7ZL-07
Society5.0をめざす教育改革の推進 -k-12AIカリキュラムを導入する国との対比を通じた現状の認識と諸課題の克服
○栗林利昭,須藤 修(中大)
内閣府は、一人ひとりが多様な幸せを実現できる社会Society5.0の実現に向け、子供目線行政への転換、アジャイルな軌道修正が、進化・発展に繋がると指摘している。子供たちは急速に人間社会に影響を及ぼしている新たな技術に対して、ネイティブであり、指導する学校、教師は多くの困難を感じている。特にAIをどのように学校教育に取り入れるのか、学校の改革をどのように進めるのかが、大変重要な課題となっている。そこで、教育改革に大胆に取り組み、AIを初等中等教育カリキュラムに取り入れた国との比較を通じて、日本の教育の改革の現状を認識し、その課題に必要な視点と、社会変革とカリキュラムの溝を埋めるカギについて考察する。