情報処理学会 第86回全国大会 会期:2024年3月15日~17日

7ZM-08
受験者の視線と手の動きを用いた電子試験におけるなりすまし検出システムの開発
○横田大暉(埼玉大)
リモート環境下の電子試験において、なりすましの対策としてWebカメラを用いた顔認証や監督者によるリアルタイム監視が行われている。
しかし、カメラに細工をされている場合やカメラに写っている受験者は本人であるが、回答端末を操作している人物が別人である場合は、カメラのみでなりすましを防ぐことは難しい。
本研究ではリモート環境下の電子試験におけるなりすましの対策を目的として、カメラで撮影した動画における受験者の視線と 加速度センサで検出した受験者の手の動きを用いてなりすましを検出するシステムを開発する。このシステムを利用することで、カメラに写っている受験者と実際の回答者が異なる場合に検出することができる。