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最終更新日:2006年4月24日

第118回ヒューマンインタフェース研究発表会

 

日時:2006年5月19日(金) 9:30〜17:10
特集:受け容れるインタフェース、および一般
会場:稚内北星学園大学 東京サテライト校
     〒101-0021
     東京都千代田区外神田1-18-13 秋葉原ダイビル 12階
     http://www.daibiru.co.jp/tokyo/akihabara/index.html
     ※本研究会に関する会場へのお問い合わせはご遠慮ください

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スケジュール

●一般セッション(1) [09:30〜10:20] (2件)
●特集:受け容れるインタフェース [10:35〜11:50] (3件)
●招待講演 [13:30〜15:00]
●一般セッション(2) [15:15〜16:30] (3件)
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プログラム ***変更になっております。ご注意ください!!!***

●一般セッション(1)[09:30〜10:20] (2件)

(1)ベイズ統計を用いた顔性差認知モデル
千葉真大、田口善弘(中大)

(2)Multicket: 液晶タブレットを利用した複数人同時対応インタフェース
丸山泰史(マッキンゼー)、五十嵐健夫(東大)

●特集:受け容れるインタフェース[10:35〜11:50] (3件)

(3)FlyingForm: 電子ペンを利用した紙フォーム記入の先読みシステム
丸山泰史(マッキンゼー)、五十嵐健夫(東大)

(4)コミュ自慢 〜物理タグを介したコミュニケーションと情報アクセスの拡張の提案〜
水口 充、中村聡史(NICT)

(5)物探し支援ウェアラブルシステムのためのカメラ装着位置の検討
河野恭之(NAIST)、三宅祐子、才脇直樹(奈良女子大)、河村竜幸、木戸出正継(NAIST)

●招待講演[13:30〜15:00]

(6)インタラクティブ・アートからの発想 【人と機械をつなぐ勘所とは?】
森脇裕之(多摩美大)

  1. インタラクティブ・アートについて
    ・美術館でインタラクティブをあつかうということは?
     作品に触れることを許した美術館では・・・
    ・見るものの関係性の変化
     作者と観客の図式が崩壊
    ・対立する概念
     中央制御方式の限界
     東西世界の比較、並列思考
  2. 電飾服、何がおもしろい?
    ・衣服をまとう、光をまとう。
     生身の人間がまとうことによって、変容が起こる
     身体性への理解
    ・触覚のダイナミックさについて
     触覚の刺戟を誘発するような光の衣裳
  3. インタラクティブから記憶へ
    ・時間と空間のとらえ方
     瞬間と記憶、身体と空間
     インタラクティブ・アートのとらえ方
    ・ダイナミックな記憶
     瞬間ごとに書き換えられるダイナミックな記憶の集積

●一般セッション(2)[15:15〜16:30] (3件)

(7)光センサと加速度計を用いたタグの位置・姿勢計測に基づくタンジブルテーブルトップインタフェース
川本 海(筑波大)、蔵田武志(産総研)、酒田信親(筑波大)、大隈隆史(産総研)、葛岡英明(筑波大)

(8)Display-Based Computing の研究 第五報:ライトペンの試験的実装
稲見昌彦,児玉和樹,小島 稔,杉本麻樹,中村享大,新居英明(電通大)

(9)Webカメラを用いた身振り認識によるユーザインタフェースの実現
大野健太朗、弘畑和秀(茨城工業高専)


***募集は締切ました***

●開催情報
 日程:2006年5月19日(金)
 特集:受け容れるインタフェース、および一般
   (テーマについては下記参照)
 会場:稚内北星学園大学 東京サテライト校
     〒101-0021
     東京都千代田区外神田1-18-13 秋葉原ダイビル 12階
     http://www.daibiru.co.jp/tokyo/akihabara/index.html
     ※本研究会に関する会場へのお問い合わせはご遠慮ください

●発表申込締切: 2006年3月24日(←延期しました)

●原稿締切:    2006年4月24日(必着)

●申し込み方法
 http://sighi.jp/2006/cfp200605.htmlをご覧下さい。

●照会/申込先
 筑波大学コンピュータサイエンス専攻 志築文太郎
 E-mail: sighi118@sighi.jp @は半角に置き換えてください。

本研究会のホームページもご覧下さい。http://www.sighi.jp/

情報処理技術はデジタルデータとネットワークというプラットフォームを介することで、場所や時間を越え、誰もが自由に個性を発揮できる世界を実現しています。その中で人間と情報の仲立ちとなるヒューマンインタフェースには多様な人間の要求を受け容れ、それにどう応えるかが求められています。

今回のHI研究会は、サイバー世界と物質世界の境界面として多様な個性が激しく交錯する最前線である秋葉原で開催します。前回第117回の特集「いざなう(誘う)インタフェース」に引き続き、「受け容れるインタフェース」という特集テーマで、情報社会に誘われた、欲求や能力の異なる人々を暖かく迎え入れ、効率や機能はもちろんのこと、「また使いたくなる」「また訪れたくなる」感動と満足感を与えるようなインタラクションデザインへ取り組んだ論文を広く募集いたします。

具体的にはユニバーサルデザイン、個人認証方式、認識のロバスト性を向上させるインタフェース技術、マルチモーダル・インタフェース、多言語インタフェース、異種メディアをシームレスに扱う表現制作支援、コミュニティ活性化インタフェース、新しいメディア表現やインタラクションを実現するハードウェア/ソフトウェア・プラットフォームやインタフェースなどが含まれますが、本テーマに関連するものであればこれに限りません。

また、上記特集テーマ以外にも、一般のヒューマンインタフェースに関連するテーマも募集しています。奮ってご応募ください。