情報処理学会ホームに戻る
最終更新日:2005年3月2日

第78回情報学基礎・第49回デジタル・ドキュメント合同研究発表会

 

日 時:平成17年3月25日 (金) 10:00〜16:45
会 場: (社)日本化学会 化学会館 5F 501A 会議室  http://www.csj.jp/kaimu/office/map.html
      〒101-8307 東京都千代田区神田駿河台1-5
      Tel:03-3292-6161
協 賛:XML コンソーシアム
その他:
※発表者の方が当日使用されたパワーポイント等を研究会報告としてデジタル・ドキュメント研究会のWebページにてPDFで後日公開させていただくことを予定しております。趣意にご了承いただける方はよろしくお願い申し上げます。

議題

[10:00-11:00] ●セッション1:灰色理論
(1) ラプラス変換型GMの提案
New Proposals for GM According to The Laplace Transform
○李 国棟、山口大輔、水谷晃三、永井正武(帝京大)
(概要)本論文はラプラス変換により灰色予測GMを周波数領域で解き,一般解だけを導出する方法を提案する。

(2) ユークリッド距離による灰色関連測度の提案
New Grey Relational Measurement using Euclidean Distance
○山口大輔、李 国棟、水谷晃三、永井正武(帝京大)
(概要)本論文はユークリッド距離計算を導入することにより,灰色関連度が線形特性となる灰色関連測度を提案する。

[11:00-12:30]●セッション2:Web文書の蓄積とアクセス
(3) 信頼度の高いタイトル情報を利用した固有ページ発見
Finding named pages utilizing reliable title information
○田中幸一、安達 淳(東大)
(概要)ページのタイトルやアンカーテキスト、URLなどで共に出現する語はページの名前としてふさわしく、それらを用いて既知事項検索を行う。

(4) 階層的キーワードを手がかりにしたWeb情報整理支援システム
Reorganizing Web Information along Hierarchical Keywords
○日置里美、遠藤裕英(立命館大)
(概要)目次のキーワードを与えてWeb情報を収集し、収集された情報から
目次を再構成し、対応する情報を提示する情報整理支援システム

(5) ウェブアーカイブを目的としたHTMLスクリプトのブロック化と差分格納方式
Web archiving with HTML script blocks and differential data storage
○福井雅士、遠藤裕英(立命館大)
(概要)Webページをブロック化し、ブロック間の差分格納を行うWebアーカイブ方式を提案する。

[12:30-13:30] 昼休み

[13:30-15:00]●セッション3:電子化文書の活用と実践
(6) 引用情報に基づく基本特許抽出
Finding Basic Patents using Patent Citation
○小川知也、渡部 勇(富士通研)
(概要)引用情報に基づく基本特許抽出実験について報告する。特許からの引例抽出、引例に基づく基本特許抽出、引用情報の可視化などについて述べる。

(7) ドキュメントのデジタル化の現場から−背景と課題
Present situation of digitalizing documents −background and challenges
○ 嶋津恵子、古川康一(慶大)
(概要)ドキュメントのデジタル化を推進中の教育現場と企業の文書業務を例にその背景、目的、課題について論じる。

(8) Officeアプリケーションで実現するナレッジ管理
Realizing Knowledge Management Using Office Product
坂口 良、松田有司、榊原 淳、○松田 有司(メディアフュージョン)
(概要)Officeアプリケーションとスキーマレスデータベースの連携により実現するXMLドキュメント管理

[15:00-15:15]休憩

[15:15-16:45]●セッション4:XML・構造化文書の蓄積とアクセス
(9) 基幹構造圧縮: コンテントアダプテーションに適した構文解析済XMLの圧縮
Structure-based Compression of Parsed XML for Content Adaptation
○行友英記、金野 晃、中山雄大、竹下 敦(NTTドコモ)
(概要)オンメモリの構文解析済XMLを圧縮することで,コンテントアダプテーションの高速化を図る。

(10) ストリーム指向のXQuery処理システムについて
A Proposal for Stream-Oriented XQuery Processing System
○石野 明、竹田正幸(九大)
(概要)一方向逐字処理技術に基づきXQueryのサブセットを高速に検索するシステムについて述べる。

(11) Prologを使ったRDFデータからのユーザ指定による文書構築
User Specified Document Construction from RDF Data Using Prolog
○ 花川賢治、天笠俊之、波多野賢治、宮崎 純、植村俊亮(奈良先端大)
(概要)構造化文書木に含まれるノードが述語を表わすという意味論に基づき,RDFで表現された事実の集合からユーザの要求に応じた構造化文書を生成するシステムを提案する。


◆論文募集 ***募集は終了しました***

日 時:平成17年3月25日 (金) 10:00〜17:00(予定)

テーマ:「電子化文書の活用と知識管理」および一般

会 場:(社)日本化学会 化学会館 501AB
    〒101-8307 東京都千代田区神田駿河台1-5
    http://www.chemistry.or.jp/kaimu/office/map.htmlをご覧ください。

趣 旨

個人の電子メイル、企業内文書、商品としての電子化辞書、そして世界の共有資産であるインターネットコンテンツなど、膨大かつ多様な電子化文書が我々の社会生活に浸透している。また、電子化文書は時々刻々と生産・改変され、その勢いは人間の処理能力をはるかに超えている。したがって、人類の生産性を高めるには、電子化文書から有用な知識を抽出し活用するテキストマイニング、情報検索、自動要約、質問応答、ビジュアライゼイション、パーソナライゼイションといった技術が必要である。さらに、抽出した知識の信頼性、有用性、セキュリティなどを扱う知識管理・運用技術や、知識管理下における著作権保護、配信ネットワーク技術も重要となる。
以上の趣旨に基づき、電子化文書の活用と知識管理に関する理論・応用両面の研究、ならびに、ディジタル・ドキュメント一般、情報学基礎一般の論文を広く募集する。

発表申込方法

発表題目、発表者名(登壇者に○)、略称所属、概要(50字程度)、発表申込者連絡先(住所、氏名、Tel、Fax、E-mail)を明記の上、FIかDDかの希望に応じ て、原則それぞれの照会先までE-mailで直接お申し込みください。お手数ですが送信エラーに備えてもう片方の照会先にもCcしていただきますようお願いいたします。

締切日 平成17年1月25日(火)

★ 受け付けは先着順で行なっております。
締切間際になりますと、申し込み件数によりましては次回の研究会にまわって頂くようお願いする場合がございます。申し込みを予定しておられます方はなるべく早めにお申し込み下さい。
★ 締切り後の発表キャンセルは原則としてできません。
発表申し込み後にキャンセルの必要が生じた場合にはなるべく早く御連絡下さい。

照会先

*情報学基礎研究会(FI)に関する問い合わせ先:
酒井 哲也((株)東芝 研究開発センター知識メディアラボラトリー)
E-mail: tetsuya.sakai@toshiba.co.jp

*デジタル・ドキュメント研究会(DD)に関する問い合わせ先:
中挾知延子 (東洋大学国際地域学部)
E-mail: chiekon@toyonet.toyo.ac.jp

*E-mailでの申込をお願いします。
*E-mailには数日以内に返信しますので、返信のない場合はご連絡ください。

情報学基礎研究会のWebページ
デジタル・ドキュメントWebページ