会学)卒,NECソフト,インターネット企業を経て,"ビジネスとテクノロジーの橋渡し"をキーワードに情報系を専門としたコンサルタントとして独立,インターネット企業,ハイテクベンダーから事業会社までまで幅広く支援している.2004年4月よりテクノロジーメディアCNETJapanの「情報化社会の航海図」連載を開始,各誌への執筆,カンファレンスの支援を含めてビジネスの現場とメディアの接点作りをサポート.プライベートで技術トレンドの研究会,Emerging Technology研究会を主催,次世代ビジネスとテクノロジー専門メディアの「techviews.jp」を主催.株式会社シンクー社外取締役.
・情報化社会の航海図 http://japan.cnet.com/blog/watanabe/
・SW's memo  http://sw.cocolog-nifty.com/swmemo/
・techviews.jp http://techviews.jp/