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最終更新日:2010年11月29日

第3回 インターネットと運用技術シンポジウム(IOTS2010)

 

 

参加者募集

  インターネットに代表されるコンピュータネットワークに基づいた分散システムの重要性は近年ますます高まっており、ネットワーク及び分散システムの管理・運用に対する要求や、解決すべき課題は広範囲にわたってきています。

 その中で、近年は様々な仮想化技術が注目を集めています。ハードウェアの仮想化、ストレージの仮想化、アプリケーションの仮想化等の技術を用いることで、リソースの効率化や柔軟な運用を行うことが可能になりました。しかし、このような仮想化技術を用いてシステムを実現し、運用するためには、以前とは異なる管理・管理・運用技術が要求されます。

 このような状況を踏まえて、本シンポジウムでは様々な仮想化に関する技術の動向と、それに伴う構築運用上の課題を整理して議論し、今後の展開と高度化に寄与することを目指します。

〜ディペンダブルなシステムの構築を目指して〜をメインテーマに、以下のような内容を扱います。
 (1) クラウドを支える仮想化システムの運用管理技術
 (2) 高信頼なネットワークサービスの構築運用技術
 (3) 事業継続性を実現する運用管理手順の構築手法
 (4) 新しいコンピュータシステムの構築運用技術
 (5) P2P,GRID,ファイル共有などの資源共有技術
 (6) トラフィック解析,負荷分散技術,IX運用技術

日  程  平成 22 年 12 月 2 日 (木)・ 12 月 3 日 (金)
会  場  山口ケーブルビジョン(山口県山口市)
主  催  情報処理学会 インターネットと運用技術研究会

■参加費
 正会員:10,000 円   研究会登録会員:7,000 円   学生会員:無料   学生非会員:1,000 円   非会員:13,000 円
 (いずれも消費税込み・論文集付き)

■論文集のみ購入
 5,000 円 (消費税・送料込み)

■参加申込  参加申込締切:2010年11月18日(木) 2010年11月28日(日)まで延長しました!!
    
 事前参加申込は締め切りました。参加ご希望の方は当日会場でお申し込みください。
 論文集は余裕をもって用意しておりますが、論文集の不足が見込まれる場合は、事前申込の方を優先とさせていただきます。
  http://www.ipsj.or.jp//02moshikomi/event/event-IOTS2010.html 

**お申込みの際の注意事項**
当日受付もいたしますが、論文集が不足した場合は事前申し込み優先とさせていただきますのでご了承ください。
参加費の当日現金払いも受け付けますが、なるべく振込でのお支払いにご協力ください。
参加申込後、やむを得ず参加を取り消される場合は、11月28日(日)までにご連絡ください。取り消しの連絡のない場合は、準備の都合上、参加費を徴収させていただきます。

<論文集のみの申込方法>
論文集のみ(価格:5,000円)をご希望の方は、 以下の内容を、情報処理学会 研究部門宛に E-mail(sig"at"ipsj.or.jp "at" は@に置き換えてください)か、 FAX:(03)3518-8375にてお送り下さい。 Subjectを「IOTS2010論文集購入希望」としてください。 発送はシンポジウム終了後となります。請求書を同封してお送りしますので、 到着しましたらお手続きください。
[氏名 、勤務先、送付先住所(勤務先 / 自宅)、郵便番号、住所、Tel 、  Fax、E-mail、希望数、請求書記載名義]

 

プログラム 
※最新のプログラムは http://iot.ipsj.or.jp/iots/2010/program でご確認ください

12月2日(木)
10:00〜 受付
10:00〜18:00 企業展示
10:20〜10:30 オープニング・開会挨拶
10:30〜12:10 セッション1:システム構築
    「教育用Windows PCを対象とした教員が設定可能なアプリケーション実行制御システム」
    川上 崇,河野 圭太,山井 成良(岡山大学)
    「京都女子大学における情報教育と情報システムの変遷に関する考察」
    宮下 健輔,水野 義之(京都女子大学)
    「大学におけるプライベートクラウド環境の構築と利用」
    宮下 夏苗,上埜 元嗣,宇多 仁,敷田 幹文(北陸先端科学技術大学院大学)
    「サーバー室の空調に関する省エネルギーの取り組みについて」
    岡本 昌幸,小林 俊満,赤井 光治,久長 穣,小河原 加久冶(山口大学)
12:10〜13:40 昼食
13:40〜15:10 ISMS研究会セッション
    招待講演(1)「静岡大学におけるパブリッククラウドサービスの導入(仮)」
    長谷川 孝博(静岡大学 情報基盤センター)
    招待講演(2)「九州大学における情報環境整備の現状と今後の方針(仮)」
    藤村 直美(九州大学情報統括本部長/総長特別補佐)
15:10〜16:10 会場紹介・休憩
16:10〜17:50 セッション2:ネットワーク
    「離散イベント型シミュレーションを用いたトラフィックエンジニアリング手法の提案」
    柏崎 礼生(東京藝術大学),高井 昌彰(北海道大学)
    「Snortによるサンプリングデータからの不正通信の検出」
    藤原 健志,永山 聖希,吉田 和幸(大分大学)
    「IPネットワークにおける特定経路の可視化」
    小原 泰弘(北陸先端科学技術大学院大学)
    「NAPTを利用した移動透過通信アーキテクチャMAT4におけるモバイルルータの設計」
    関 顕生,相原 玲二(広島大学)
18:30〜20:30 懇親会

12月3日(金)
09:00〜 受付
09:00〜15:00 企業展示
09:00〜10:40 セッション3:運用管理
    「ストレージ管理標準仕様を用いた大規模環境向け構成情報収集方式の提案」
    坂下 幸徳,河野 泰隆,柴山 司,中島 淳(株式会社日立製作所),敷田 幹文(北陸先端科学技術大学院大学)
    「iptablesを利用したspam対策用whitelistを一元管理するためのメールシステム」
    松竹 俊和,吉田 和幸(大分大学)
    「大規模システムにおける利用実態を考慮したメンテナンス通知手法の提案」
    藤澤 恵一朗,敷田 幹文(北陸先端科学技術大学院大学)
    「移動体デジタルサイネージシステムの遠隔監視」
    坂田 浩二,鈴木 薫,井上 博之,前田 香織(広島市立大学)
10:40〜10:55 休憩
10:55〜12:10 セッション4:仮想化と認証
    「仮想環境統合モニタリング技術の開発と評価」
    上原 敬太郎,水野 和彦,田中 剛,垂井 俊明(株式会社日立製作所)
    「Opengateの仮想化とディスクレスブート」
    大谷 誠,渡辺 健次,只木 進一(佐賀大学)
    「大規模キャンパスネットワークHINET2007へのシングルサインオン機能の実装および評価」
    藤村 喬寿,田島 浩一,大東 俊博,西村 浩二,相原 玲二(広島大学)
12:10〜13:40 昼食
13:40〜14:40 招待講演
    「クラウドプラットフォーム技術を用いたキャンパスクラウドの構築(仮)」
    中川 郁夫(株式会社インテックシステム研究所)
14:40〜15:00 休憩
15:00〜16:40 パネル討論
    「ディペンダブルなシステムとは 〜クラウドとの付き合い方を考える〜(仮)」
    コーディネータ:只木 進一(佐賀大学)
    パネリスト: 三崎 文敬(日本アイ・ビー・エム株式会社)
            梶田 将司(名古屋大学)(米国ノースカロライナ州から遠隔参加)
            中川 郁夫(株式会社インテックシステム研究所)
            根本 直樹(ネットワンシステムズ株式会社)
16:40〜17:00 クロージング・表彰・閉会挨拶

 


発表募集は締め切りました。
(ご参考)発表論文募集


  情報処理学会・インターネットと運用技術(IOT)研究会では、2010年(平成22年) 12月2日(木)〜3日(金)に山口ケーブルビジョン(山口県山口市)において、第3回 インターネットと運用技術シンポジウム(IOTS2010)を開催いたします。下記の要領で発表論文を募集しますので、奮ってご応募ください。なお、IOTS2010の詳細、最新情報については、http://iot.ipsj.or.jp/iots/2010 をご覧ください。

日  程
  2010年(平成22年)12月2日(木)〜3日(金)
会  場  山口ケーブルビジョン
       http://www.c-able.co.jp/access.html
主  催  情報処理学会 インターネットと運用技術研究会
後  援  国立大学法人情報系センターISMS研究会
      山口大学大学情報機構メディア基盤センター

申込方法  以下のサイトより必要事項を記入してお申込ください。
      http://iot.ipsj.or.jp/iots/2010/CFPaper

発表申し込み〆切  2010年(平成22年)8月31日(火) 9月14日(火) ←延長しました!!

表彰について  本シンポジウムでは、優秀な発表に対する表彰制度を設けております。

問合せ先  プログラム委員会 iots2010<AT>ml.iot.ipsj.or.jp