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最終更新日:2005年7月25日

DAシンポジウム2005
− システムLSI設計技術とDA −

 

 システムLSI設計技術は、情報家電、携帯機器、コンピュータ、ネットワークシステムなど現在および将来の電子装置の進歩を支える重要技術の一つです。本シンポジウムではシステムLSIの設計技術およびDA技術の進展に役立てるため、最新の技術発表と技術動向情報の交換を目的として発表と討論の場を提供するものであり、下記要領で開催いたします。

日  時  2005年8月24日(水)12:50〜18:35(受付11:50開始。懇親会19:20〜)
               25日(木) 8:50〜18:00(懇親会18:30〜、イブニング談話会)
               26日(金) 8:50〜12:30
会  場  遠鉄ホテルエンパイア(静岡県浜松市舘山寺町1891番地)(http://www.entetsu.co.jp/kaihatu/empire/
主  催  情報処理学会 システムLSI設計技術研究会(http://www.ipsj.or.jp/sig/sldm/
協  賛  情報処理学会 組込みシステム研究グループ(SIGEMB)

 また、今回は昨年に引続きSWEST7(組込みシステム技術に関するサマーワークショップ)(http://www.ertl.jp/SWEST/)と同時開催(8月25日〜26日)し、同時開催中の幾つかのセッションは相互聴講ができるようにし、システムLSI設計技術についてより広い討論を可能にします。
 SWEST7では新たな取り組みとして、第1回 組込みシステム技術に関するサマースクール(SSEST1)(http://www.ertl.jp/SSEST/)も開校(8月22日〜24日)します。サマースクールでは、ライントレースカーの作成実習を行い、サマースクール最終日の夕方(8月24日:DAシンポジウム初日セッション終了後)に成果発表を兼ねた競技会を行います。

 参加ご希望のかたは、期日までに以下の方法にてお申込みください。

■申込締切  2005年7月14日(木)→締め切り延長しました!!2005年7月21日(木)  ※※事前申込は締め切りました※※

※論文集のみの申込は締切後も受け付けています。締切後のお申込方法は、以下の内容を、
  研究部門宛にE-mail:sig@ipsj.or.jpか、FAX:(03)3518-8375にてお送り下さい。

  [氏名 、勤務先、送付先住所(勤務先 / 自宅)、郵便番号、住所、Tel 、Fax、E-mail
   論文集のみ :  冊、請求書 :  通、 見積書 :  通、 納品書 :  通、請求書記載名義]

■参 加 費(いずれも論文集代、宿泊費、懇親会費を含む。消費税込)

正会員
39,000円
研究会登録会員
34,000円
学生
26,000円
非会員
44,000円

論文集のみ

5,000円(送料/税込)

※DAシンポジウムは、原則として開催日程通しての参加となっております。やむをえず部分的に参加される場合には、宿泊費分が減額されます。詳細は申込方法をご参照下さい。

■申込方法  学会Webページの行事申込書にてお申込みください。 
  ※※事前申込は締め切りました。論文集のみのお申込は上記をご参照ください※※

  • 参加申込後、やむを得ず参加を取り消される場合は、申込締切日までにお願いします。取り消しの連絡のない場合は、準備の都合上、参加費を徴収致します。

  • 申し込み受領のメールは1週間以内にお送りいたします。また、後日参加章引換券を郵送します。

  • DAシンポジウムは、原則として開催日程通しての参加となっております。やむをえず部分的に参加される場合には減額します。宿泊日を「通信欄」に記入し(例:24日のみ宿泊)、1泊につき10,000円(学生の場合は1泊につき6,000円)を差し引いた金額を「参加費欄」にご記入下さい。尚、宿泊せずに懇親会に参加する場合は、極力懇親会参加日を「通信欄」に記入し(例:24日のみ宿泊、25日の懇親会には参加)、1回の懇親会につき7,000円を追加料金として当日受付にて現金でお支払い下さい。

  • DAシンポジウムは参加費に懇親会費が含まれるため、行事申込書の「懇親会費」は空欄にして下さい。

  • 本行事申込書に記載の個人情報は、本シンポジウム以外の目的に使用致しません。

■請求書・領収書について
情報処理学会が発行するDAシンポジウムの請求書・領収書の額は、上記参加費の通りとなります。宿泊費、参加費個々の内訳は請求書に記載されません。参加費個々の内訳に関しては、当日、別紙にてお渡しいたします。

■申込/照会先

研究部門 シンポジウム係
E-mail:sig@ipsj.or.jp  Tel(03)3518-8372 Fax(03)3518-8375

 

招 待 講 演

■招 待 講 演
◆DAS招待講演(8月24日(水)13:00〜14:20 セッション1-1-1)

「サブ100nm時代の対ノイズSoC設計フローとオンチップ評価」 永田 真(神戸大学)

 サブ100nm時代に突入したCMOS技術において、システムLSIの高性能化/高機能化を妨げる重大な障壁として「雑音」が顕在化する。デジタル回路における動作速度の向上と集積規模の拡大が回路動作時の「雑音」を増大し、さらに電源電圧の低下が「雑音」に対する動作余裕を著しく狭めるためである。
 本講演では、デジタル回路の電源/グラウンド/ウェル/基板雑音にフォーカスし、その諸特性についての最新の知見を紹介するとともに、雑音のダイナミック成分が引き起こすタイミング変動、基板クロストーク、EMI等の物理課題について議論する。また、対「雑音」設計フローの考え方、「雑音」をオンチップ評価する手法、および実測による設計フロー検証の有効性についても述べる。


◆DAS招待講演(8月25日(木)10:50〜12:10 セッション2-1-2)
「発明のたとえ - 不揮発性メモリー」    山崎 舜平(半導体エネルギー研究所)

 近年、知的所有権(IP)の重要性が叫ばれている。一報、シリコンLSI素子に関しては、国を挙げての梃子入れにも関わらず、近未来には日本では衰退期に入るとも言われている。筆者は、不揮発性メモリ、特にコントロールゲート付シリコンフローティングゲート構造の発明をした。この発明が当時どのような思考のプロセスにより成就したかを述べ、参加者の方々の日々の研究・開発の一助としたい。また、実例として、プラスチック上にCPU LSIを形成する技術に関しても触れ、特許取得に関するノウハウを伝えたい。


◆SWEST/DAS共同招待講演(8月25日(木)13:15〜14:35 セッション2-1-3)
「デジタル家電統合プラットフォームUniPhier におけるメディアプロセッサ」 木村 浩三(松下電器産業株式会社)

 携帯電話からホームAV まで幅広いデジタル家電に対応する統合プラットフォーム UniPhier(r)*1 (Universal Platform for High-quality Image-Enhancing Revolution) を開発した。商品分野間でのソフトウェアとハードウェア(システムLSI)資産の相互活用により、トータルの開発効率を向上し、今後のデジタル家電の飛躍的な展開を実現する。本稿では、特にメディア処理の中核となるUniPhier プロセッサについて述べる。UniPhier プロセッサは、C/C++ 言語対応でメディア処理に最適化した命令並列プロセッサ(IPP) をベースとして、データ並列プロセッサ(DPP)、ハードエンジン等の拡張性に富んだスケーラブルアーキテクチャをとり、携帯電話系、パーソナルAV 系、カー/ホームAV系に最適化した3タイプのUniPhier プロセッサを核とするシステムLSIを構成することにより、携帯電話からホームAV までの幅広い用途のセット要求への柔軟な対応や、システム展開の容易化を目指している。


◆DAS/SWEST共同招待講演(8月25日(木)14:50〜16:10 セッション2-1-4)

「EDA in and beyond late CMOS era '2015年の設計を考える'」 井上 隆秀(University of California Berkeley)

 半導体が世に出て既に60年、微細化が半導体の将来を牽引するとしたMoore's Lawが云われて早や40年が経過した。 その間半導体の技術・ビジネスの発展は目覚しく、幼年・青年期を過ぎてLate CMOSと云われる熟年期に突入していると云われている。
 一方半導体LSIの設計を支えるEDA技術も、当初の研究者の手慰み時代から、今やToolの存在が製品の設計可否の鍵を握る時代になっている。 そんな中で、我が国EDAの発展、現状を見るに、決して成功の道を辿って居るとは、云い難い現状である。
 敢えてLate CMOS、更にはBeyond CMOSと云われる現在、現在のEDAが取り残しているもの、更には今後必要になるであろう設計環境を予測して、我が国EDAの出幕を考察し、業界・学会識者間の意見を刺激したい。 


◆DAS招待講演(8月26日(金)10:40〜12:10 セッション3-1-2)

「コンパイラインフラストラクチャCOINSにおけるリターゲッタブルコード生成系」
            中田 育男(法政大学)、渡辺 坦(電気通信大学)

 新しいコンパイラの開発・研究を容易にするために開発したコンパイラ・インフラストラクチャCOINSは高水準中間表現HIRと低水準中間表現LIRを中核とし、各種の最適化機能を備えている。コード生成はマシン記述とLIRとのパターンマッチングによって生成する方式であり、新しいマシンに対しては、そのマシン記述をするだけでそのマシンのコードを生成するコンパイラが得られる。この方式で、x86, SPARC, ARM, MIPS, SH-4, PowerPCのコードが生成出来ている。


プ ロ グ ラ ム

24日(水) *セッション1-1:会議室B セッション1-2:会議室C セッション1-3:会議室E

○[12:50〜13:00]開会の挨拶

●[13:00〜14:20]セッション1-1-1:DAS招待講演   座長:小林和淑(京大)
(1) サブ100nm時代の対ノイズSoC設計フローとオンチップ評価
   永田 真(神戸大)

●[14:30〜16:10]セッション1-1-2:HW/SW協調設計   座長:中村祐一(NEC)
(2) 動的再構成可能アーキテクチャにおける動的モジュール生成/削除を含むシステムレベルシミュレーション法の提案
   ○浅野賢司、北道淳司、黒田研一(会津大)
(3) ITRONベース組込みソフトウェアとSystemCのコシミュレーション
   ○近田慎一郎、本田晋也、冨山宏之、高田広章(名大)
(4) 画像処理向けシステムLSI設計における設計ナビゲーションを考慮したHW/SW分割システム
   ○小島洋平、戸川 望(早大)、橘 昌良(高知工科大)、柳沢政生、大附辰夫(早大)
(5) SIMD型プロセッサコアの自動合成におけるパイプライン演算ユニット生成手法
   ○栗原 輝、戸川 望、柳沢政生、大附辰夫(早大)

●[14:30〜16:10]セッション1-2-2:回路設計手法・非同期   座長:今井 雅(東大)
(6) 高い並列性を持つ非同期式回路仕様の効率的合成について
    ○松本 敦(東工大)、米田友洋(国情研)
(7) Force-Directed Scheduling手法の非同期式回路への適用と評価
   ○齋藤 寛(会津大)、米田友洋(国情研)、南谷 崇(東大)
(8) 2線式乗算器の構成と性能評価
   ○田上恒大、阿部公輝(電通大)
(9) ビット長に制約がある場合の実数演算の固定小数点演算化
   ○土井伸洋(早大)、堀山貴史(京大)、中西正樹(奈良先端大)、木村晋二(早大)

●[14:30〜16:10]セッション1-3-2:テスト   座長:松永裕介(九大)
(10) BIST環境を考慮した故障診断システムについて
   ○高橋 寛、門山周平、樋上喜信、高松雄三(愛媛大)、山崎浩二(明大)
(11) 複数の信号線欠落誤りに対応した論理診断手法
   ○新居良祐、山中隆広、飯田貴行、菅根利文、黒木修隆、沼 昌宏(神戸大)
(12) 縮退故障用テストパターンのブリッジ故障検出率向上手法について
   ○寺島健太、梶原誠司、温 暁青(九工大)、宮瀬紘平(JST)
(13) リモート・ロジックアナライザIPおよびプローブ自動接続プログラムの実装と評価
   ○永田和生、原田英雄、柴村英智、久我守弘、末吉敏則(熊本大)

●[16:30〜18:35]セッション1-1-3:システム設計関連技術   座長:木村晋二(早大)
(14) Instruction-set simulation method for an interleaved multithreaded processor using a NOP erase function
   ○Huynh Kim Long、奥田晃司、坂主圭史、武内良典、今井正治(阪大)
(15) 部分フォワーディングを有するプロセッサに対する最適命令スケジューリング手法
   ○稗田拓路、田中浩明、坂主圭史、武内良典、今井正治(阪大)
(16) FPGAを利用したLDPCデコーダの性能評価システム
   ○森 創司、中村祐一、細川晃平(NEC)
(17) A型プロジェクト(上流設計、協調検証、動作合成) トータルソリューション
   ○塚田雄一(キャッツ)
(18) 演算の依存関係と距離に着目したSIMD命令を持つプロセッサのためのコード最適化手法
   ○田中浩明、坂主圭史、武内良典、今井正治(阪大)

●[16:30〜18:35]セッション1-2-3:レイアウト1   座長:高橋篤司(東工大)
(19) Solving the rectangular packing problem by a Combined Order-based GA/SA based on sequence-pair
   ○王  申、吉村 猛(早大)
(20) Mixed Block Designのための自動配置ツールFeng shuiの改良
   ○小野 聡、Ameya R. Agnihotri(Binghamton University)、
    児玉親亮、藤吉邦洋(農工大)、Patrick H. Madden(Binghamton University)
(21) 任意回路構造に対する最小幅トランジスタ配置のための計算量削減手法
   ○飯塚哲也、池田 誠、浅田邦博(東大)
(22) オンチップ伝送線路配線による回路性能向上予測
   ○上薗 巧、井上淳平、京極貴規、岡田健一、益 一哉(東工大)
(23) 代数的アプローチに基づく最小トランジスタ回路合成手法
   ○吉田浩章、池田 誠、浅田邦博(東大)

○[19:20〜 ]懇親会


8月25日(木) *セッション2-1:会議室A セッション2-2:会議室E

●[8:50〜10:30]セッション2-1-1:ディープサブミクロン   座長:岡田健一(東工大)
(24) 信号完全性保証設計のためのバッファ挿入の一手法
   定兼利行(ルネサス)、寺井正幸(大阪学院大)、○仙頭一也、西谷貴幸、堀場康孝(関西大)
(25) 交互自己シールド方式を用いたオンチップグローバル配線の通信信頼性向上手法の検討
   ○湯山洋一、土谷 亮、小林和淑、小野寺秀俊(京大)
(26) 統計的STA開発に向けた現状調査
   樋口雄一郎、町田 顕、○岩井二郎、水田千益(数理システム)
(27) チップレベル基板雑音解析技術
   ○松本哲郎、小坂大輔、永田 真(神戸大)、村坂佳隆、岩田 穆(エイアールテック)

●[8:50〜10:30]セッション2-2-1:検証・モデリング   座長:浜口清治(阪大)
(28) 組み込み型マルチプロセッサの高速シミュレータ
   ○立岡真人(富士通研)、池  敦(富士通)、久保沢元、高橋宏政(富士通研)
(29) 配線の伝達特性に基づく抽出周波数決定手法
   ○土谷 亮(京大)、橋本昌宜(阪大)、小野寺秀俊(京大)
(30) ゼロサプレス型BDDに基づく組合せ集合の単純直交分解の抽出
   ○湊 真一(北大)
(31) クロックメッシュ用の遅延ライブラリを使用したストラクチャードASIC向け遅延計算手法
   ○大嶋孝幸、藤田陽子、宇山勝樹(NECエレクトロニクス)、蓑田幸男(NECマイクロシステム)


●[10:50〜12:10]セッション2-1-2:DAS招待講演   座長:中島伸佳(ソニー)
(32) 発明のたとえ - 不揮発性メモリー
   山崎舜平(半導体エネルギー研)

●[13:15〜14:35]セッション2-1-3:SWEST/DAS共同招待講演   座長:北須賀輝明(九大)
(33) デジタル家電統合プラットフォームUniPhier におけるメディアプロセッサ
   木村浩三、藤井茂樹、西道佳人、清原督三(松下電器)

●[14:50〜16:10]セッション2-1-4:DAS/SWEST共同招待講演   座長:神戸尚志(近畿大)
(34) EDA in and beyond late CMOS era '2015年の設計を考える'
   井上隆秀(University of California Berkeley)

●[16:30〜18:00]セッション2-1-5:ポスターセッション・デモセッション
(35) OFDM復調用FFTの消費電力削減
   ○山本 優、橋口裕介、中西将之、黒木修隆、沼 昌宏(神戸大)
(36) ハードウェア/ソフトウェア協調設計による音声認識システムの設計
   ○松野裕之、奥田真如、才辻 誠(近畿大)、宮崎 崇(トヨタテクノサービス)、
    西村英樹(サニー技研)、神戸尚志(近畿大)

○[18:30〜]DAS/SWEST合同懇親会

○ イブニング談話会


8月26日(金) *セッション3-1:会議室C(予定) セッション3-2:会議室E(予定)

●[8:50〜10:05]セッション3-1-1:高位合成と協調設計   座長:戸川 望(早大)
(37) 低消費電力型コンフィギャラブル・プロセッサの自動生成手法
   ○岩戸宏文、今井正治、武内良典、坂主圭史(阪大)
(38) Pipeline synthesis for array based reconfigurable architectures considering interconnect delays
   ○高 尚華、瀬戸謙修、小松 聡、藤田昌宏(東大)
(39) 算術演算のための減算シフト型ハードウェアアルゴリズムの自動合成ツールの構築
   ○熊澤文雄、高木直史(名大)

●[8:50〜10:30]セッション3-2-1:レイアウト2   座長:若林真一(広島市立大)
(40) BGAパッケージにおける順行ピン割り当ての解析及び順行配線経路の自動生成
   ○富岡洋一、高橋篤司(東工大)
(41) 対称配置制約を考慮したアナログICレイアウト配置手法
   ○甲田真一、藤吉邦洋、児玉親亮(農工大)
(42) オンチップ熱ばらつきを考慮したモジュール配置手法
   ○岡田典英、児玉親亮(農工大)、佐藤高史(ルネサス)、藤吉邦洋(農工大)
(43) 1.89GHz SPARC64マイクロプロセサ設計用タイミング・レイアウト設計手法
   ○伊藤則之、小松裕成、杉山八六(富士通)

●[10:40〜12:10]セッション3-1-2:DAS招待講演   座長:今井正治(阪大)
(44) コンパイラインフラストラクチャCOINSにおけるリターゲッタブルコード生成系
   中田育男(法政大)、渡辺 坦(電通大)

●[10:40〜11:55]セッション3-2-2:低消費電力   座長:小松 聡(東大)
(45) 低演算精度の計算における電力削減手法
   ○山口誠一朗、室山真徳、樽見幸祐、安浦寛人(九大)
(46) Responsive Multithreaded Processor のキャッシュシステムにおける低消費電力化機構の設計と実装
   ○新井誠一、山崎信行(慶大)
(47) マルチVthセル選択によるリーク電力削減
   ○田宮 豊(富士通研)


○[12:20〜12:30]閉会の挨拶

 

 

*************↓↓発表募集は終了しました↓↓********************

 システムLSIは、情報家電、携帯機器、コンピュータ、ネットワークシステムなど現在および将来の電子装置の進歩を支えるキーテクノロジーであります。そのテクノロジーを支える中心的技術の一つである設計自動化(DA)技術は、論理DA、レイアウトDA、テストDAといった各分野において飛躍的な進歩を遂げてきました。近年、集積回路微細化技術の進展によりシステムLSIが実現可能となり、従来のDA分野にソフトウェア、ハードウェア協調設計や組み込みシステム設計方法論などが加わり、システムLSI設計技術とよばれる新たな分野を形成しております。また、実際の設計に適用しての性能評価などにも関心が高まりつつあります。設計言語、設計資産(IP)などの国際的な標準化活動も活発化しております。
 本シンポジウムではこうしたシステムLSIの設計技術およびDA技術の進展に貢献するべく、最新の技術発表と技術動向情報の交換を目的として発表と討論の場を提供するものです。今回は昨年に引き続きSWEST(組込みシステム技術に関するサマーワークショップ)と同時開催し、ソフトウエアまで含めた広いシステムLSI設計技術に関する討論を可能にします。
 本シンポジウムに関する最新の情報は、システムLSI設計技術研究会ホームページでご覧になれます。


日  程  2005年8月24日(水)〜26日(金)
会  場  遠鉄ホテルエンパイア(静岡県浜松市舘山寺町1891番地)

主  催  情報処理学会 システムLSI設計技術研究会


【 論文募集要項
  トピックス(予定)
  
  システムLSI設計技術

  • 設計手法 {モデリング、仕様決定、方式設計等}
  • システム設計 {システム検証/性能評価、リアルタイムOS、ソフトウェア開発環境等}
  • ハードウェア/ソフトウェア協調設計 {ハード/ソフト分割、協調検証等}
  • 設計品質見積り/予測 {信頼性、保守性等}
  • 設計コスト・生産性 {設計フロー、IP/設計資産の再利用、ライブラリ、設計教育等}
  • 設計事例 {マルチメディアLSI/機器、SOC、プロセッサ、IP、FPGA、大学での事例等}

  設計自動化(DA)設計技術

  • 機能/論理DA {ハイレベル/論理合成・最適化、低消費電力設計、高動作周波数設計、シグナルインテグリィティ設計等}
  • レイアウトDA {フロアプラン、配置配線、PCB、パッケージ、MCM等}
  • テストDA {テストパタン生成、故障診断、テスト容易化設計等}
  • 機能/論理/回路検証DA {シミュレーション、エミュレーション、形式検証、レイアウト検証、シグナルインテグリティ検証等}


【 発表形式 】

 一般講演の他に、対話型の発表形式としてポスターセッションを予定しています。ポスターセッションでは希望に応じてノートPC 等の持ちこみによるデモンストレーションを受け付ける予定です。
 一般講演、ポスターセッションともに、発表分野を限定しません。一般講演での設計事例発表、ポスターセッションでの設計技術の発表も歓迎します。


【 応募方法 】

  1. アブストラクト(A4版用紙1枚程度、投稿論文の分野も記入)に下記の情報を添えて、申込先へ送付してください。
     ・ 発表希望日
     ・ タイトル
     ・ 発表者の氏名・所属略称
     ・ 他の著者の氏名・所属略称
     ・ 概要(なるべくタイトルとの重複記入は避け、補足事項等をご記入ください)
     ・ 連絡先(郵便番号・住所・所属・TEL・FAX・E-mail(必須))
     ・ 情報処理学会会員番号(非会員の場合は『非会員』とご記載下さい)
  2. E-mailでの申込みも受付けます。同様の内容をプレーンテキスト形式で、sig@ipsj.or.jpにお送りください。区別のため必ずSubjectフィールドに半角(US-ASCII)文字で[DA-Sympo]をつけてください。
  3. ポスターセッションをご希望の場合は申込書に「ポスターセッション希望」と明記して下さい。ただし、一般講演とポスターセッションの選択はご希望に添えないことがありますことをご了承願います。
  4. 採録された場合、一般講演本論文は研究会発表形式で6頁、ポスターセッション論文は2〜6頁とします。

【 スケジュール 】

 論文(アブストラクト)応募締切 :2005年5月9日(月)必着 → 16日(月)まで締切を延長しました!!
(ゴールデンウィーク明けでメール障害等あるかもしれませんので極力4月中にご応募下さい)
 採 否 通 知           :2005年6月1日(水)
 カメラレディ最終論文提出締切:2005年6月30日(木)


【 参 加 費 】
いずれも論文集代、宿泊費、懇親会費を含む。消費税込)

正会員
39,000円
研究会登録会員
34,000円
学生
26,000円
非会員
44,000円

論文集のみ

5,000円(送料/税込)

※DAシンポジウムは、原則として開催日程通しての参加となっております。やむをえず部分的に参加される場合には、宿泊費が減額されます。ただし、宿泊費に懇親会(夕食)費が含まれるので、宿泊せずに懇親会に参加する場合は、懇親会費を徴収いたします。

※参加申込方法については、詳細が決まり次第掲載いたします。

【 申込/照会先

研究部門 シンポジウム係
E-mail:sig@ipsj.or.jp  Tel(03)3518-8372 Fax(03)3518-8375