上記の例でコンパイルした MyHello を実行するには次のようなコマンドを入力します。
環境変数 X10_NPLACES で、使用するプレースの数を指定できます。
※ただし、Java版のX10をWinodws上で実行する場合、バージョン 2.1.2 では1プレースでのみ実行可能です。C++版のX10を使用すればWindows上でも複数プレースでの実行が可能になります。Linux上ではC++版・Java版ともに複数プレースでの実行が可能です。
$ X10_NPLACES=4 x10 MyHello
正しく実行されると次のような文字列が出力されます。ただし、並列処理のため、各行の出力される順番は下の例とは異なる場合があります。
Hello World from place 3
Hello World from place 0
Hello World from place 1
Hello World from place 2
X10DTをインストールすれば、Eclipse環境でコンパイル・実行することも可能です。
より詳しい内容については、http://x10-lang.org/をご覧下さい。