◆第70回情報学基礎(FI)研究会・第38回デジタル・ドキュメント(DD)研究会合同研究発表会
(FI主査: 仲尾由雄: 幹事: 岩山真,浦本直彦,大山敬三,原田隆史)
(DD主査: 大野邦夫,幹事: 市山俊治,今村 誠,根岸寛明)

日時:平成 15 年 3 月 28 日 (金) 10:30 〜 17:45
会場:情報処理学会 学会会議室(東京都港区芝浦)

議題 テーマ:メタデータと情報流通

[10:30-12:15] 一般(テキストマイニング,自動分類,RDB-XMLマッピング)
(1) 概念抽出型テキストマイニングによるアンケート分析手法の提案
○相川 勇之,伊藤 山彦,高山 泰博,鈴木 克志,今村 誠(三菱電機情報技術総合研究所)

(2) 語とカテゴリの結合の強さを考慮した特許自動分類の検討
○米森 力,原 正巳(NTTデータ技術開発本部)

(3) RDBとODBの融合技術と代数学的考察
○小松誠(メディアフロント)

[13:15-15:00] メタデータ標準の活用と情報流通
(4) メディアデータに対するアノテーション記述仕様の策定とその応用
○伊藤一成(慶應義塾大学理工学研究科開放環境科学専攻)

(5) 日本語学習教材におけるEMLを使ったモジュール化の試み
○中挾知延子(東洋大学国際地域学部)

(6) 地域を対象とした地図コンテンツ流通機構の提案
◯南野謙一,阿部昭博,渡邊慶和(岩手県立大学ソフトウェア情報学部)

[15:15-16:25] メタデータ自動抽出とその利用
(7) 文書構造情報の抽出とメタデータ化
○川崎洋治(ジャストシステム),野村直之(法政大学エクステンションカレッジ),中川尚(ジャストシステム)

(8) 文書記述内容のメタデータ化について
○斉藤孝広(富士通研究所)

[16:35-17:45] 編集・引用行為情報の視覚化
(9) 情報視覚化記述手法の開発
○田辺祥,砂岡憲史,佐藤克巳,横山節雄,宮寺 庸造(東京学芸大学)

(10) 技術文書引用情報の可視化
○小川 知也,渡部 勇(富士通研究所)


***論文募集は締め切りました!***

【合同研究発表会】
◆第70回情報学基礎(FI)研究会 (主査:仲尾由雄,幹事:岩山 真,浦本直彦,大山敬三,原田隆史)
◆第38回デジタル・ドキュメント(DD)研究会 (主査:大野邦夫,幹事:市山俊治,今村 誠,根岸寛明)

○日 時 平成15年3月28日(金)10:00〜17:15

○会 場 情報処理学会会議室(東京都港区)

○テーマ メタデータと情報流通

○趣 旨
メタデータはコンテンツを管理する基盤的な技術標準であり、それを応用した情報流通の発展を促すと考えられる。昨今、メタデータは、伝統的な図書館の10進分類、ISO等による専門用語の分類、電子図書館研究コミュニティの産み出したDublin Core、セマンティック・ウェブにおけるリソース管理の標準規格からオントロジ、Webサービスにおけるプロセス記述まで、多彩な分野で注目を集めている。今後、メタデータを活用したコンテンツの分類、体系化などが注目され、標準化が進むことで、高度な情報流通の実現が期待される。セマンティック・ウェブに代表される次世代Webの情報検索も、メタデータの整備により、現状よりも「かしこい」検索へと進化しようとしている。
メタデータを知識社会の基本的なインフラとしたときの情報流通のあり方を考え、予測するのも、重要な課題である。メタデータは情報の流通においてノイズを抑止し(適合率の向上)、むだな計算量・試行回数の低減、ひいてはネット帯域幅の有効活用に貢献するはずである。また、情報内容に対する視点や、利用目的、所属などの属性がメタデータで明示されることにより、異種のコンテンツを安心して混在させ、流通できるようになる、と期待される。このような情報流通には、コンテンツの構成要素ごとに細やかに設定し制御できるセキュリティも重要である。
以上の趣旨に基づき、メタデータと情報流通に関する理論・応用両面の研究、ならびに、ディジタル・ドキュメント一般、情報学基礎一般の論文を幅広く募集する。

○発表申込方法
発表題目,発表者名(登壇者に○),略称所属,概要(50字程度),発表申込者連絡先(住所,氏名,Tel,Fax,E-mail)を明記の上,FIかDDかの希望に応じて,原則それぞれの照会先までE-mailで直接お申し込みください.お手数ですが送信エラーに備えてもう片方の照会先にもCcしていただきますようお願いいたします。

○発表申込締切 平成15年1月21日(火)

○照会先 FI:中挾知延子 (東洋大学国際地域学部)
       DD:野村直之(法政大学エクステンションカレッジ)

★ 受け付けは先着順で行なっております。締切間際になりますと、申し込み件数によりましては次回の研究会にまわって頂くようお願いする場合がございます。申し込みを予定しておられます方はなるべく早めにお申し込み下さい。
★ 締切り後の発表キャンセルは原則としてできません。発表申し込み後にキャンセルの必要が生じた場合にはなるべく早く御連絡下さい。
*E-mailでの申込をお願いします.
*E-mailには数日以内に返信しますので,返信のない場合はご連絡ください.